FPノブ:シンプルに家計を管理

銀行に7年、保険代理店に3年勤務してFP事務所を開設。家計見直し、貯金、住宅ローン、保…

FPノブ:シンプルに家計を管理

銀行に7年、保険代理店に3年勤務してFP事務所を開設。家計見直し、貯金、住宅ローン、保険、資産運用といった暮らしとお金のご相談にトータルにお応えします。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。FP1級・CFP(R)

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家計簿不要!貯金ができるシンプルな家計管理

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「子どもの大学費用をどうやって捻出したらいいですか?」FPがお答えします

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「収入と支出のバランスが取れません」FPがお答えします

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ボーナスを有効に活用するための秘訣

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3ステップで簡単!効果的な予算の立て方

「予算を立てるコツは?」とご質問いただきました。 コツは決まっている支出から順に予算を決めることです。例えば、毎月の手取り収入が30万円の場合、 ・先取り貯金3万…

「食費を節約する方法は?」質問にお応えします

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今マイホーム買うべき?と思ったら考えたいこと

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無理なく返せる奨学金の限度額はいくら?

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金利上昇時代、変動金利で住宅ローンを組むなら

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受験生の保護者必見!受験や大学でかかる費用とは?

受験生をお持ちのママさん、パパさんへ。 受験や大学でかかる費用を今のうちに考えておくといいと思います。詳しくはぼくのブログ記事で解説しています↓ ●個別のご相談…

昇給ゼロ物価上昇に負けない家計管理

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国民年金5年延長したら年金はいくら増える?

国民年金の納付期間が5年延長されると、受け取る年金はいくら増える?が話題になっています。 仮に現状の水準から考えると年間10万円ほど増える計算になるそうです。 ・…

【ゼロから】そもそも国民年金ってどんな制度?

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厚生年金にパートほぼ全員加入か!?

厚生年金にパートほぼ全員加入という案が年金改革で出ています(厚労省案) 現在は従業員101人以上の企業に勤める一定の要件を満たしたパートタイマーが加入となっていま…

国民年金保険料、5年延長案。その影響は?

国民年金の保険料の支払いを5年間、延長しようという案が出ています(厚労省) 今は原則20歳~60歳まで40年間払って、65歳から受け取るしくみ。これを65歳まで払う(45年…

20歳の誕生日頃、国民年金の書類が届いたらすること

「20歳の誕生日を少し過ぎた頃、国民年金の書類が郵送されてきました」と大学生のお子さんを持つママさん。 国民年金はこの流れに乗って払えばいいんですね(コンビニなど…

家計簿不要!貯金ができるシンプルな家計管理

家計簿不要!貯金ができるシンプルな家計管理

今回はタイトルの通り、家計管理の方法をお伝えします。ぼくもやっているカンタンな方法ですよ。では、さっそく↓

家計のお金は3つに分けるとうまくいきます。それは、貯金・毎月の生活費・特別支出の3つです。

区切りをつけるため、銀行口座も3つに分けます。

お給料やボーナスが出たら、この3つに決めた予算を配分します。そして、その予算のなかで生活します。

こうすることで、家計簿不要で家計を管理できます

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「子どもの大学費用をどうやって捻出したらいいですか?」FPがお答えします

「子どもの大学費用をどうやって捻出したらいいですか?」FPがお答えします

「子どもの大学費用をどうやって捻出したらいいですか?」とご質問いただきました。

結論からいうと、教育費は高校までと大学で分けて対応します。

高校までは毎月の収入のなかで生活費と一緒に管理します。一方、大学の分は子どもが生まれたらコツコツつみたてしていきます。

大学のための貯金の目安は、高校3年生までに1人500万円といわれます。

共働きの場合、同じペースで貯金するのもいいでしょう。

子ど

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「収入と支出のバランスが取れません」FPがお答えします

「収入と支出のバランスが取れません」FPがお答えします

「収入と支出のバランスが取れません」「毎月、赤字です」とご相談いただきました。

よくあるのは「できるだけ節約しよう」と心掛けること。

でもこの方法では日々の苦しさや窮屈さはあるものの、お金は貯まりません。

結果、普通預金の残高が少しずつ減っていく…(赤字)となってしまいます。

こうならないためには、お給料が振り込まれたら、今月使っていいお金を生活費口座やお財布に移すといいですよ。

予算を

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ボーナスを有効に活用するための秘訣

ボーナスを有効に活用するための秘訣

「ボーナスはどうやって使ったらいいですか?」とご質問いただきました。

よくないのは「ボーナスで何買おうかな~♪」という子どもの誕生日のような使い方。

これだと少しして、本当に欲しいものが出てきたり、家電が壊れるなど必要なものが出てきたりするものです。

こうならないように、ボーナスは次のボーナスまでのちょっと大きな支出のために別分けしておくといいと思います。

給与振込口座に入れておくと、なん

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3ステップで簡単!効果的な予算の立て方

3ステップで簡単!効果的な予算の立て方

「予算を立てるコツは?」とご質問いただきました。

コツは決まっている支出から順に予算を決めることです。例えば、毎月の手取り収入が30万円の場合、

・先取り貯金3万円(自分で決めた金額)
・住宅ローンや家賃、公共料金など口座引落20万円(口座を3か月分チェックして計算)

そして残りが

・食費や日用品、レジャー、お小遣いなどの現金支出7万円(30-3-20=7万円)

この7万円で苦しければ、

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「食費を節約する方法は?」質問にお応えします

「食費を節約する方法は?」質問にお応えします

「食費を節約する方法は?」とご質問いただきました。

ポイントは予算を決めること。

でも、1週間、1か月たってから電卓で計算しても、予算を超えた超えてないがわかるだけ。そもそも続かないことも多い。

そこで使っていいお金を食費専用のお財布や封筒に入れて、そこからお金を払っていきます。

そうすれば途中でも「順調かな?」「使いすぎかな?」がお財布にあるお金を見れば一発でわかります。

さらに、予算

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今マイホーム買うべき?と思ったら考えたいこと

今マイホーム買うべき?と思ったら考えたいこと

「今マンション買うのってどうですか?」とご質問いただくことがあります。

住宅は建設コストの増加などで今後も上がるといわれます。一方、今後は団塊世代の相続が増え、中古が出回るとも(→値下がり方向)

それらしい説明はあっても結局は、株価と同じで今後のことは誰にもわかりません。

であれば、

欲しいタイミングで、無理のない範囲の住宅ローンで買えるなら買えばいいのでは?と思います。

逆に「将来、値

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無理なく返せる奨学金の限度額はいくら?

無理なく返せる奨学金の限度額はいくら?

高校3年のいるご家庭には、この時期、学校から奨学金の案内(日本学生支援機構)が配られると思います。

奨学金は借入額が大きいとお子さんが社会人になってから苦労します。

また、今は親戚の方に保証人になってもらう代わりに(人的保証)、保証機関を利用する方法もあります(ただ保証料が必要です)

詳しくはぼくのブログで解説しています↓

金利上昇時代、変動金利で住宅ローンを組むなら

金利上昇時代、変動金利で住宅ローンを組むなら

おはようございます。FP牛込伸幸です。

住宅ローンの変動金利が上がりそうだと言われています。すでに10年固定や全期間固定金利はじわじわと上がってきています。

2024年5月現在、変動金利は年0.5%弱、全期間固定のフラット35が年2%弱。

例えば、5,000万円・期間35年・ボーナス払いゼロで借りた場合、

毎月の返済額は、
変動0.5%で129,792円
全期間固定2%で165,631円 

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受験生の保護者必見!受験や大学でかかる費用とは?

受験生の保護者必見!受験や大学でかかる費用とは?

受験生をお持ちのママさん、パパさんへ。

受験や大学でかかる費用を今のうちに考えておくといいと思います。詳しくはぼくのブログ記事で解説しています↓

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昇給ゼロ物価上昇に負けない家計管理

昇給ゼロ物価上昇に負けない家計管理

賃金アップのニュースを見ると焦ってしまう方も多いと思います。

でも賃上げは、まだまだ大企業やでっかい中小企業の話。

収入は自分で何とかできないけれど、支出はコントロール可能です。

昇給ゼロでも物価上昇に負けない方法をお伝えしていきます。

まずおすすめは残高の記録です。

ちょうど月末が近いので、ぜひやってみてください。最初は月末にこだわらなくてもOKです。

また続きを書きますね。

●個

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国民年金5年延長したら年金はいくら増える?

国民年金5年延長したら年金はいくら増える?

国民年金の納付期間が5年延長されると、受け取る年金はいくら増える?が話題になっています。

仮に現状の水準から考えると年間10万円ほど増える計算になるそうです。

・・・

5年間で払う保険料が約100万円なので、65~75歳まで10年受け取ると元が取れるイメージ。

平均寿命から考えて、75歳までは生きそうな感じがするので、悪くない感じはするけれど、

国民年金の半分は税金が投入されています。半

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【ゼロから】そもそも国民年金ってどんな制度?

【ゼロから】そもそも国民年金ってどんな制度?

これだけは知っておきたい、知らないと損するお金の知識シリーズ。今回は「国民年金」です。

細かいことは抜きにして、大事なポイントだけわかりやすくお伝えします。

ここを押さえておけば、「たしか、こんなことあったな」と気づいて、細かいことは調べて対処できます。

では、始めます。

●国民年金とは?

メインは老後に年金が受け取れることですよね。

原則20歳~60歳になるまで保険料を払い、65歳か

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厚生年金にパートほぼ全員加入か!?

厚生年金にパートほぼ全員加入か!?

厚生年金にパートほぼ全員加入という案が年金改革で出ています(厚労省案)

現在は従業員101人以上の企業に勤める一定の要件を満たしたパートタイマーが加入となっています(今年10月には51人以上に)

この従業員規模の要件をなくすというものです。

となると、週20時間以上働き、月収が88,000円(年収換算で106万円)以上といった要件を満たすと厚生年金に加入することになります。

・・・

これ

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国民年金保険料、5年延長案。その影響は?

国民年金保険料、5年延長案。その影響は?

国民年金の保険料の支払いを5年間、延長しようという案が出ています(厚労省)

今は原則20歳~60歳まで40年間払って、65歳から受け取るしくみ。これを65歳まで払う(45年)とする話。

40年間払うと年金は年81万6千円(月あたり68,000円)

支払期間が延びると、受け取る年金が増えるのか?増えるとしたらいくら増えるのか?はまだ示されていません。

期間が5年延びて受け取る金額がまったく増

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20歳の誕生日頃、国民年金の書類が届いたらすること

20歳の誕生日頃、国民年金の書類が届いたらすること

「20歳の誕生日を少し過ぎた頃、国民年金の書類が郵送されてきました」と大学生のお子さんを持つママさん。

国民年金はこの流れに乗って払えばいいんですね(コンビニなどで現金払い・口座振替・クレジットカード)

学生さんは、保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」を使う人も多いですね。

この制度を利用する場合は、この書類に手続き用紙が入っているので記入して返送します。

手続きを忘れてしまうと国

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