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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #1:「計画性」スケジュール

「アイビーリーグ」という響きは正直に言うとカッコよかった。

この記事は、筆者が数年前に留学しようと決めてから、そんな単純な理由でアメリカのアイビーリーグの理系大学院に入学、そして卒業した話だ。

ちなみにアイビーリーグとは、もともとはスポーツ連盟の名称だったようなので、まあ日本で言うところの「東京六大学」だろうか。明らかに「アイビーリーグ」の方が響きがいい。Wikipediaによると、

アメリカ合衆国北東部にある8つの私立大学の総称。米国の政財界・学界・法曹界を先導する卒業生を数多く輩出しており、米国社会では伝統的に「東海岸の裕福な私立エリート校グループ」と捉えられている。

Wikipedia:「アイビー・リーグ」

とのこと。うん、やっぱりかっこいい。一応知らない人のために、その大学を羅列しよう(アルファベット順)。

お笑い芸人のパックンさんが卒業したハーバード大学や、成田悠輔さんが勤めるイエール大学などが有名だろう。後にも書くが、大学院への留学を目指すとなると、そこそこまとまった時間が必要である。そしてそれには、一定期間モチベーションを保つ必要がある。そんな時に「こんなとこに入ってやるぜ!」的な意気込みは、個人的には必要なインセンティブだと思っている。

それでは留学の話を書いていくが、「こんなところでしたー!」とか、「面白かった!」とか、「行って良かった!」などのよくあるありきたりの感想だけでは、せっかく読んでいただいてもあまり意味がない。まあ娯楽的には面白いかもしれないが、読んでも「そっかー」で終わるし、情報量が少ない。個人的には、最終的にはこれを読んで自分もやってみたい、と思って欲しいだけでなく、実際に体験して欲しいと思っている。したがって、これ以降の有料記事においては、どのように準備し、どのようなステップを踏んで入学まで至ったのかもきちんと記載する。

このシリーズは全部で6回となる予定であり、この note はその第1回目である。第2回以降も有用な情報を書いている。ぜひ読んでほしい。



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