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shinshinohara
2024年1月19日 10:31
学習は自発的、自主的であるほうがいい、と思っている人がほとんど。ところが自主的自発的でないからやむなく無理やり強制、命令するしかないのだ、という人も多い。自主的自発的に学ぶのは、ごく限られた一握りの人間だけができることなのだ、と思われているフシがある。しかし。私は不思議に思う。(早教育を強いられている子を別として)小学校就学前の幼児はまず間違いなく学習意欲のカタマリだから。学ぶことが大好き。「
2023年11月16日 10:54
失敗を楽しんで観察するとよい、と提案すると、「成功体験を積むことも大切」という指摘を頂くことが多々。私も成功体験を積むことには賛成。でも、指導する側が成功体験を積むことに意識をフォーカスさせることは、いろいろ不都合が起きやすいと考えている。成功体験を積ませようと指導者が意識すると、子どもからしたら成功を急かされる感じになりやすい。指導する側も、早く成功させようと急かしたくなる気持ちになり、失敗
2023年8月3日 08:23
おねしょを直す方法として、面白いアプローチを聞いたことがある。寝る前に水分たっぷりとって、「ジャンジャンおねしょしよう!」と伝えることだという。すると、病気が原因などは違うだろうが、程なくしておねしょしなくなるという。この話は人間心理を考える上で興味深い。私達は失敗したとき、「失敗しちゃいけない」と考えがち。失敗を禁止事項として伝えれば失敗せずに済む、と考えがち。だから子どもや部下に「失敗しち
2023年1月30日 19:21
FB友が「気を遣うと損をする、気が利くと得をする」という言葉を紹介。大変面白い。「気を遣う」と「気が利く」はよく似ているのに、なるほど、違いがあるように思う。「気を遣って疲れた」という言葉をよく聞く。なぜ疲れるのかを考えると、自分が相手にどう見られるかを心配しているからかも。こんなことをしたらどう思われるだろう?あんなことをしたら変に思われるかな?と、自分の見え方を気にしているのが、この場合
2021年11月2日 18:30
子どもや部下が失敗すると厳しく叱責すべきだと考える人がいる。育児書や部下育成本でもそう推奨している本を見かける。叱られて嫌な思いをしたら失敗することがイヤになり、失敗しなくなるだろう、という発想なのだろうか。しかしそれは、「失敗」と「危険」を混同してる気がする。失敗を叱られた人は、私の見るところ、「ああ!すみません!」と言って、もうそのことには関わらないようにしよう、と拒否感を持ってしまうこ