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本を片手に

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大好きな本について書いたnoteをまとめたマガジンです📚
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ガラスの仮面にハマっています。

ガラスの仮面にハマっています。

子どもの頃、あまり縁がなかったものの一つが、漫画。

家にも置いてなかったし、両親もあまり漫画を読む人たちではなかったことも影響していたのかもしれない。

唯一読んだのが、ドラえもんの学習漫画。
それから、動物のお医者さん。
両親の好みが良い感じに透けて見えるラインナップだ。

自分の意思で手に取った漫画、で言うと
高校生の頃に図書館で見つけた「ベルサイユのばら」だったと思う。

もうそろそろ読み

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覚え違い、再び。

覚え違い、再び。

元気になりたい時にすることの一つが
福井県立図書館が公開している「覚え違いタイトル集」を読むことだ。

司書さんがレファレンスの中で遭遇した
うろ覚えのタイトルや著者名などをリストアップして公開しているもの。

これがまさしく抱腹絶倒もので、人前では絶対読めないのだが、
笑って元気になれる特効薬なのである。

一度noteでも紹介したことがあるので、記事をしれっと挟んでみる。

先日書店に行ったら

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コロナ療養中の読書録②

コロナ療養中の読書録②

前回はこちら。

療養中に読了した本が他にもあったので、
第二弾も書いてみました。

ではでは、参ります。
前回と同じく、「タイトル(著者名 ※敬称略)」で表記しております。

※3/7追記:
 うれしいお知らせをいただきました🎉
 ありがとうございます!

いろいろ(上白石萌音)知り合いでもないのに萌音ちゃん、と呼びたくなる、大好きな女優さん。
何もかもを包み込んでしまうような魔法のような歌声

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砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからなんだ…。

砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからなんだ…。

ちょっとユニークな、冬休みの宿題。
さかのぼること10年ほど前、高校生の時のことである。

授業が終わると、さて何の本にしようか、と
教室中がわいわいがやがや。

好きな映画の原作本にする!とはりきる子。
好きな作家の本からどれにしようかと悩む子。
普段本なんて読まないからわからん!と騒ぐ子。

私の頭の中も、いろんな本が行ったり来たりする。

その中で、ぽんっ、と
トースターからパンが跳ね上がる

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コロナ療養中の読書録

コロナ療養中の読書録

何日か前にちらっと書きましたが
コロナをうっかりもらってしまい、しばし療養中の身でして。

少し症状が落ち着いてからは、
せっかくの機会なので気になっていた本を調達して読みふけっておりました。

ということで。
療養中に読んだ本たちを一挙ご紹介!という形で
note再開します🔔

※( )内は著者名です。勝手ながら敬称略で記載させていただきます。

妄想美術館 (ヤマザキマリ&原田マハ)ヤマザ

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Kindle本セールで買ってみた

Kindle本セールで買ってみた

先日、ふと本が読みたくなって
Amazonでほしい物リストに入れていた本から、何を買おうかと考えていたら

気になっていた本がとっても安くなっていることに気づいた。

なんでだ?と調べてみたところ、
どうやら電子書籍限定ではあるがセールをやっているものがあるらしく。
知らなかった…!

ということで何冊か一気にまとめて購入した。
大人買い、と言えるほどの量ではないけれど
すごく満たされた気持ち。

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「けんた・うさぎ」を手に、童心に帰った日。

「けんた・うさぎ」を手に、童心に帰った日。

今日はなんだか、紙の本が読みたいなあ、と
本棚を物色していたら
こんな本が出てきた。

こ、これは…また懐かしい一冊だ!

そう、これは
私と兄弟が幼いころに、母がよく読み聞かせてくれた本なのだ。

なんて言ってみたものの、どんな話だったかさっぱり思い出せず

ちょうど家にいた母に「これ、どんな話だっけ」と聞くと
「あんなに読み聞かせたのに…」とがっかりされた。ごめんよ。

ついでに
「そうなのよ

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お金と向き合ってみる

最近重い腰を上げて
ようやく手をつけ始めたものがある。

お金について学ぶこと。

お金のことって
なんとなく家族にすら聞くのはタブーな感じで育ってきたけれど、

高校の頃、リボ払いは絶対にあかん!と力説する先生に圧倒されたり、

社会人になってはじめて給料の明細を見て
税金の額に慄いたり、

一時は傷病手当金に救われたりもして。
(これは本当にありがたかった)

いろいろ経験してみて
やっぱり知

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ほめ言葉のシャワーを浴びて

ほめ言葉のシャワーを浴びて

買い物に出かけて
あ、これ素敵。と思うものに出会っても、
本当に要るかな?とつい迷ってしまう。

そんな私の例外は、旅行中の買い物だ。
旅の間は、心のアンテナに引っかかったものは、基本的に連れて帰るようにしている。

どうしようかな、と迷う時間も、
あとからやっぱり買おう、と引き返す時間も
旅先だと何だかもったいなくなっちゃうのだ。

そんなものたちの中で、お気に入りの一つが、
「ほめ言葉のシャワ

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愛すべきモフモフは、私をより心配性にさせる。

愛すべきモフモフは、私をより心配性にさせる。

自分のペットのことを語るときほど、
人がふにゃんとした無防備な表情をする瞬間ってないなあ、と最近思う。

かわいくて、愛しくて、
可笑しくて、温かくてしょうがない。

私もときたま、我が家のイッヌとのエピソードをつづることがあるが、
こういうあふれんばかりの気持ちは、私の言葉ではまだまだ表現しきれていない気がする。

そんな愛するペットとの暮らしを、
もし、作家さんがつづったとしたら。

というわ

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絵本「まどをさがして」

絵本「まどをさがして」

「なんて素敵なタッチだろう!」と
Twitterで見かけて、思わず一目でココロひかれてしまった

小林さきさんのイラスト。

そんな小林さきさんが絵本を出されたとのことで
さっそく拝読した。

※以下、物語のあらすじに触れます。

物語の舞台は、とある不思議な町。

この町では、手紙はぜんぶ、紙飛行機に折られて、
お届け先の窓へと飛んでいく。

そんなこの町で生まれた「しろいかみ」。

他の手紙た

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表紙に惹かれて購入したこちらをお供に過ごす、連休最後の日😌

https://amzn.to/3h21vwJ

「フラワーフェアリーズ」にココロときめき。

ここ数年、お気に入りで時たま通っている本屋さんがある。

店内にあらゆるジャンルの本がひしめき合っていて、
一山でも崩れたら、出口を見失いそうな古本屋さん。

四方八方を本に囲まれていて、本たちが今にも迫り来る感じが、
窮屈なはずなのに不思議と居心地が良くて、
つい通りがかると立ち寄ってしまうのだ。

最近、その本屋さんで
思わず一目惚れして買ってしまったのが
こちらの本。

(※中古品なら3,0

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懐かしのケータイ小説

懐かしのケータイ小説

ちょうど、中学か高校の頃に大いに流行った、ケータイ小説。

当時まだスマホなんて全然普及していない頃だったので

ガラケーの小さな画面で、ボタンをぽちぽち押しながら
読んでいたのを思い出す。

友人たちが何かと厄介な恋愛にハマりやすかったこともあってか、
まともに恋愛一つしたことない割に不思議と醒めていた当時の私には、

ケータイ小説で繰り広げられる恋愛は
いい具合に現実離れしていて、ある意味で夢

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