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適切なアドバイスができることも大人の役目だよね?子どもの人生を台無しにする大人たち?

40歳以上の大人たちは自分の子どもに対して適切なアドバイスや助言ができませんと、子どもの人生を台無しにすることがあります。大人の役目として子どもの適正を見極めその子に相応しい導きをしたいものです。これはまた会社の先輩から後輩へのアドバイスでも同様のことです。

今回は下の記事を読んだ時に思いついたテーマです。

「大恥かかせやがって!」医学部9浪を経て58歳母をバラバラ死体にした娘が告白する「地獄の高校三者面談」


最初に、上の記事を読んだ時に思い出した私の同級生のことを書きます。もうすでに20~30年前の話です。彼ら3名が今どうなっているかは不明です。立派に医学の道で活躍しているといいのですが、果たしてどうなっているでしょうか(笑)

私の同級生の末路(笑)

10浪して地元の医学部に合格できないK君の話

K君と初めて出会った時期は小学生の時です。その後、中学、高校と一緒だったのですが、正直なところ、彼は医者には向かないと思っていました。なぜなら、おっとりしていて厳しい受験競争には対応できないと感じていたからです。彼の人間性は素晴らしくとても優しい男でした。しかし、一人っ子でのんびりと育てられた影響でしょうか。問題処理能力が遅く受験勉強にうまく対応できていませんでした。このことは学校の先生も気が付いていたはずですが、異なる道へ進むようなアドバイスは一切なかったようです。また、10回以上浪人できるということは比較的裕福で、両親も本人にすべてを任せていたのかもしれません。

10浪のあとどうなったかはわかりませんが、仮に合格しても彼のような医者に診断してもらうことは少し怖いところがあります(笑)。決して頭の回転が速かったわけではありませんので、別の職業を選択していれば幸いです。

7浪して底辺歯学部に入れないNの話

Nは高校1年生の時に同じクラスメイトでした。私は彼のことが大嫌いでした。なぜなら、授業中にカンニングをするような男だったからです。彼は簡単な英単語の小テストでもカンニングぺーバーを作るような最低人間でした。ですから、彼が医学部を目指していると聞いた時にはさすがに自分の耳を疑いました。(地元の一番の進学高校にカンニングをする人間がいたことも衝撃的でした。)

彼の父親は優秀な医者でした。それで自分の子どもにも医学の道に進ませたかったのかもしれません。しかし、息子は医学部に入学できるほどの学力を持っていなかったので、浪人数年目で志望学部を歯学部に変更したようです。

最終的には9回目の受験で某私立大学の歯学部に受かったようですが、彼のような歯医者に絶対にお世話にはなりたくないです。人間性は最低でしたし、おそらく金儲けしか頭にはなかったはずです。また、世のため人のためなどのような高尚な考えを持っていたわけではありませんので、彼の病院に通うような人はぼったくりの被害に遭うことは間違いないでしょう。

学級委員長かつ成績優秀にも関わらず医学部に合格しないS君の話

高校3年生の時のクラスメイトだったS君は成績が良かったのですが、なぜか現役時代と1浪時代は地元の医学部入試で不合格でした。彼が2浪している時にたまたま地元の駅で話をしたのですが、どうも彼は詰めが甘くそそっかしいところがあったようです。学級委員にもなるくらいですから人望もあり人柄も良かったので医者になったもらいたいタイプでした。しかし、大事なところで間違えるような人に診断をしてもらうことには勇気がいります。

<余談>現在の医学部入試で医者の適性がわかるのか?

ペーパー試験による判断で医者の適性がわかるとは思えません。ですが、問題処理能力と頭の回転の速さ、正確かつ緻密な思考力の一部ならば、テストでもわかるかもしれません。

最近の入試はわかりませんが、昔は小論文や面接を2次試験に導入している大学もありました。昔の東大医学部の学長が東大新聞で書いていましたが、東大医学部(理3)には医者になってほしくないような生徒ばかりが入学してくると嘆いていました。ですから、受験生の人間性や性格を知ることもまた医学部入試には必要だと思います。

私は今までに出会った医者の少なくとも7割は、人間的に問題があったと思います。そういう医者たちとは二度と会っていません(笑)。若い頃は喧嘩別れもしていました。ですから、私は医者の傲慢かつ横柄な態度にはとても敏感で、もうすでに20年以上も医者嫌いです(笑)

もちろん、立派な医者もいるはずです。私の叔父は超難関のT大学を卒業してまともな医者になりました。人間性も素晴らしく今でも尊敬できる親戚の一人です。

ちなみに、心筋梗塞で私を手術した医者も、傲慢かつ横柄な人柄で私はあまり好きにはなれませんでした。あんな医者では周りの看護師たちも相当気苦労が多いはずです。本当に気の毒です。

なお、社会人になってから実感したのですが、数学によって論理性を磨くことと現代文を通して読解力・要約力・論理力を身に付けることは本当に大切だと思いました。某学校に教育実習に行った時に、そこの教師たちの「読解力・要約力・論理力」の無さに驚き呆れたことがあります。教師の学力もピンキリでしょうが、自分の子孫を馬鹿な教師には習わせたくないものです(笑)

最低の親たち・母親の場合

私はアルバイト時代も含めて、教育関係の仕事に10年以上携わっていました。その頃に出会った保護者の中で最低の母親たちがいました。最後に、そのことについて触れておきます。

彼女たちの中には、見栄や世間体で子どもの進路を決める人たちがいました。要するに、彼女たちにとって学校がステイタスなのです。しかし、子どもには適性があって、母親が決めた道が子どもたちに合っているとは限りません。

上で取り上げたニュースでは、母親を殺した子どもが100%悪いです。しかし、その原因を作った母親にも大きな責任があります。なぜなら、子どもの話を全く聞いておらず、自分の思い通りに行かないと暴力を振るうような親だったからです。また、この母親は子どもを支配し過ぎました。

子どもの人生は子どもが決めるべきです。そして、親は子どもの夢や目標の実現のために適切なアドバイスや助言ができるようにならなければなりません。

子どもを一番見てきた人は両親です。そして、子どものことを一番理解している人も両親のはずです。その両親が子どものために言動できなくて何が親でしょうか。

子どもには子どもの人生があります。両親のエゴを満たすために子どもの人生が存在するわけではありません。その自覚がないから上のような事件が起きてしまうのです。

非常に残念な事件ですが、私は母親に対して全く同情できません。ただし、この母親はその母親(つまり犯人の祖母)に支配されるような人生だったのかもしれません。このような極端な支配力は代々連鎖する可能性があります。親の極端な教育姿勢は連鎖します。身に覚えのある方は十二分にご注意下さい。

<今日の3行日記>

今日は昼頃まで氷点下の寒さでした。
この寒さも明日以降は和らぐようです。
今冬の寒さの峠は今日かもしれません。




今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。




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