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二十四節気の短歌

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二十四節気ごとに短歌を読んでいます
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記事一覧

【二十四節気の短歌】立夏

【二十四節気の短歌】立夏

白髪(はくはつ)の父がはつらつ庭仕事あの鯉のぼり泳いでた庭

地元に帰りました。

街の景色が帰るたびにだんだん変わっていき、「あの家がない」「ここにあの店ができた」など、知っている地元ではなくなりつつあるのですが、実家が変わりないので落ち着きます。

子どもたちも「田舎じゃない。便利だね~」と私の地元を楽しんでくれています。

※普段住んでいる地域は、車がないと生活が成り立たず、積雪ありのところ

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【二十四節気の短歌】穀雨

【二十四節気の短歌】穀雨

世話するとねだる娘に根負けし庭のダリアはお天気次第

前回の「清明」からはや2週間。
私の住む地域でも桜が開花し、あっという間に散っていきました。
葉桜に変わっていき、秋に葉を落とした山も少しずつ芽吹いている様子が見られます。

「穀雨」は春の二十四節気では最後なのだそう。次は「立夏」。もう夏か、早すぎる!

娘よ、買って植えただけではキレイなダリアは観られんよ…。

さて…
「穀雨」→穀→米→よ

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【二十四節気の短歌】啓蟄

【二十四節気の短歌】啓蟄

行き先は?ギギギ扉の向こう側マインドマップの染まる春色

最近の自分を啓蟄に絡めて詠んでみました。ちょっと解説が必要ですね。

そもそも啓蟄とは。
啓→ひらく
蟄→虫たちが土の中に隠れて閉じこもる
雪が溶けて暖かくなり始めて、土の中にいた虫たちが出てくる頃です。

それがなぜあの短歌なのか。

子どもたちが大きくなってきて、来月学年がひとつ上がります。

手もかからなくなってきたので、今の職場から

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【二十四節気の短歌】大寒

【二十四節気の短歌】大寒

レッスンの迎えで気付く冬空に凍てつく風と夕日やわらか

習い事のお迎えで気付いたのですが、日の入りが少しだけ遅くなりました。
まだまだ風は冷たいのですが、春が近づいてきています!

今週は寒波が来て、ついに雪が積もりました。圧雪またはつるっつるの路面に久しぶりの対面。
家族総出で久しぶりの除雪。そして腰痛。
息子は登校中に転んで制服を破いて帰ってきました。

このまま続くのかと思いきや、雪はすぐに

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【二十四節気の短歌】小寒

【二十四節気の短歌】小寒

今年もよろしくお願いします。

「小寒」らしい短歌が作れないので、日をまたいでしまいました。

小寒という二十四節気の割には、例年よりも暖かく、積雪ゼロ。
天気が崩れると予報のあった今日も晴れてます。
太陽光発電システムが稼働してくれているのはありがたい。

スキー場も雪がないらしく、娘のスキーの練習をすることなく、間もなく冬休みが終わります。

スニーカーで登下校が可能!
冬靴買ったのに、もった

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【二十四節気の短歌】冬至

【二十四節気の短歌】冬至

柚子湯入り冬至南瓜を皆で食み待ち望むセロトニン分泌

私は「年末」というものが苦手です。

年明けまでの仕事をこなし、今年を振り返りプライベートのやり残したことをこなし、ひとり大掃除をこなし、もやもやとした気持ちは持ち越さないようにする。
積雪のある地域なので日照時間が減る。

年が明けてしまえばなんてことないのですが。

親戚の結婚式に参加した後の、娘のクリスマスプレゼントときようだいのお年玉の

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【二十四節気の短歌】小雪

【二十四節気の短歌】小雪

冬の霧その日は晴れだと分かるのに見通しつかぬ未来のワタシ

上記の短歌は、私の住む街が割と多めの頻度で朝霧が発生します。
その様子と私の心情を詠みました。

前回の「立冬」からあっという間に2週間経ってしまいました。
割と暖かい日が続いていたので「小雪」と言われてもピンと来ません。
しかし、手前の山は紅葉の終わりの方ですが、奥の山脈は真っ白です。

今週末から平地でも雪の予報ですね。
インフルエン

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【二十四節気の短歌】 立冬

【二十四節気の短歌】 立冬

小春超す暑さと雑踏忘れさす江戸切子に金魚がゆらり

夏っぽい短歌になってしまいました。

3連休に久しぶりに実家に帰っておりました。
もうすぐ冬が来るとは思えないくらい暖かく、発熱インナーは邪魔でしかないものでした。
キャミソールで歩いてる人もいました。

短歌のエピソードは銀座でのことです、そのお話はまた後ほど。

「秋の終わりから冬の始まりへ」
積雪のある地域なので、学校行事はこの時期まで目白

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今日の短歌 霜降

今日の短歌 霜降

走らせる桜紅葉の並木道山脈にかかる雪の衝撃

一気に寒くなりましたね。
先日、娘とドライブで紅葉を楽しんでいたら遠くの山が白くなっているのを目撃しました。初冠雪だそうです。

ショックでした。
もうすぐ秋が終わり、除雪三昧の冬が来るのか。

今年もあと2ヶ月。
今年中にやり残したことを終わらせたいです。
具体的には、簿記3級合格。

フォロワーさんのそれぞれの分野での活躍を記事で読ませていただき、

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二十四節気の短歌 寒露

二十四節気の短歌 寒露

茜色 愛用のケープ 子に譲り 
風の冷たさ 我慢の寒露

一気に寒くなりましたね。
私は昔からケープやポンチョを愛用しています。
サッと羽織ることができるのが良いです。

使っていない茜色のケープがあったので、娘にあげたら喜んで着てくれました。

でも外に出たら、寒いんです。
ケープやポンチョは袖口が大きくて密着してないので、風が入ってくるのです。

それでも我慢して、おしゃれ優先!で着こなしてく

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#今日の短歌 秋分

#今日の短歌 秋分

秋分や 風爽やかに 頬撫でる
山吹色の ワンピース乾く

涼しくなりましたね。
娘の夏の薄手の服を片付けて、少しずつ衣替えをしていたら、タンスの中がやや湿っぽい。

風があり陽ざしが丁度よかったので、これから着る秋物の服を天日干しし、タンスも開けっ放しにして、リフレッシュ。

一番好きな秋を楽しむ準備をしました。

季語が活かせないなあ(短歌なので気にしなくても良いのだが)

#今日の短歌

#今日の短歌 8月23日

#今日の短歌 8月23日

我異議あり 大暑は8月 いっぱいで
今日の暑さは 「処暑」とは言えぬ

朝は窓を開けて空気の入れ替えをしますが、決して涼しいとは感じません。
18時以降は涼しいです。
安心して庭の水撒きができます。
数年前は二十四節気に気温やら季節は当てはまっていたのだろうか。
もう記憶がない。暑さで頭やられました。

大暑を8月いっぱいにして、9月から毎週「立秋」「処暑」「白露」「秋分」とうちのカレンダーを上書

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