意外と多い人生の『ギャンブル化』

歴史上には
「偶然」や「運」から生まれた
多くの重要な発見があります。

細菌学者である
アレクサンダー・フレミングは
ぶどう球菌の培養実験をしていた頃
シャーレの一部に青カビが生え
その周辺だけは
ぶどう球菌が成育してこないという現象に
気がつきました。
青カビに
細菌の増殖を抑える物質があることを確認。
ペニシリンと名付け
医学に革命をもたらしました。

米国レイセオン社の技師
パーシー・スペンサーは
レーダー技術の研究中に
マイクロ波の加熱効果を偶然発見し
これが電子レンジの発明に繋がりました。

歴史を通じて
多くの重要な発見が

「偶然」や「運」によって
もたらされました。

しかし
いくらビギナーズラック的な発見とはいえ

これらの事例に共通していることは

「些細な変化」を見逃さない『洞察力』と
予期せぬ現象に対する『好奇心』です。

これらの感性と気付きがあったからこそ
世界を変える発見が生まれたのです。

だからといって
「偶然」や「運」を
人生の主導権と考えてしまうことは

一度きりの人生を
「ギャンブル化」してしまう
危険があります。

万に一つの可能性に縋ることは
必ずしも悪いことではありません。

やりたいこと
なりたい姿が
あるのであれば

それを信じて突き進むべきです。

重要なことは
「偶然」や「運」に頼るのではなく

強い『信念』を持つこと。

根拠はそれだけで構わないと思います。

そして『信念』を研ぎ澄まし
『信念』に基づいて
自らの意志で選択し
計画を立て
行動すること。

愚直な行動が
「偶然」や「運」を引き寄せ
研ぎ澄まされた『信念』が
「偶然」や「運」を見抜き
僕たちの人生に
影響を与えるかもしれません。

人生はギャンブルではありません。

『信念』と行動があれば

自分の運命を
切り開くことができるのです。

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