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国士舘高校三年生秋編
文化祭では柔道部総出で餅作りを売ります。
釜で米を炊く係、餅をつく係、切り分け味付け係、販売係などなど様々な仕事があり、中高6学年で協力して行います。
中学一年生から高校三年生までみんなで役割分担するため、誰も文化祭を楽しむ事はできません。笑
そんな中、女装コンテストや歌コンだったりでこっそり抜けて行く高校生に監督はいつも怒っていました。笑
田嶋も女装コンテストに出場したことがあり、だいぶキモかっ
国士舘高校三年生春編
いよいよ最終学年が始まった。
目標は個人団体合わせて『五冠』
インターハイ予選まであっという間だった。
まずは支部大会。
ここでライバルの同級生も怪我から復活して参戦。
日体荏原に強豪選手2人もいてハイレベルな支部大会だったが、同級生と2人で決勝を戦った。
この時は私が勝ち、都大会でも決勝で戦おうと話した。
都大会では、準決勝で日体荏原の選手に負けた。
試合の時、日本一になった選手としてのプレッ
国士舘高校三年進路編
『監督、進路について話があります。両親に来てもらうので、いつ都合が良いですか?』
『分かった、何曜日何時から学校の小会議室で』
その日まで頭を整理して、担任とも作戦会議をした。
独特な空気感の中、私の
『筑波大学に行きたいです』
から四者面談が始まった。
•将来教員になりたい
•しっかり勉強もしたい
以上2点の簡潔な理由で議論を始めた。
父から
『本人のやりたいようにやらせたい』
監督からは、
国士舘高校二年生選手権
人生初の全国大会開幕。
半端ない緊張があった。だけど、普段稽古をつけてくれた大学生や、強すぎるチームメイトとの練習を思い出すと、『稽古してきた相手より強い奴はいない』と思えた。
自分の良さを存分に出して暴れてやろう、楽しくやろうと、緊張よりもワクワクが勝った。
試合前廊下である先輩と話した。(2017.18.21年の世界女王)
『インタビューです。本日優勝の田嶋選手、今の気持ちをどうぞ!』
『サ
国士舘高校一年生後編
秋になる頃、東京都では学年別の3人制団体戦がある。
メンバーに選ばれていたが、夏休み末の怪我で試合場係になってしまった。
両親は来なかったが、おじいちゃんが見に来てくれた。
試合後、焼肉に連れて行ってくれた。
『試合に出ていなくても、元気な顔を見れて良かったよ』
つらかった。悔しかった。
良くなってくるといつも怪我をした。
けどそれは割と慣れていた。
自分らしいなって思いながら、できることは何か考
国士舘高校一年生前編
中学時代、勉強の方で学年順位はだいたい2番だった。(国士舘中学は40人ほどしかいないが)
高校に上がる際、中学担任からは一般クラスを勧められた。
「お前の頭なら普通にやっていけるし、むしろ一般クラスでやった方がいい」
それでも、先輩たちがスポーツクラスで楽しそうにしているのに憧れて、スポーツクラスを選択した。
正直、あまり良い選択ではなかった。
スポーツクラスの授業は課題を終わらせて寝ていた。