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「躍動」「揺らぎ」「映像」の3人の女性たち

音楽でそれぞれの象徴のような人はいますか?私には3人の女性にそれを託しています。そんな私は邦楽では新規開拓は全然しなくなった老兵です。

名曲とかそういうのではなく、声を耳にするだけで満足する女性を紹介します。おそらくニワカだと思う。こういうのって小っ恥ずかしいのですが、恥部を晒してこそ私がnoteで行う解放と思っていますので、大胆にざっくり述べてみます。

普段は洋楽の名前も顔も曲名も知らないR&Bの詰め合わせAmazonのサブスクを流しながらの日々の中ででも、

しかしここぞという「躍動」が日本語で欲しい!=MISIA
全曲貪ります。代表曲とかどうでもいい。でも一曲だけ貼ってみますね。

震えるのですよね。哀しみの色も感じさせない安心感。故に歌詞はペラい、正直そこに期待する歌手ではない。激しい人間の魂の鼓動を丁寧に力強くやってくれる和製のDIVA、何故か女性特有の乳臭い男性に対するモノが一切感じない安心感、性別を超えた人類愛なのだろうか。だから私でも共感とかそういったものを
用意しなくて声の迫力と丁寧さだけで震えさせて頂いております、ありがとう。

細かい心の「揺らぎ」を撫でたい=宇多田ヒカル
メンヘラとしてはこっちがしっくりきます、悲観主義としては大好物ですね。こちらも張り詰めます。ニワカ過ぎて曲名も歌詞も知らない。

こちらもお気に入りの曲もなく全曲貪ります。数秒の中に不規則な感情のひだが細かくあり、不安定さがいいのです。スカっと一切しない。私の自己内対話を外国人がREMIXしてくれた感じに近い。Live行ったら正直ガッカリでしたが、味付けしやすい声なのだろうか。ただ自宅に用意した音響設備で孤独に聴くなら心地良い。


「映像」として日本の古びた残り香が欲しい=椎名林檎(東京事変含む)
神経質な感じだが、剥き出しを丁寧に覆い隠す辞書引用の語彙力、おそらく言葉が想いより先に追い越してしまっているのだが、それが江戸っ子には性に合う。

ちなみに好きっていうとカルト信者扱いされるようですね、理解不能。お気に入りもなく全曲ただ流します。単純に小説のような言葉の世界観としゃがれた声の退廃さが私にとっては馴染むのです。基本ロックテイストなので聴き疲れはしますが、ドライブの帰り道にふと流すことが多い印象。

我ながら邦楽に関しては中年世代のポップカルチャーの真ん中です。何の思想もこだわりも無くて恥ずかしい限り。本当はマニアックなアンビエントとか出しても、ここでは意味不明でしょう?やめておきます。

男性がいない?そうですね、カッコいいとかすでに私の中ではそれがダサく思えてしまってちょっと苦手。男性の色気も少々嫌悪。私はただの女好きかも知れませんし、レズビアンなのかも知れない。。ちなみに私の普段の声は「1/fゆらぎ」を持ってる低音ボイスと何度か称されています。そして歌うと音痴です。

そんな音痴にスキしてやって頂けませんか?このコンプレックスを詩にしてる節もあるのです。私の本棚に並べてる書物を覗かれてるような恥ずかしさが、ちょっと気持ちいい。

それでは!!


メンヘラで引きこもり生活困窮者です、生活保護を申請中です。ガスも止めてスポーツジムで最低限の筋トレとお風呂生活をしています。少しでも食費の足しにしたいのが本音です。生恥を重ねるようで情けないのですがお慰みを切にお願いします。