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私生活(エッセイ)

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感じたことをテーマでまとめたエッセイです。
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#生きづらい

暴れん坊のゴールデンウィーク

暴れん坊のゴールデンウィーク

GW中、突如として死にたくなった。今年に入ってから突如としてから「生きたい」と願う欲望が出てきたせいで、しばらく死にたいなんて思わなかったのに。

今、思い出すとなぜ死にたいと思ったのかわからない。この先ずっと私は私のことを嫌いだろう。極端に物事を考え、小さなことで気持ちを落としてを繰り返す自分に嫌気が指した。この先も変わらないだろう自分の思考を持ち続けることが怖くなった。

つらい思いをするのだ

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生ぬるい風を浴びながら

生ぬるい風を浴びながら

生ぬるい風が発生した理由は、火事が近くで起こったからだろう。どこか焦げ臭いけれど少しあたたかみがあり、火の粉も混じっている。火事場に飛び込む勇気はないけれど、この、生ぬるい風に包まれて死ぬんだったら、気持ちよくいけそうだ。

辛かったら逃げていいというけれど、生きた状態で帰ってきたら逃げたことは避難される。しかし、死という結果を伴えば、あなたが生きたことは称賛される。それに、逃げたことの罪悪感も少

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嫌な相手は、「無理当番」だと割り切る。

嫌な相手は、「無理当番」だと割り切る。

「無理当番」がいる、と割り切って考えることでだいぶ人間関係がラクになる、と私は思っている。死にたくなったりしやすい私が週間にしている、人間関係の攻略法「無理当番」制度について説明していく。

コミュニケーションは不得意下記は2020年6月3日に書いた下書き。

(2020年6月3日)どんな仕事をしていても、誰と仕事をしていても、必ず私には「無理当番」という存在が出てくる。見返してやりたい。相手の欠

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死にたいと思ったら警察に連行された話①

死にたいと思ったら警察に連行された話①

 落とし物以外で交番を訪れてしまった。

 今年はなかなか梅雨が明けない。もう7月に入ったというのに。梅雨なんてじめじめしたものは6月に置いてきてくれればよかったのに。その日も例によって空は暗く、じとじと雨が降っていた。
 天候の悪さは精神に影響する。これは自分自身でも体感していることだし、雨の日の低気圧に苦しめられている人もたくさん知っている。『うつヌケ』の田中圭一も著書の中で天気が悪いと体調が

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完璧主義者は呪い

完璧主義者は呪い

 私、もうとっくに良い人やめているはずなのに特に月曜日の朝は自分が良い人じゃないことを自分で責めがちだ。月曜日の朝はあらゆる"はじまり"の代名詞だから、そこに満たない自分の粗を探しやすいのだろうか。

 昔の私は99点の自分を許すことができなかった。100点取って当たり前で、いちばんを手にして初めて自分に価値が生まれる。100点取らないとお前はいらない、など直接的に言われたわけではないのに、自分で

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このサイテーなフリーランスの働き方

このサイテーなフリーランスの働き方

 積極的に仕事をしなくなって約二ヶ月が経過しようとしている。フリーランスなのでじぶんで出版社に営業しないと仕事が来ない。定期的に仕事があるという状態を続けていかないと「今月の収入はゼロです!」みたいなアンハッピーサプライズが起こるのでたいへん。現状でいえば、向こうから来た仕事を受けるだけ。だから今年の担保された年収は70万くらい(丸1年で、ですよ)

 夫も「今仕事したくないならしなくていいよ」と

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決めごとをやめたら生きやすくなった

決めごとをやめたら生きやすくなった

規則が苦手。決まったルーティンがあると「守らないと……」と躍起になって勝手に自分を追い詰める。だから、そういう決まりはないほうが私は生きやすいんだということに気づいた。

朝も決まった時間に毎日起きないし、夜も眠気が来たら眠る。仕事は期日までに間に合えばいいという考え方に変えられたから、自分の体調と相談して朝からやらない。本日も仕事するつもりだけど、今「メール返信するのが怖い」というナゾ感情に支配

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