見出し画像

『自分らしく』に惑わされないこと

「自分らしく生きなさい」

という言葉を耳にします。

ビジネス書や啓発本を筆頭に
『終活』の分野でも
頻繁に出てくるフレーズです。

『自分らしく』という言葉は
個人の個性や特徴が
よく表れている様子を指すことが多く
それは人それぞれ異なります。



この言葉は
他人と違う
その人特有の
性質や特性と性格など
を意味し
ひとりひとりの特徴が
表面的に現れたとき
に使われます。

「自分らしく」生きることは
自分の本来の
性格や好み・価値観に従って
行動すること
を表し
社会の期待や
の影響に流されることなく
自分のココロに
正直に生きること
を指します。

僕はひょっとしたら
『終活』を指導させていただく立場として
あるまじきことなのかもしれませんが

この「自分らしく」を基準に
『終活』を展開し
推し進めることがとても苦手
です。

というかむしろ


このコトバが嫌いで避けています。



「自分らしく生きましょうよ」と
語り掛けられることは
胡散臭く感じる。

そして

「自分らしく」という曖昧なコトバに
すべてを集約させ
無責任な文脈に
ハナシを持って行きかねない
潜在的なリスクを
伴っていると思っています。



「自分らしく」というコトバは
とても危険なコトバ。



そもそも
あたりまえのことかもしれませんが

自分が考えている
「自分らしさ」と
他人が考えている
「自分らしさ」の評価が
まったく異なるところで
着地することが多いです。


たとえば
仕事のミスや飲み会での発言などで
「おまえらしくないなぁ」
と言われたこともあるでしょう。

他人に言われる
「おまえらしくないなぁ」
自分自身どう感じるでしょうか。

本当はそうじゃないのに・・・

買いかぶられるような
過大評価を受け
出来損ないとも言われかねないほどの
過小評価を受けることもある。

この部分は
「自己評価」と「他己評価」の乖離
浮き彫りにします。

「自分らしさ」は
その狭間で揺れ動き続けている。



僕は「自分らしさ」は
「生きもの」だと考えています。



このコトバの意味を
確実に理解している人は
果たして存在するかというと
それは
個々人の「自己認識」「自己表現」
能力に依存します。

「自分らしさ」を
大切にしている人は
周囲に左右されることが
ほとんどなく
自分の考えを持って生きている人が多い
です。

ありのままの自分を受け入れ
自然体でいられることで
「自分らしさ」を表現しています。

したがって
「自分らしく」のコトバの意味を理解し
それを実践している人は
確かに存在します。

しかし
その理解は主観的であり
人によって
その意味は異なる
かもしれません。


「自分らしさ」は
自分自身で
『見つけ』『育て』『表現する』ものです。


それは
他人が定義し
他人に推奨されるものではなく

各個人が
自分自身の内面と向き合いながら
見つけるもの
です。

あくまでも
僕が出来ることは

「自分らしさ」を見つけるために必要な
適切な手順などの提供を中心とした


「自分探し」のお手伝い


でしかないと考えています。


自分の人生を生きるのは
あなた自身なのですから。





【️終活アドバイザーつよし】
《商品ラインナップ&料金一覧》です。
お申し込みをお待ちしております。

この記事が参加している募集

スキしてみて

最近の学び

充実した活動のために サポートいただければ大変喜びます! けどそれよりも、もし参考になりましたら Twitter等での拡散いただきたいです。 宜しくお願い致します!!