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アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #3:「無理ゲー」GRE対策

GRE という無理ゲー。そしてアメとムチ。

TOEFL でそこそこの点数が取れ、最終的な目標の点数を取れることが視野に入ってきたら GRE の勉強を始める頃だろう。ただ、この GRE というテストは正直な話、無理ゲーだ。それも当たり前で、このテストはそもそもネイティブ向けのものであるからだ。普通の日本人にはできっこない。

これまでの英語の授業で全く習わなかった単語がわんさか出てくる。いつ使うんだこんな単語、ってつっこみたくなる。わかんないし調べようと思って辞書をひいても、日本語の意味さえわからない。無理だろ。しかし、アメリカの理系大学院ではこの GRE の点数を求めてくるところが多い。やらなきゃならん。

じゃあムチはわかった。アメとは何か。それは数学だ。くそ簡単。理系舐めてんじゃねぇよ。なんでこのくそ難しい英語とくそ簡単な数学のテストが、同じレベルとして並列にされているのか。MIT の学生もこんなテストで測られているのか。まったく信じ難い。

理系大学院を目指しているということは、あなたはもちろん理系なはずだろう。それならば数学は何も問題ない。簡単すぎて気をつけなければならないところもあるくらいだ。

そして TOEFL が早めに終わっていれば GRE 対策に十分な時間が取れる。しかし大抵そうはならない。TOEFL と並行しなければならなくなる。そうなると無理ゲーに拍車がかかる。

したがってこの GRE は、正攻法では歯がたたない可能性がある。戦略が必要だ。これ以降の有料記事では GRE をどのように取り組んでいくか、その戦略を書いている。有料記事らしく Anaritical Writing で使用できるテンプレも載せている。これはかなり使えると自負している。

この記事は「アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話」の第3話である。第1話と第2話も是非読んで欲しい ↓


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