S.Nekoyama

2021年にインドから尾道移住。カレー回文師(Artist)/ 土づくり(協生農法)/…

S.Nekoyama

2021年にインドから尾道移住。カレー回文師(Artist)/ 土づくり(協生農法)/インドの漬物事業Owner(ART OF PICKLE)/医療系Startupの4🦵🦶🦵🦶歩行の🐈‍⬛🏔 ·

記事一覧

スルタン反英闘争とコダヴァ族と猪・豚の料理

コダヴァ族の間で豚肉の料理が有名になった理由を調べました。 コダヴァ族はスルタン反英闘争時にインド人でありながらもイギリス側につき、ティプー・スルタンと戦いまし…

S.Nekoyama
3か月前

ピックルジャーニー2024 Day7 2024/05/04(1shantiroad再訪・スムカーへ・インドのバーベキュー)ただの備忘録、最後にレシピ公…

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づ…

S.Nekoyama
3か月前
7

ピックルジャーニー2024 Day6 05/03 (Farm to table、材料を買い出しにいく、さまざまなコダヴァ式のピックルをつくる) ただ…

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づ…

S.Nekoyama
3か月前
3

ピックルジャーニー2024 Day5 (移動日・オートリキシャドライバーと喧嘩・レコード屋・MAP(美術館)・ベンネドーセを焼く)た…

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づ…

S.Nekoyama
3か月前
4

ピックルジャーニー day4 (コダヴァ編)5/01 パップトゥ、スパイス・コーヒー農園見学、コダヴァの強い血、チリポーク、こごみの…

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づ…

S.Nekoyama
3か月前
4

ピックルジャーニー2024 day3 (マイスールからマディケリへ移動、ホームステイ)4/30 ただの備忘録

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づ…

S.Nekoyama
3か月前

ピックルジャーニー2024 day2 4/29(雑草ウォッチング・ポークピックルをつくる・インド式の多様性農業)ただの備忘録

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づ…

S.Nekoyama
3か月前
1

ピックルジャーニー2024 day1 (4/28 )ただの備忘録(ベンガルールからマイスールへの移動、人気のビリヤニ、世界最高峰のアテ、…

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づ…

S.Nekoyama
3か月前
1

カレー回文ストーリー 権太「これ害がない長いカレー粉団子」(ごんたこれがいがないながいかれこだんご)

これはカレー回文、 権太「これ害がない長いカレー粉団子」(ごんたこれがいがないながいかれこだんご) にまつわるお話です。  むかしむかし、都市「アブラノタウン」の…

S.Nekoyama
10か月前
4

美カレー黴(びかれかび) - the story of curry palindrome -

鈍い雲が空を覆い、太陽の姿を隠していたある水曜日の午後、我が家の厨房には静寂が漂っていた。その和やかな沈黙を打ち破るのは、寸胴鍋から微かに聞こえる軋む音だった。…

S.Nekoyama
1年前
5

田島「イカ欲したし、毎年カレー貸しと居ましたし、壺買いました。」

カレー回文については前の投稿を読んでくださいね。 前から読んでも後ろから読んでも読める回文をカレー縛りにしたのがカレー回文です。ここでは意味の難解なカレー回文の…

S.Nekoyama
1年前
1

山本基個展”時を纏う”と母のこと

塩アートで知られる山本基さんの公開制作を見にいく。 山本さんは海や潮流れをイメージした模様を塩で描く 儚くも時が経てば消える塩の美しい模様 彼はその表現を通じて記…

S.Nekoyama
1年前
1

INDIAN MODERN CHAI STUDY CLUB (IMCSC)

It happens 2pm to 5pm on 5th of June 2022 (Sun )@norms Mukaishima Onomichi city. What we do: モダンなチャイをサーブ モダンなインド映画上映 モダンなインド生活な…

S.Nekoyama
2年前

カレーアナグラム

カレーアナグラム...ひらがなで記載した文の文字の順番を入れ替えながら意味の通った他の文を作るという遊び ”甘唐辛子のカレー” "あまとうがらしのかれ" ↓ しらがあま…

S.Nekoyama
2年前
2
スルタン反英闘争とコダヴァ族と猪・豚の料理

スルタン反英闘争とコダヴァ族と猪・豚の料理

コダヴァ族の間で豚肉の料理が有名になった理由を調べました。

コダヴァ族はスルタン反英闘争時にインド人でありながらもイギリス側につき、ティプー・スルタンと戦いました。

スルタン反英闘争とは

スルタン反英闘争とは、主に18世紀後半にインド南部で行われた、マイソール王国のティプー・スルタンとイギリス東インド会社との間の一連の戦争を指します。この闘争は、ティプー・スルタンとその父ハイダル・アリが、イ

もっとみる
ピックルジャーニー2024 Day7 2024/05/04(1shantiroad再訪・スムカーへ・インドのバーベキュー)ただの備忘録、最後にレシピ公開

ピックルジャーニー2024 Day7 2024/05/04(1shantiroad再訪・スムカーへ・インドのバーベキュー)ただの備忘録、最後にレシピ公開

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。故郷のベンガルールにも寄りました。

1shantiroad再訪

10時にアパ

もっとみる
ピックルジャーニー2024 Day6 05/03 (Farm to table、材料を買い出しにいく、さまざまなコダヴァ式のピックルをつくる) ただの備忘録 最後にレシピ公開

ピックルジャーニー2024 Day6 05/03 (Farm to table、材料を買い出しにいく、さまざまなコダヴァ式のピックルをつくる) ただの備忘録 最後にレシピ公開

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。故郷のベンガルールにも寄りました。

※コダヴァ、コダグ、クールグと使い分けてま

もっとみる
ピックルジャーニー2024 Day5 (移動日・オートリキシャドライバーと喧嘩・レコード屋・MAP(美術館)・ベンネドーセを焼く)ただの備忘録

ピックルジャーニー2024 Day5 (移動日・オートリキシャドライバーと喧嘩・レコード屋・MAP(美術館)・ベンネドーセを焼く)ただの備忘録

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。故郷のベンガルールにも寄りました。

2024/05/02 ベンガルール移動日

もっとみる
ピックルジャーニー day4 (コダヴァ編)5/01 パップトゥ、スパイス・コーヒー農園見学、コダヴァの強い血、チリポーク、こごみのピックル、結婚式で踊る ただの備忘録

ピックルジャーニー day4 (コダヴァ編)5/01 パップトゥ、スパイス・コーヒー農園見学、コダヴァの強い血、チリポーク、こごみのピックル、結婚式で踊る ただの備忘録

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。

2024/05/01

朝食はパプットゥ

朝8時30分、Paputtu(パ

もっとみる
ピックルジャーニー2024 day3 (マイスールからマディケリへ移動、ホームステイ)4/30 ただの備忘録

ピックルジャーニー2024 day3 (マイスールからマディケリへ移動、ホームステイ)4/30 ただの備忘録

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。

2024/4/30

移動日マイスール(Musuru)からマディケリへ(Ma

もっとみる
ピックルジャーニー2024 day2 4/29(雑草ウォッチング・ポークピックルをつくる・インド式の多様性農業)ただの備忘録

ピックルジャーニー2024 day2 4/29(雑草ウォッチング・ポークピックルをつくる・インド式の多様性農業)ただの備忘録

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。

2024/ 4/29

雑草ウォッチング

3時間半の時差もあるためか、イン

もっとみる
ピックルジャーニー2024 day1 (4/28 )ただの備忘録(ベンガルールからマイスールへの移動、人気のビリヤニ、世界最高峰のアテ、インドで散髪)

ピックルジャーニー2024 day1 (4/28 )ただの備忘録(ベンガルールからマイスールへの移動、人気のビリヤニ、世界最高峰のアテ、インドで散髪)

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。

2024/04/28

インド・ベンガルールに着く。

ベンガルールのケンペ

もっとみる
カレー回文ストーリー 権太「これ害がない長いカレー粉団子」(ごんたこれがいがないながいかれこだんご)

カレー回文ストーリー 権太「これ害がない長いカレー粉団子」(ごんたこれがいがないながいかれこだんご)

これはカレー回文、
権太「これ害がない長いカレー粉団子」(ごんたこれがいがないながいかれこだんご)
にまつわるお話です。 

むかしむかし、都市「アブラノタウン」の中心部、小高い丘の上には「権太のカレー屋敷」が建っていた。この店の建物は白い壁と赤い瓦屋根、アンティークな窓が特徴的で、まるで歴史の息づく古い洋館のようだった。しかし、店の前には毎日長い行列ができており、都市の間では非常に人気のスポット

もっとみる
美カレー黴(びかれかび) - the story of curry palindrome -

美カレー黴(びかれかび) - the story of curry palindrome -

鈍い雲が空を覆い、太陽の姿を隠していたある水曜日の午後、我が家の厨房には静寂が漂っていた。その和やかな沈黙を打ち破るのは、寸胴鍋から微かに聞こえる軋む音だった。静寂の中でその音は異彩を放ち、空気を微妙に震わせた。冴えない日々の色彩に違和感を投げつけるように、鍋肌は通常の光沢を失い、代わりに一面の白いまだら模様が広がっていた。その模様は、深海の珊瑚礁のような生命感あふれる美しさを放っていた。
一週間

もっとみる
田島「イカ欲したし、毎年カレー貸しと居ましたし、壺買いました。」

田島「イカ欲したし、毎年カレー貸しと居ましたし、壺買いました。」

カレー回文については前の投稿を読んでくださいね。
前から読んでも後ろから読んでも読める回文をカレー縛りにしたのがカレー回文です。ここでは意味の難解なカレー回文の解説をいたします。

<カレー回文573>
田島「イカ欲したし、毎年カレー貸しと居ましたし、壺買いました。」
たしまいかほっしたしまいとしかれかしといましたしつほかいました

<序盤の解説>
このカレー回文の主人公は田島という男であり、この

もっとみる
山本基個展”時を纏う”と母のこと

山本基個展”時を纏う”と母のこと

塩アートで知られる山本基さんの公開制作を見にいく。
山本さんは海や潮流れをイメージした模様を塩で描く
儚くも時が経てば消える塩の美しい模様
彼はその表現を通じて記憶を奪い去ろうとする忘却に抗っているという。

妹や妻との思い出を忘れないために、忘却という自己防衛本能に抗うための仕掛けとして作品を作り続けてきているという山本さん。自己防衛本能?ということはそんなもの忘れた方が前を向いて生きやすくなる

もっとみる
INDIAN MODERN CHAI STUDY CLUB (IMCSC)

INDIAN MODERN CHAI STUDY CLUB (IMCSC)

It happens 2pm to 5pm on 5th of June 2022 (Sun )@norms Mukaishima Onomichi city.

What we do:
モダンなチャイをサーブ
モダンなインド映画上映
モダンなインド生活なんでも相談会など

How we serve:
イチオシはAkharot Laung Chai (ヘーゼルナッツとクローヴのチャイ)です。2段に

もっとみる
カレーアナグラム

カレーアナグラム

カレーアナグラム...ひらがなで記載した文の文字の順番を入れ替えながら意味の通った他の文を作るという遊び

”甘唐辛子のカレー”
"あまとうがらしのかれ"

しらがあまとうのかれ
白髪尼と卯のカレー

しらうまのあとがかれ
白馬の跡がカレー

あしがかれまとうのら
脚がカレー纏う野良

あしのうらかがとまれ
足の裏、蚊がとまれ

RE:魔の赤唐辛子
れまのあかとうがらし

足柄の旨カレ

もっとみる