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うそめがね日記

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#日記

娘、ゾウガメに触る。お蕎麦をイヤリングにする。

娘、ゾウガメに触る。お蕎麦をイヤリングにする。

 冷蔵庫にケーキがあったので、朝ご飯のあと食べようと思ったけど、念のため4歳娘に、

「娘ちゃんもケーキいる? いらんかったらとうちゃんとかあちゃんで食べてまうけど」

 と尋ねた。クリーム系のケーキあんまり好きじゃないの知ってるけど一応。
 娘は、「ううん」と首を横に振ったあと、ニィ、と笑って、

「おやつあるから」

 と言った。余裕がおさえ切れずについ口角が上がってしまったというような顔をし

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鼻の中の赤ちゃんはジャズを聴かない

鼻の中の赤ちゃんはジャズを聴かない

 耳鼻科に行きまして、鼻に細いカメラを入れてきました。

 はじめての体験だ。やった!

 毎日楽しそうな4歳娘をみていると、何もかもが新鮮ではじめての体験がたくさんあるのが羨ましいなって思うけど、今日はとうちゃんもやったぜ。

 ところでなんで耳鼻科に行ったのかというと、嗅覚が弱い気がしたからだ。
 奥さんが横で「めっちゃ唐揚げの匂いする〜」とか「金木犀の香りっていいよなぁ〜」って言ってても、ぼ

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ファミリー夜更かし

ファミリー夜更かし

 4歳娘が保育園から帰る自転車で寝てしまい、そのまま家についてからも2時間ほど寝てしまったので、夜はやく寝かせるのは諦めてみんなで夜更かしした。

 娘はプリキュアの塗り絵をし、ぼくは本を読み、かあちゃんはワークアウトなどをしていた。

「かあちゃん、次なにいろでぬってほしい?」

 娘が振り向いて言うと、かあちゃんが、

「えー、じゃあ、ピンクかな。濃いめで」

 と応える。
 娘は「いいねぇ」

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おうち焼き鳥でたやすくワーイとなる我

おうち焼き鳥でたやすくワーイとなる我

 奧さんが焼き鳥を作ってくれました。
 部位は、奧さんが好きな砂ずりと、ぼくが好きなもも。
 買ってきた鶏肉をさばいて串打ちして焼いたのだと。
 塩焼きと味噌だれ焼きがある。味噌だれは、いぜん神戸の《餃子苑》で食べたみそだれを摸して奧さんが作ってくれたものであり、餃子以外の料理にも合う。

 この日は休み前だったということもあり、おつまみ重点の献立がうれしかった。
 いつもおいしい晩酌タイムをあり

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ホットドッグ感覚

ホットドッグ感覚

 義母からジョンソンヴィルのソーセージをいただき、IKEAでホットドッグ用のパンを買ったため、ホットドッグが成った。
 奧さんが作ってくれた。シンプルに、炒めたキャベツとソーセージのみ。これが一番おいしい。
(たぶん、ピクルスやチーズやスパイス盛り盛りの趣向を凝らしたタイプを食べても同じこと言うと思いますが)

 ここからホットドッグの魅力ってなんだろうか、みたいなことを書こうかと思ったが、とくに

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奧さんが買ってきてくれたお酒が結局一番うまい

奧さんが買ってきてくれたお酒が結局一番うまい

 居酒屋には良くいくし、常に金麦などは家に常備しているのだけど、スーパーの買い物がてら奧さんが買ってきてくれるチューハイとかが一番うまい。

 お酒のうまさは「報い」のうまさだと思う。
 仕事がしんどかった日はちょっといいビール(地ビールとか)買って飲むと気分がアガる。そういうやつ。
 ただ基本的にそれは内燃機関でまかなってる感じだ。つまり自分の負荷を自分で悦楽に変換している感じ。
 うまさってエ

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芸術鑑賞する場所、H・A・I・S・Y・A

芸術鑑賞する場所、H・A・I・S・Y・A

 歯の詰め物がとれたので、6~7年ぶりくらいに歯医者さんに行ったら、
「詰め物の下で歯の神経ダメになってますね」
 と言われたので久々に歯医者さん通いをしている。

 歯医者さんに行くのはきらいじゃない。
 行く原因は虫歯というマイナスなことだし、施術内容によってはちょっと痛いし、治療費もけっこうかかるけど、嫌いじゃない。

 むかし通っていた歯医者さんには絵画が飾ってあった。
 あるひとつの歯医

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GWのシメに大阪メトロ×鬼滅の刃のスタンプラリーは最高

GWのシメに大阪メトロ×鬼滅の刃のスタンプラリーは最高

 GW最終日、大阪は呆れるほど雨。となるとやることはひとつしかない。
 奥さんと娘(3歳)と、大阪メトロ×鬼滅の刃のコラボ謎解きスタンプラリー『地下鉄潜入すごろく大作戦』をやるしかないのである。

 舞台はほぼ地下鉄の駅構内なので、天気関係ナシ!!
 チェックポイントとなる各駅の謎解きスポットの位置的に、駅構内をけっこうウロウロするので、ダンジョン探索みがあり楽しい(本町駅まじダンジョン)。
 娘

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グミの先に居る

グミの先に居る

 テレワークとお菓子。
 それは切っても切り離せない。
 なんか手の届くとこにお菓子がないと落ち着かない。
 リフレッシュ、脳の栄養補給、ひとときの怠惰。
 テレワークのホームオフィスには、手の届く場所に、水筒、ハンカチ、お菓子だ。

 さて、どんなお菓子が最高だろう?

グミだ。 お菓子売り場四天王の一角、《魔性の弾性》、グミ。
 脳にクる噛みごたえ、歯で破断する瞬間のカタルシス、長い口腔滞在時

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「こういう事なのではないだろうか」もなんもねぇリアル

「こういう事なのではないだろうか」もなんもねぇリアル

 主にエッセイ的なものを書いてるので、

できごと

思ったこと

それはこういうことではないだろうか?

シメ

 みたいな構成で書くことが多い。
 けど、子どものことを書くってなると、いつも「3」いるか? と思う。

 note書くとき最近は、子どものとてつもなく可愛いムーブがあって、それを脳内に留めておくと爆発しそうなのでポンッと出して周囲を巻き込んでやれ! と思って書く。
 初期衝動だけで

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寝落ちスパイラル脱出大作戦

寝落ちスパイラル脱出大作戦

 寝落ちに次ぐ寝落ちを繰り返していたら、年末を迎え新しい年を迎えていた。

 子どもを寝かしつけるとき、子どもにとって最高と思われる寝心地を寝床にエンチャントしておくわけですが、そうするとつまり、「寝」を見届ける我々も寝心地に襲われ、エンド・オブ・デイする。

“ミイラ取りがミイラになる”という言葉を残した先人に「学べや!」と張ったおされそうだけど、抗えない日々はつづく。

 寝落ちしなかった場合

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他者の戦闘力みるのたのしいので我も今年のログ振り返り

他者の戦闘力みるのたのしいので我も今年のログ振り返り

 noteのスキ数やビュー数を戦闘力と呼ぶのはめっちゃ偏った見解ですが、ワクワクするので勝手に言っております。
 noteさんから、今年の記録まとめが届きました。ぼくのようなヤツの数値はこんな感じだよ、というのが誰かの脳内で行われるバトルのカードのひとつになってフィールドを盛り上げる一助になれば良いなぁ。
 ぼくは他note者の記録みて、「くっ、強ぇ!」とかいって、ワクワクしてます。

 極めてマ

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後で消すけどいつも「あー書くこと思いつかない」って書き始める

後で消すけどいつも「あー書くこと思いつかない」って書き始める

 noteを書こうとポメラ(子猫大の文字打ちデバイス)を開くが、大抵「いざ!」と書くほどのことはとくにないな……となり手が止まる。
 でもなんかアウトプットしたいのでとりあえず書き始める。

 えーと、書くこと何も思いつかないんですけど、とりあえず書いてますが、あー、そういえば最近……

 とか、だらだらとタイピングする。
 すると、そういえばこんなこともあったなぁ、とか、そうそうこのときおもしろ

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真のピクニックに貫かれろ

真のピクニックに貫かれろ

 たのしいピクニックは一朝一夕で出来るものではない。

「よし、きょうはピクニックをして楽しい気分になるぞ!」と思いたったからといって、その後おこなうピクニックが楽しいものになるとは限らない。

 いや、もちろんピクニックはそれ自体が絶対の楽しさを我々に約束する、最高にファニーな行いではあるが、ここで言う『たのしいピクニック』というのは、そういう「コーヒーを飲んだらコーヒーの味がした」というような

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