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エッセイ集

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アラフォー等身大のエッセイたち。 個人的な感想が多いです。日記。
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記事一覧

【バイリンガルの憂鬱な日常】オチのない話はマナー違反

【バイリンガルの憂鬱な日常】オチのない話はマナー違反

結婚を機に大阪から関東へ引っ越したわたしは、文化の違いに面食らって生きていました。
その中の1つが、みんながみんなオチのない話を延々としゃべっていること。
「何を大げさな……」と思われそうですが、わたしは当時、本当に軽くパ二くるくらい驚いていました。

ダンナに訴えると、
「それ、結婚する前に言ったよね?」
「こっちの人の話に、オチや笑いを求めてもムダだよって」
と、サラリ。
(ダンナは東西どちら

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ひとりになりたくて、夏。

ひとりになりたくて、夏。

小学生の子供ふたりは夏休み。
去年の夏休みは後半に疲れが溜まり過ぎたのか、口唇ヘルペスが爆発しました。
その反省を踏まえて今年は、宿題の管理をいっさい放棄、ゲーム時間も無制限、昼夜逆転しようが知ったこっちゃない、という…いい子は真似しないでねスタンスを貫いています。
去年は勉強時間やゲーム時間も管理して、ちょっと頑張り過ぎたのだ、と。今年はそれぞれ好きなように生きることにしよう、と。
放牧したら果

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フリーライター、時代にしごとを奪われる

フリーライター、時代にしごとを奪われる

フリーランスのライターになり、約半年になりました。
お金がないので「喫茶店でアルバイトでもしようかな……?」と目論んだりもしたけれど、子供たちも夏休みになり一旦保留。
思い返せば、会社を辞めて定収入がなくなり約1年。
最近は「生きてるだけでお金がかかる」という現実を、減る一方の貯金額からヒシヒシと痛感しています。(金欠やばい)

そんな中、プレスリリースの記事を書くしごとをしていたのですが、
「こ

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アネフォー母、7才の娘にマウントを取られる

アネフォー母、7才の娘にマウントを取られる

昨年の夏、「はがきの名文コンクール」というコンテストがあり、娘といっしょに応募しました。

これは、200字以内の願い事をハガキに書いて、ポストに投函するというもの。ちなみに受賞発表も郵便で届くらしく、日本郵便が協賛してるだけあり、すべてが「郵便」にこだわったコンテストです。

こちら、詳しい応募総数は公表されていないけれど、2万通以上の応募があったとか。なんせ大賞は100万円!大賞の1名を含めて

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16年間ペーパードライバーでも、2日で運転できるようになった話

16年間ペーパードライバーでも、2日で運転できるようになった話

大げさだけど、車の運転をするだけで世界が広がった気がします。

わたしはハタチのときに、運転免許を取得。(オートマ限定)
大して運転しないまま実家を出て、独り暮らしへ突入しました。

そこから長い長いペーパードライバー生活へ。
その期間、16年です。

その間に結婚して子供もできました。
2人目が産まれて、チャリ移動に限界を感じたわたしはペーパードライバーの克服を考え始めます。。
だって上の子も下

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時代に逆行して「夜活」を1ヶ月やってみた

時代に逆行して「夜活」を1ヶ月やってみた

朝活ブームが目覚ましい中、夜活スタイルで1ヶ月過ごしてみました。

とにかく夜、眠れないのです。

子供の頃からその傾向があり、小学生のときも土日はきっちり昼まで寝ていて、いいとも増刊号とか見たことがない。子供時分、眠れないのは酔っ払った父親がうるさいからだと思っていたけど、もしかしたら根っからの体質だったのかもしれない。

そんなことを、3ヶ月に1度お世話になっているカリスマ整体師さんに相談して

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ネコちゃんロボットが料理を運ぶ風景を見て、ふと思い出したこと

ネコちゃんロボットが料理を運ぶ風景を見て、ふと思い出したこと

先日、家族でファミリーレストランへ行った。
店に入っても店員が出迎えることはなく、「お好きな席へどうぞ」の看板に従ってわたしたちは適当な席に座った。

タッチパネルで注文し、水も自分たちで取りに行く。店内に店員はほとんどおらず、ほどなくすると、ネコちゃんロボットが出来上がった料理を運んできた。

「おお~すげぇ~」
「かわいい〜!」
と、小学生の息子と娘は大興奮。
見ると店内には3台のネコちゃんロ

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世界にひとつだけの花、3つください

世界にひとつだけの花、3つください

最近、オッドタクシーというアニメを今更ながら見て、あまりのおもしろさにしばらく浸ったり泣いたりしていました。(ヒマなのかな?)

とにかくすべてが深い。

人間関係に、過去や、野望や、失望が、こんがらがって最後にはつながっていくのですが、生きるって単純じゃないよねと。
見えている部分だけがすべてではないのだと、改めて思い知るというか。

ひとまずオッドタクシー自体の感想文は置いといて、この物語の中

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身体が病むと心も病んでくる、というか荒む

身体が病むと心も病んでくる、というか荒む

インフルの嵐が我が家を襲ったこの10日間。
娘からわたし、わたしから息子、最後は息子からダンナへ。

リレーか!

最後にダンナは40度超えの熱を出し、見事アンカーを走り切りました。

フラフラで病院に行ったら、
「家族全員かかっちゃいましたね」
「娘さん、かわいかったなぁ」(娘はゆるキャラみたいな子なので、看護師さんにもウケていた)
「熱、たっかいですね~」
と、もうネタみたいになっていたそうで

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勝つか負けるか自分次第、インフルに負けるな

勝つか負けるか自分次第、インフルに負けるな

インフルエンザにかかった場合、同じ空間で生活している他の家族には、まちがいなく体内にウイルスが入ってしまうそうです。

そりゃそうだろうな。
どうがんばっても飛沫感染するインフルなら、そうなると思う。

で、お医者さまが言いました。

「発症するかどうかは、そのウイルスに自分の免疫が勝つか負けるか」
「だからおかあさんも、看病はほどほどにしてちゃんと寝たほうがいい」

これは5年前、当時小1の息子

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息子にバトンタッチしたいこと

息子にバトンタッチしたいこと

小2の娘は時計が読めない。

どうやら、
「時計を読めるようになりたい」
という気持ちがサラサラないらしい。

別にいいんだけど(良くないか)、問題は宿題が時計系だったとき。
どれだけ教えても理解しないので、いつまで経っても宿題が終わらないのだ。

これってふつう……?

息子は年長で、時計読めてましたけどね。。

娘に対してほぼ怒ったことがないわたしが、イライラしてちょっとキレてしまうくらい宿題

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ヌルッとフリーランスになりました

ヌルッとフリーランスになりました

フリーランスのライターになりました。
たぶん、なっています。
「いつから?」と言われてもよくわからないのですが、おそらく今年の2月から。

ライティングゼミと並行しながら、クラウドソーシングでライターのしごとを始めて、約4ヶ月。
全然稼げてはいないけれど、名刺も作ったし、リーガルパッドも買ったし、リリー・フランキーさんに言わせると立派なフリーライターです。

大した数をこなしているわけではないので

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「何もない日」をどう生きるか

「何もない日」をどう生きるか

生後9ヶ月の子供を連れて、保育園の説明会に行ったときのことです。

「Hランクです」と言われました。

(保活はポイント制でAから順に優先ランクが決まります)
(ちなみにAランクでも第5希望の保育園になったママもいる)
(どういうこと?)

Aランクから順に入園できる可能性が高いのですが、Hランクってもう何番目なのかもわかりません。

私は結婚と同時に、生まれ育った大阪から神奈川に引っ越しました。

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夜光虫が「朝活」について考える

夜光虫が「朝活」について考える

夜光虫ですが、「朝活」にあこがれています。

会社員をしていた若い頃にも、何度も何度も朝型人間になりたいと試みて失敗しました。
「朝型人間になれる本」なるものも、2冊ほど読んだけど効果ナシ。
なぜ早起きができないかというと、夜、早く眠れないからです。
(単純な理由)

前日どんなに睡眠不足でも、夜になったら目が冴えてしまって眠れない。
きょうはめちゃくちゃ眠たいな~と思って21時ごろベッドに入った

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