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ピックルジャーニー2024 day3 (マイスールからマディケリへ移動、ホームステイ)4/30 ただの備忘録

ピックルジャーニーとは:南インドの漬物(ピックル)を広島・尾道で製造する個人事業を営むアートオブピックル(Art Of Pickle)がインドを旅してピックルについての気づきを得るための旅(ジャーニー)です。今回のテーマはポークピックルで、主にマイスール(Mysuru)とマディケリ(Madikeri)の訪問しています。

2024/4/30

移動日マイスール(Musuru)からマディケリへ(Madikeri)


バスでの移動日、Bopy’sをチェックアウトし、9時30分にロジャ(Roja)にオートでのピックアップを頼み、オートでマイスール中心部のバスセンターに向かう。バスセンターには9つぐらいのバス停があり、様々な場所へのバスが出ている。Madikeri行きのNon Stop Expressは280ルピーで2時間半ほどの乗車。

バスセンターで乗車前にチャイ

体調も優れずお腹をくだしてきたのでバスの中ではしっかり眠ることにした。田舎道と山道をぐんぐん進んで起きたら12じ過ぎでマディケリ(Madikeri)のバスセンターに着いた。

*この備忘録でコダグ、マディケリ、クールグなどの地名が出てきますが、細かく説明しませんが、同じものだとしてください。

コダグとは:インド・カルナータカ州の西部に位置し、西ガーツ山脈に囲まれた壮大な自然が広がる地域です。この地域は「南インドのスコットランド」とも称され、豊かなスパイス農園とコーヒー園で知られています。ここに住むコダヴァ族は、昔から戦士としての強い伝統を持ち、その武勇は多くの伝説に色濃く反映されています。
コダヴァ族の食文化は、彼らの勇敢な精神と密接に結びついています。特に豚肉を使用した料理は、彼らの食卓で欠かせない要素。豚肉はエネルギーが豊富で栄養価が高く、戦士たちが必要とする力とスタミナを支えます。

マディケリ(Madikeri) のバスセンター 
向かって登りの坂道がありますが、真後ろにも登りの坂道がある。
つまり地形は盆地のようになっている。
Coorgの文字と豚肉ショップ
気になる建物
坂の多いまち

ホームステイ

宿泊先はアンビカ・ホームステイ(Ambica Homestay)、バスセンターから徒歩でいける450mの距離にあり便利。到着して部屋に案内を受けたあと、リビングにいくと何か事件なのか近所の女の子たちが、アンビカ・ホームステイに設置してる監視カメラ(CCTV)を見にきていた。お母さんが膝が痛いと言いながらもスクッと立ち上がり、マダム・インスペクター(マダム捜査官)さながら、華麗に監視カメラを操り、件の男の動きと時間を特定していく。何も起こってないと言っていたが女の子が不安になる事件はあったのだろう。一大事の雰囲気だった。

監視カメラで操作中
右のバーがで再生日時を変更できるみたい
最上階のフロア
螺旋階段大好き

マダム・インスペクター(マダム捜査官)の操作中?に
元ミュージックプロデューサーだというお父さんガネーシュにこの地域の伝統のダンス、ヴァラガ(VALAGA)のことを聞いたり、ファームでとれた野菜や果物をバンガロールに卸す仕事をしている長男アシッシュと家族のことを話す。

昼食としておすすめされたはHotel Mailai(ホテル・マイライ)というレストランに行ってみた。ラギ・ボール(ラギ・ムッデ)とノンベジの料理がおすすめとのことで、マトンチョップ&ラギボールのセットを頼む。


ラギムッデ(Ragi Mudde)は、南インド、特にカルナータカ州でよく食べられている伝統的な料理です。主成分はラギ(指椎麦、またはナチャニとも呼ばれる)という穀物で、水とラギの粉を練って団子状にしたものです。この団子は非常にシンプルながら栄養価が高く、特に農作業をする人々にとって重要なエネルギー源となっています。健康面では、ラギは炭水化物だけでなく、たんぱく質、鉄分、カルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。そのため、ラギムッデは特にベジタリアンやビーガンにとって、優れた栄養源として注目されています。また、血糖値の急激な上昇を抑える効果もあり、健康的な食生活を送る上で有効な食品です。

Chat GPT4による説明

ラギ・ボールの料理といえば農村料理という印象を持っていて、今までの経験だと辛すぎてハズレのことが多かったが、ここでは辛すぎずちょうどいいバランスで調整されていて、肉も新鮮、ラギ・ボールもソフトで作りたての感じがして大変美味でした。

全景
ラギムッデ
マトンチョップ
マトンのグレービー

昼食を食べたあとで、長距離の移動で疲労も溜まっていたので昼寝。18時ごろに起きて、特に目的もなくのそのそ出かけて、10分ほど歩いた場所にあるアインマネカフェ(Ainmane Cafe)に着く。アインマネカフェでは様々なタイプの豆xいろいろな器具を使った淹れ方珈琲の文化を楽しめるような店だ。せっかくなのでコダヴァ地区で採れたアラビカ豆の珈琲をハンドドリップ(Pour Overと言います。)で頂く。カルダモンも7mmと8mmが売っていて他にも質のいいスパイスがたくさん。興味深い料理本も、カチャンプリも、いろいろと質のいいものが揃っている。ピックルのセクションもコダグ名産のものを組み込んだもので興味深く観察。いくつかに気になる商品を購入する。


マッシュルームのピックル
筍のピックル

西ガーツ山脈の中心位置するクールグでは筍の料理が有名です。

アムラとハラペーノとグリーンペッパー
ビターオレンジとハラペーノ

Bitter Orange は前にサンプルで作ってみた八朔のピックルのような味だった。八朔ていどの苦みがある。ジャガリーを加えて甘くしてみたのだけど、ちょっと日本人口に合わないかと思って見送った。なるほどこうゆう料理インドにもあるんやなと確認。

Aimmane店内

帰ると、ホームステイ先のお母さん(モンティ)がアインマネカフェ(Ainmane Cafe)の袋を見て、「アインマネカフェ(Ainmane Cafe)に行ってきたのね」と。聞いてみると、夫(ガネーシュ)の兄がやっている店だとか。適当に入ったのにコダグの世間は狭い。そのあと、息子(アシッシュ)とお父さん(ガネーシュ)も来て一時間ほどリビングで談笑した。ここでの時間はゆったりしている。

話している間も猫が入ったりでたりウロウロしてニャーニャー騒いでいるのがかわいい。明日はお母さんが料理を見せてくれるという。マンガロール出身だがコダヴァに嫁にきて、地元の料理を学んできたという。Paputtuという円上のお米とココナッツを混ぜて蒸した無発酵のライスケーキと、チリポークという料理を作る予定だとか。楽しみ。

🐈‍⬛の名前を聞いてみたら
キティ
ケイシー
モーリー

だった。


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