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AugLab活動まとめ

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身体的・感性的な拡張技術によるWell-beingの実現を目指して、パナソニックが進めるAugLabの活動メモです。
運営しているクリエイター

#SDGs

ロボットの社会実装時間軸で本当にSDGsへの貢献は間に合うのか?

SDGsブームが続いています。「SDGs」という言葉を聞かない日はないくらいメディアでも当たり前の言葉になり、Eテレみたいな子供向け番組でも使われていて、スゴイ時代になったもんだと思うわけです。

いや、ちょっと待てよ。このSDGsを作ったのは国連だったはず。そんなバズワードだけみたいな取り組みは、流石にしないでしょと思い、ちゃんと調べてみると、ガチガチに時間軸が切られたKPI設定されていて、迂闊

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ヒトより1000万倍大きい地球と1/1000万小さいウイルス。

ヒトより1000万倍大きい地球と1/1000万小さいウイルス。

『マルチ・スピーシーズ・デザイン』ーーー。
この言葉を初めて聞いたのは10月頃。そこから2ヶ月くらいで、違う人から5回ほど聞いた。流行っている???

これまでの人類は人のことを主に考えてきたけど、人以外の動物はもちろんのこと、植物や微生物など複数の生物種との共生をしっかりと考えて行きましょう!というのがざっくりした概念かと思います。

マルチスピーシーズ海外だと「Multispecies sus

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水、空気、苔を使ったプロダクトで伝えたかったこと

水、空気、苔を使ったプロダクトで伝えたかったこと

7月6日。テクノロジーによりWell-beingの実現を目指す「Aug Lab」の2020年度の共同研究パートナー(We+, Loftwork)との取り組み成果報告会をメディア向けに行いました。

「自然とテクノロジーの関係をもう一度考えてみる」ということで、あんまりメディアには受けしないかなぁとも思っていたのですが、Web媒体を中心にCNET、産経、MONOist、日経クロステック、ITメディア

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共に育ち、共に創る。オープンイノベーション、共創、リビングラボのハブとしてのSTEAM教育。

共に育ち、共に創る。オープンイノベーション、共創、リビングラボのハブとしてのSTEAM教育。

昨日、パナソニック センター東京に"AkeruE"というクリエイティブミュージアムがオープンしました。

博物館と美術館と工房が混ざったような体験型のその施設は、本当に素敵で、子供だけでなく、大人も楽しめること間違いなし!のオススメスポットです。

そんなAkeruEのオープニングイベントのトークセッションに参加させてもらいました。

テーマは、未来の教育。特に、STEAM教育。

ということで、

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石川善樹さんへのインタビューで知ったWell-beingの幅の広さ

石川善樹さんへのインタビューで知ったWell-beingの幅の広さ

先日、Well-being研究者 石川善樹さんと話す機会がありました。私自身、Well-beingという考え方は個人に関することかと思っていたのですが、それだけではなく、企業や社会と言った視点でも考える必要があると思いましたので、今の考えを纏めてみたいと思います。
※あくまでも私個人の理解です。

Well-beingとは誰にとっての何なのか?英語をそのまま理解すると、well(良く)、being

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