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想い入れ。

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#note

過去の愛を保存する

幼少期の思い出を振り返ると、自分が確かに愛されていた証拠がそこに存在していて安心する。

現在よりも過去の方が信用ができる。既に終わってしまったことの方が確かな気がしてしまう。今どれだけ愛を伝えられても、その愛が存在することを信じられない。

母の片付けをきっかけに、Blu-rayに残された幼少期の映像を見る会が始まった。

記憶のない出来事が映像として残っていて、私が覚えていないといくら訴えても

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なんか嫌だなあ

なんか嫌だなあ

美容院に行った。

カラーと、ストレートと、
トリートメントをする日。

10年ほど通い続けている美容院がある。
今日も行ってきた。

行けば何人かは顔見知りで、指名しなくてもなんかいつもこの人が担当してくれるなあ みたいな人もいる。

今日は、初めて見た人だ。

第一印象、なんか嫌だった。

人を第一印象で決めつける人にはなりたくないし、
人を否定する人にもなりたくないのでこんな事は言いたくない

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愛を注ぐ

真実の愛を注いでくれるはずの両親にさえ裏切られた私が、血縁関係のない他人からの愛を信じられるわけがない。

親からの愛を神格化しすぎているのかもしれない。母と父からは無性の愛を貰えるのだと、それが絶対なのだと、それさえも間違いなのだろうか。

交際相手にどれだけ愛の言葉を囁かれたとしても、どれだけ行動に表し時間とお金を費やしてくれたとしても、その愛を真実なのだと受け入れ信じることができない。

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嫌いだ 全部 好きなのに

嫌いだ 全部 好きなのに

この街の電車はいつも、人よりも上を走っていた。

今、私が住んでいる場所は地下鉄が最寄りだから、余計に街中の光を浴びて人々の頭上を走っていくこの街の電車が少し異様で、まだその光景を見慣れなかった頃は銀河鉄道みたく見えていた。

光の上に光がある。

色の上に色がある。

重ねられて、塗りつぶされて、影が出来て、また別の光になって、何度でも何度でも、この街を照らしている。

その光の間を切り裂くよう

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