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フォトグラムの表現

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カメラを使わないフォトグラムの表現の魅力を伝える記事を集めたマガジンです。
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#ヒロシマ

【Archive 2012】「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」展 @KAPL

【Archive 2012】「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」展 @KAPL

本記事は 2012-10/26に書かれたものを再編集してアップしています。

去る、2012年10月20日、21日

「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」浅見俊哉作品展がKAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)で開催されました。

『呼吸する影―シダレヤナギ(Weeping willow)』
(size:297mm×420mm-30枚構成)

富士フィルムの感光紙、コピア

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被爆樹木の下で行われるアートプロジェクト「1本のいのちの下で-2021」は(COVID-19感染防止の為中止)となりました。

被爆樹木の下で行われるアートプロジェクト「1本のいのちの下で-2021」は(COVID-19感染防止の為中止)となりました。

「1本のいのちの下で-2021」(COVID-19感染防止の為中止)

Under A-Bomb Tree Weeping Willow of HIROSHIMA

今夏、2021.8/6-8/7、広島で予定していたプロジェクトはコロナの情勢を受け、メイン会場となる広島市青少年センターの休館となる為、中止となりました。

昨年に続き、2年連続の中止を受け、とても残念です。

言葉にならないいろいろ

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コロナ禍のヒロシマで「10年目の被爆樹木の撮影-葉に触れ、影を視つめ続けることで感じたこと-」

コロナ禍のヒロシマで「10年目の被爆樹木の撮影-葉に触れ、影を視つめ続けることで感じたこと-」

爆心地から370m。最も近い場所で被爆し、今も生きている被爆樹木シダレヤナギと出会ったのは2012年。

それから毎年、この樹に会いに行き、樹木の存在を撮影している。

今年で10年目の節目となり、これまでの制作を記したいと思う。

撮影は、フォトグラムという方法で行う。

フォトグラムとは、カメラを使わずに撮影する撮影技法やその写真のことを指す。光に反応する感光紙に直接光をあて、その光の差(日焼

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【企画のご案内】影・メダカ・ヒロシマ‬「この夏のこと」を共有します。

【企画のご案内】影・メダカ・ヒロシマ‬「この夏のこと」を共有します。

『この夏のこと』

【企画のお知らせ】

「この夏のこと」を共有する企画を仲間たちと行います。

私は、影とメダカとヒロシマのことについて、プレゼントします。
ぜひお時間と感覚が向かえばお越し下さい。


‪浅見俊哉 / 影・メダカ・ヒロシマ‬
‪青木裕志 / ギター‬
‪Life Garden / 追体験学習‬
‪みきたまき / おばあちゃん・わたし‬


2020年9月4日(金) 17:0

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ヒロシマからフクシマ、制作することで自分のルーツに還る体験のこと

ヒロシマからフクシマ、制作することで自分のルーツに還る体験のこと

この記事は過去の展覧会(2016年)に合わせて記したものを再編集した。

『呼吸する影―被爆樹木と「被曝樹木」のフォトグラム―』
ーBreathing Shadow of Bombed Trees and Radiated Treesー

2016年8月17日(水)〜27日(土)
11:00-18:00(日曜休廊・最終日16:00まで) 

●展覧会について

 2012年から継続して制作し5年目

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作品を通して生まれる出会いと思考:ヒロシマでの対話(2015年8月被爆70年の節目にて)

作品を通して生まれる出会いと思考:ヒロシマでの対話(2015年8月被爆70年の節目にて)

2015年被爆70年の節目の年の8月。

7/28-8/2、広島gallery Gで開催した個展『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』で会ったEmilyさんがテキストを送ってくれました。
彼女はマンハッタンプロジェクトの科学者の孫娘です。

ヒロシマや戦争のことを独自に調査する為ヒロシマに来ていたところ、個展をしていた私の作品を観てくれてインタビューを受けました。

なぜヒロシマに来たのか?作品

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【7/27「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止」の為、中止決定】「1本のいのちの下で」2020

【7/27「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止」の為、中止決定】「1本のいのちの下で」2020

【重要なお知らせ】
本イベントは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止」の為、イベントが7/27に中止決定となりました。

また来年に向けて準備を進めていければと考えています。

引き続きよろしくお願いいたします。

以下のイベントは全て中止となります。

あなたは被爆樹木を知っていますか?

 被爆樹木とは1945年8月6日8:15に落とされた原爆によってダメージを受けても今、生

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【展覧会情報】ヒロシマの被爆樹木の日光写真を展示します!

【展覧会情報】ヒロシマの被爆樹木の日光写真を展示します!

【展覧会のお知らせ@広島廿日市市】

はつかいち美術ギャラリー企画展
「被爆樹木-もの言わぬ物たちの記憶-(第23回平和美術展 )」に作品を出品します。

2012年から毎年広島で制作し、8年目を迎える、被爆樹木のフォトグラムシリーズ『呼吸する影-被爆樹木のフォトグラム-』の新作を含め旧作と構成し展示します。

展示予定作品

【8:15 8/6 2014】

(呼吸する影—Breathing S

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ヒロシマの「被爆樹木」を毎年撮影する動機について

ヒロシマの「被爆樹木」を毎年撮影する動機について

被爆樹木を撮影する動機について良く尋ねられる。

それは、2011年「東日本大震災によって起きた福島第一原発の事故を受け、「原子力」についてリアルに考える機会が生じ、その第1歩としてヒロシマに行く事が必要だと感じたから」と答えている。

そして2012年の夏、思い立った様にヒロシマに向かった。

はじめに訪れたのは原爆ドーム。

原爆ドームの前に立つと、頭を鈍器で殴られたような衝撃が走った。 その

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