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孤独を知る人へ、孤独を知らない人へ

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僕が直面している孤独について書いたものをまとめています。新しく書いた場合に更新していきます。
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#孤独

時間の檻に幽閉されながらみる光

時間の檻に幽閉されながらみる光

ちょうどこれぐらいの気温

もう秋に足をつけた涼しい夜の風に吹かれている。体温より少し高い微睡みの中でぷかぷかと浮かんでいると思い出す。

解決できそうで解決できない掴めそうで掴めない距離から、嘲笑われているそんな苦しみを抱えていた頃を。

まだ自分の見えない肩書きに苦悩を抱えて
ひたすらもがいていた日々

数年経って苦悩が別の形の苦悩に変われたことを「幸福」としても、多くの人と同じになれるわけで

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孤独を語ることはなぜ“許されない”のだろうか

孤独を語ることはなぜ“許されない”のだろうか

1.振り返り
 孤独についての定義や考えは、

以前述べたものがあるので見ていただきたい。

2.孤独の背景
 孤独というものは「人生」における重要なエッセンスとなるものである。1人という時間は、自分を見つめたり、世界を見つめ直す機会を与えてくれる。しかし、長い孤独は心や身体を蝕んでしまう。
 
 “長い孤独”にぶち当たったとき、孤独を共有したり話したりする行為はどのように考えるだろうか。僕自身は

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大勢の人のなかでの「天涯孤独」

大勢の人のなかでの「天涯孤独」

誰も自分だけを見てくれるわけではない。だから、誰にも期待してはいけない。誰にも期待などしてない。

全ての人が、僕を直視して欲しいとは思わない。
四六時中、自分を感じていて欲しいというわけじゃない。

ただ自分が誰の心にも存在していないのが苦しいのだ。親でさえ、友人でさえ、誰の心にも僕はいない。

「心にいない」その意味は

大切にしてもらない、愛してもらえない、仲間だと思ってもらえない。どんな努

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「孤独が恐怖に大人数が癒し」のことを潰さないで

「孤独が恐怖に大人数が癒し」のことを潰さないで

孤独が怖い人もいる。
大勢の中でしか休めない人もいる。
人間関係が力になる人もいる。
孤独が弱さの原因になる人もいる。
一人が、常に闘い続けることの意味になる人もいる。何もない人間関係が、大きな傷になることもある。どうか忘れないで欲しい。
孤独を求めるのは「何もかも揃っている」ことだと。

僕は孤独が大嫌いである。

一人の期間が長かったこと、友人に囲まれた時間が少ないこと、愛されたことがないこと

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