【防災】トルコ・シリア地震はなぜあれほど被害が出たのか?
みなさん、こんばんは!
ここまろです!!
先日、トルコとシリアの国境付近で最大マグニチュード7.8の大地震が発生しました。
その影響で、トルコ・シリアでは合わせて2万人以上(2/11日現在)の死者数が出て、「72時間の壁」を超えた今、いまだにがれきの下で助けを求めている人がたくさんいるそうです。
実際の「震度」を測定することは難しいですが(震度はそもそも日本独自のものですから)、報道機関の画像や動画を見ている限り、
かなりの建物が崩壊しているみたいです。
実際に、東北大学の大野晋准教授の調査によれば、震度7相当の揺れだったのではといいます。
しかし、トルコも日本と同じく「地震大国」なのです。
なのに、なぜ東日本大震災を上回る死者数が出て、なぜ建物がこんなに崩壊したのでしょうか?
今日はそれの話をしていこうと思います!
まずは自分なりに考えてみましたが、
私が思えるのは…
①耐震ができていなかった?
②地震に関する防災意識があまりなかった?
③みんなが家にいる時間帯に起きたから?
④地震の仕組みがいつもとは異なった?
くらいでしたね。(◍꒪꒳꒪◍)՞
でも実際に調べてみたら、いくつかの原因がある程度わかったので、それをみんなにも共有したいと思います!
それでは、レッツゴー!!GO!!GO!!ヾ(>∇<*)o
①建設基準に不備
実は、1999年にトルコ北西部に大きな地震が発生し、その結果1万7000人が亡くなりました。
もちろん、トルコ政府その地震の後には地震に耐えられるように建設基準を高くしたのですが、
その基準を満たしている新築の建物は少なかったそうです。
さらには、トルコ政府は基準を満たさない違法建築物には、「処分免除」という、一定の金額を払うことで法的に見逃すというものが存在していたのです。
その結果、そのほとんどが今回の地震で崩壊してしまいました。
②直下型地震で、そもそも予知ができなかった
今回の地震で被害が大きかった2つ目の原因として、「直下型地震」だったというのも言えるかもしれません。
みなさんは(とくに関東在住の方は注目)直下型地震をご存知でしょうか?
直下型地震というのは、その名の通り、地面の真下(?)で起こる地震で、
その特徴は「海溝型地震(普段の地震で、プレート同士の動きが原因)よりは規模が弱いが、震源地が浅ければ被害は通常より大きくなる」と「海溝型地震と違って、予測はほぼ不可能なので、緊急地震速報の意味がなくなる」があります。
実は、関東地方でも同種類の地震がいつ起きてもおかしくないとされていて、近年政府や学者たちの注目を集めています(まぁ、日本の権力はほぼ全部東京に集中しているからね~(ˉ ˘ ˉ; ))。
実際、今回の地震は比較的浅いところで起きたので、なんとなく納得しますね!
③「パンケーキクラッシュ」が起きたのか
3つ目の原因は「パンケーキクラッシュ」ですね。
上の開設にも書いたように、パンケーキクラッシュは「垂直」に建物を破壊するので、その上にいた人たちは数秒の間で下に落下し、下にいる人はたったの数秒で下敷きになってしまいます。
しかも、がれきの数はかなり多くなるので、救助するのにかなり時間がかかり、最終的には死者数が多くなってしまいます。
詳しくはこちらから👇
④シリアは欧米の制裁を受けていた
2011年3月15日、シリア反政府軍が近隣国から様々な支援を受けることで武装蜂起を行い、自由シリア軍を結成したことが要因でシリア内戦が発生しました。
その結果、イランの支援を受けていたアサド政権がアメリカやEUからの制裁を受け、今も続いています。
今回の地震では、トルコ側は諸外国からの支援を受けていますが、制裁の影響で、アサド政権が率いるシリアはほとんど支援を受けておらず、
それがシリアでも被害が大きくなっている原因の一つです。
最後に
以上で原因の考察を終わります!
いかがでしょうか?
おそらく多くの人は「トルコで地震が起きたんだ。ふーん。」としか思っていないかもしれませんが、
実際には日本にでも十分起こりえるので、日ごろの対策が大事です!
具体的には、家具の固定、避難用グッズ(携帯型トイレ、非常食など)の準備、ハザードマップの確認、緊急連絡先の準備などをするといいでしょう!
いつ起きてもおかしくない地震。
あなたは対策できていますか?
参考資料
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