アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #4:「未知との遭遇」出願対策
未知との境遇だ。
アメリカの大学への入学に入学試験などはない。確かに TOEFL と GRE はある。それは今まで説明してきた通りだ。しかし、大学固有のいわゆる筆記試験などは課されない。その代わりにあるのがレジュメ、エッセイ、そして推薦文の提出である。
これが、日本人にはなかなか馴染みがない。
履歴書はまあわかる。空欄を埋めるだけのやつなら、アルバイトに応募するときに書いただろう。また、エントリーシートなどでも書いたことがあるかもしれない。エッセイ。大学入試に小論文を課しているところもあるだろう。馴染みは無いものの、卒論などをやったことがあるならば経験があると言っていいだろう。じゃあ推薦文はどうか。よく知らない。推薦文だって?そんな文化は日本にない。誰かに推薦してもらうことで何が保証されるというのか。さらには英語の推薦文を誰かに書いてもらうなんて、この日本でできるのか。
これらは正直なかなか曲者である。文化として普通にある国にいるのと、あまり重要視されていないがためにあまり学習してこなかった国とでは、その出来に違いが出るのは当たり前だろう。しかしながら、TOEFL や GRE にできるだけ時間を確保したいのに、一からそれらを勉強するのでは時間がかかりすぎる。
そんな時はやっぱりテクニックに頼ろう。どんなものにだってフォーマットはある。そして戦略が必要だ。何にも知らなきゃ他の人と張り合えないと言っていい。この後の有料記事ではレジュメ、エッセイ、そして推薦文で、簡単に優位に立つためのテクニックを紹介しよう。
また、この記事は「アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話」の第4話である。第1〜3話も是非読んで欲しい ↓
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