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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話

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「そうだ、アイビーリーグに行こう」英語もそんなにできない筆者が留学を思い立ち、アイビーリーグを目指し、実際に合格して渡米するお話。その中で身につけたスキルや必要な情報を余すところ… もっと読む
全6話から構成されています。 #1 :「計画性」スケジュール #2 :「厄介者」TOEFL対策 #3 :… もっと詳しく
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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #6:「はじめてのおつかい in USA」留学中

アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #6:「はじめてのおつかい in USA」留学中

初めての留学は初めてのおつかいと似ている。

最初はなんもわからない。どんなに調べていったところでわからないことが多すぎる。異文化とはよく言ったものだ。言語が違うだけじゃない。そもそも考え方が全く異なる。そうなると最初は本当にではじめてのおつかい状態になる。

まずは言語の壁だ。

これまで TOEFL や GRE を勉強してきた。久しぶりにこんなめちゃくちゃ勉強したことだろう。そりゃ英語力がつい

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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #5:「めんどい」出国までの手続き

アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #5:「めんどい」出国までの手続き

手続きってのはめんどくさい以外の何ものでもない。

その前にとりあえず「おめでとう」だろう。読んできた方の中には、念願の合格通知を手にいれ、留学の準備に取り掛かろうということでこの記事を読んでいる方もいるかもしれない。本当におめでとう。

ちなみに実際にアプライしてから合格通知が来るまでは、ただただ待つしかない。合格通知が来るまでひたすら待つ。たまに提出書類が揃っていないなどの連絡がくることもるの

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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #4:「未知との遭遇」出願対策

アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #4:「未知との遭遇」出願対策

未知との境遇だ。

アメリカの大学への入学に入学試験などはない。確かに TOEFL と GRE はある。それは今まで説明してきた通りだ。しかし、大学固有のいわゆる筆記試験などは課されない。その代わりにあるのがレジュメ、エッセイ、そして推薦文の提出である。

これが、日本人にはなかなか馴染みがない。

履歴書はまあわかる。空欄を埋めるだけのやつなら、アルバイトに応募するときに書いただろう。また、エン

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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #3:「無理ゲー」GRE対策

アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #3:「無理ゲー」GRE対策

GRE という無理ゲー。そしてアメとムチ。

TOEFL でそこそこの点数が取れ、最終的な目標の点数を取れることが視野に入ってきたら GRE の勉強を始める頃だろう。ただ、この GRE というテストは正直な話、無理ゲーだ。それも当たり前で、このテストはそもそもネイティブ向けのものであるからだ。普通の日本人にはできっこない。

これまでの英語の授業で全く習わなかった単語がわんさか出てくる。いつ使うん

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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #2:「厄介者」TOEFL対策

アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #2:「厄介者」TOEFL対策

TOEFLという厄介なやつ。

ヤダ。早く終わってくれ。テスト1回の値段高すぎ。手応えと点数が比例しない。そして、できることならもう一生やりたくない。これが筆者がTOEFLへの思い出。

TOEFL に取り組むと、最初は英語を学んでいる楽しさとか、それによって点数が上がる嬉しさとか実感できる時期もある。「英語聞き取れるようになってきてるじゃん!」とか。ただ、最後の方はただただしんどい。点数が上がら

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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #1:「計画性」スケジュール

アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #1:「計画性」スケジュール

「アイビーリーグ」という響きは正直に言うとカッコよかった。

この記事は、筆者が数年前に留学しようと決めてから、そんな単純な理由でアメリカのアイビーリーグの理系大学院に入学、そして卒業した話だ。

ちなみにアイビーリーグとは、もともとはスポーツ連盟の名称だったようなので、まあ日本で言うところの「東京六大学」だろうか。明らかに「アイビーリーグ」の方が響きがいい。Wikipediaによると、

とのこ

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