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主婦のための料理学校

『美味しい』を作る、『理由』から学ぶ。
もっと美味しい料理を作りたい。 もっと自分の時間を作りたい。 もっと家族を喜ばせたい。 心からそ… もっと詳しく
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#家事

フレンチシェフが教えるチキン南蛮のレシピ

フレンチシェフが教えるチキン南蛮のレシピ

揚げたての鶏もも肉を甘酢ダレの中にくぐらせて、タルタルソースをともに食べるチキン南蛮。

本来は鶏胸肉で作るのが正しいチキン南蛮らしいですが、個人的には鶏もも肉で作ったもののほうが好みですので、このレシピでは鶏もも肉を採用しています。

■用意するもの・包丁、まな板
・手鍋
・トング
・ホイッパー
・ボール2個
・温度計
・揚げ物用の鍋に油をいれて事前に予熱しておく
・バットとそれにあう大きさの網

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寒い時期に染みる。フレンチシェフが教える『塩豚のポトフ』 レシピ

寒い時期に染みる。フレンチシェフが教える『塩豚のポトフ』 レシピ

これからの季節、寒くなってくるとより美味しく感じるのが『煮込み料理』ですよね。
とろとろに煮込まれたお肉とお野菜。

それらの旨味が凝縮したスープ。

美味しくない訳がない。

厳密には、ポトフは牛肉を使うもので豚肉を使ったものは『ポテ』という料理名になります。

フランスの山岳地帯、オーベルニュ地方の郷土料理ですね。

ただ、『ポテ』というよりも『ポトフ』と呼んだほうが、一般的には伝わりやすいと

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パスタのド定番 『ボロネーゼ』 のレシピ

パスタのド定番 『ボロネーゼ』 のレシピ

挽肉ゴロゴロの旨味たっぷりボロネーゼのレシピです。

これは実際に僕がお子様メニューを作る際にも提供しているものと同じ作り方になります。

「普段偏食で、完食することなんて無いんです。」
とおっしゃっていたお子様が、大人が食べるサイズのこのボロネーゼをぺろりと平らげていました。

そしてその子から一言。

「おじさん!美味しかったよ!!」

、、、。

まだ25歳です。。。

ともあれ、あの一切忖

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朝食のお供に 『大根と梅干しの漬物』 レシピ

朝食のお供に 『大根と梅干しの漬物』 レシピ

朝食のお供に梅干しの酸味が効いた大根の漬物があったら、。

ほんの少しだけ、気分が上がるような気がしないでもない、、、。

まあ何にせよ、朝食ご飯派の方は副菜が多いほうがいいに越したこと有りませんよね。

しかし、朝の限られた時間の中で時々に何品も仕上げるのは大変ですよね。

そこで、今回は簡単につくれる作り置き副菜。
『大根の漬物』を紹介します。

■用意するもの
まな板、包丁
ピーラー
ボール

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意外と簡単に作れる『アクアパッツァ』 レシピ

意外と簡単に作れる『アクアパッツァ』 レシピ

西洋の魚料理のなかで、最も馴染み深いものがこの『アクアパッツァ』なのでは無いでしょうか?

特殊な調理器具や面倒な工程も必要無いので、比較的どのご家庭でも再現し得る料理。
にも関わらず、見栄えも良いためハレの日向きの料理というのが魅力的ですよね。

早速作り方を見ていきましょう。

■用意するもの
まな板と包丁
具材が全て入るサイズ感の鍋と蓋
テフロン加工のフライパン

アサリは事前に砂を吐かせて

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旬の秋ナスを味わう 『茄子の揚げ浸し』 のレシピ

旬の秋ナスを味わう 『茄子の揚げ浸し』 のレシピ

秋ナスのねっとりとした質感に旨味をたっぷりと含ませる『茄子の揚げ浸し』。

日本人であれば誰でも食べた事があるであろうこの料理はアレンジの余地が少ない、王道の料理であると感じています。

だからこそ、煮汁の作り方、茄子の加熱の仕方等。

少しのコツを実践するだけで、他とは違う仕上がりになります。

それでは作り方を見ていきましょう。

■用意するもの
まな板と包丁
揚げ物用鍋
揚げ油
温度計
バッ

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旨味抜群!! 『アンチョビとフレッシュトマトのポモドーロ』

旨味抜群!! 『アンチョビとフレッシュトマトのポモドーロ』

今回はアンチョビの旨味がトマトソースにたっぷり溶け込んだポモドーロのレシピを紹介します。

アンチョビと聞くと魚の生臭さがあると感じる方がいるかも知れませんが、それを消した上で旨味を引き上げる方法までしっかり解説していきます。

以前にもパスタのレシピは紹介しているので、そちらと合わせて確認して頂くことで、より理解が深まると思います。

■用意するものまな板、包丁
パスタを茹でることが出来る鍋

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フレンチのトップシェフが教える『角煮』の作り方

フレンチのトップシェフが教える『角煮』の作り方

箸でほろりと崩れる角煮の紹介です。

圧力鍋などは使いませんので、どのご家庭にも有るであろう鍋で作れるレシピです。

早速作り方を見ていきましょう。

■用意するもの包丁、まな板

フライパン
オーブンシート(落し蓋用)
リードペーパー

■作り方

1.食材の用意

・葱

・生姜

・にんにく

大きく切り出すと、小さいときよりも多くのメリットがあります。
そのメリットについては後ほど後述さ

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フレンチシェフが紹介するレシピ 『ベーコンとキノコの中毒系ピラフ』

フレンチシェフが紹介するレシピ 『ベーコンとキノコの中毒系ピラフ』

ベーコンとキノコの旨味をたっぷり吸ったピラフの紹介です。

基本的なピラフの作り方は以前まとめた物ものがありますので、ぜひそちらも参考にしてみて下さい。

今回紹介するレシピは実際に私が出張料理の予約を頂いた際も提供しているレシピと全く同じものになります。

味は本格プロ仕様ではありますが、ピラフ自体は作ることがそこまで難しいものではないのでご家庭でも再現しやすいものかと思います。

早速作り方を

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フレンチのトップシェフが教える「チャーハン」 炊飯器で作るレシピ

フレンチのトップシェフが教える「チャーハン」 炊飯器で作るレシピ

チャーハン作ると、めちゃくちゃコンロの周りが汚れませんか?

フライパンで綺麗に煽れず、米粒が飛び散る。
調理時間の他に片付けに時間がかかってしまうのは非効率的ですよね、

コンロの周りが汚れるのなら、米を炒めなければ良いだけです。
そもそも炒めものは時間効率がものすごい悪い。

炒めている間、フライパンから目を離すことができません。

そうすると、「ロースト」や「煮込み」の調理と違って、他の料理

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フレンチのトップシェフが教える『パスタ』 / キノコとソーセージのバターソース

フレンチのトップシェフが教える『パスタ』 / キノコとソーセージのバターソース

キノコとソーセージとチーズの旨味がたっぷり溶け込んだソースに絡んだパスタを想像して下さい。

間違いない美味しさですよね!

パスタを作る上で最も難しいのが『ソースの乳化』なのでは無いでしょうか。

ソースに濃度が付かず、シャバシャバになって美味しさ半減みたいなケース。一度は経験があるのでは無いでしょうか?

パスタソースを綺麗に乳化させるにはそれなりの知識と技術が必要です。

しかし、このレシピ

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ご飯+ハンバーグ専用 『和風ソース』 のレシピ

ご飯+ハンバーグ専用 『和風ソース』 のレシピ

今回は前回投稿したハンバーグのソース編です。

肉がぎっしり詰まった食べ応えのあるハンバーグに対して、軽い酸味のあるさっぱりしたソースを合わせます。

間違いない相性です。

最早、前回のハンバーグのレシピ専用のソースと言っても過言ではありません。

■用意するもの

・おろし金
・手鍋
・ホイッパー
・小さめのタッパーやボール

■作り方

煮詰める効果については後ほど詳しく解説させて頂きます。

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フレンチのトップシェフが作る『ハンバーグ』 絶対に割れない作り方

フレンチのトップシェフが作る『ハンバーグ』 絶対に割れない作り方

「ハンバーグを焼いている最中に肉が割れて、肉汁が逃げていってしまう。」

よくこんな意見を聞きます。

そんな皆様の悩みを解消するべく、今回は

老若男女問わず誰からも愛されるハンバーグの正しい作り方の紹介です。

僕が教えるポイントをしっかりと押さえていただければ、

今後あなたが作るハンバーグが割れることは絶対にありません。

結果には必ずそうなるべくしてなる原因というものがあります。

あな

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フレンチのトップシェフが作る『ボンゴレビアンコ』 / レシピ

フレンチのトップシェフが作る『ボンゴレビアンコ』 / レシピ

今回のボンゴレビアンコの紹介です。
多く寄せられるご意見の一つに、

「オイル系のパスタを作る時の乳化の具合が分からない」

というものが多くあります。

パスタソースの根幹ともいえる『乳化』も
正しい知識がないとできないで技術です。

今回はその乳化について詳しく解説しながら、
『ボンゴレビアンコ』のレシピを紹介していきたいと思います。

■用意するもの

・あさりが重ならない程度の広さを持った

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