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#『シン・ニホン』感想文

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『シン・ニホン』アンバサダーの感想文
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#シン・ニホン

「シン・ジブン」〜震そして伸そして深そして浸〜

「シン・ジブン」〜震そして伸そして深そして浸〜

『シン・ニホン』このタイトルから「シン・ゴジラ」がピンときたわけでも、AI時代の到来について深い興味や洞察があったわけでもない。なのになぜ自分が、この分厚い本を一気に読めてしまったのか。振り返ると、本書から溢れ出る「日本がこのままではまずい」というメッセージと自分の内にあった「自分はこのままでいいのか?」という思いが共鳴しあったからではないか。そして何より、近年の日本が置かれた厳しい現実を直視しつ

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私は『シン・ニホン』をどう読んだか

私は『シン・ニホン』をどう読んだか

■『シン・ニホン』とはどのような本であるか『シン・ニホン』はどのような本であるか.一言でいえば,「この時代を生きる人々の間の“共通言語”となるべき内容が書かれている」本である.ここでいう共通言語とは,単なる事実(ファクト)の集合だけでなく,基本的な考え方も含むものだが,いずれにしても,この時代を生きる人間として認識しておかなければならないことである.

例えば,気候変動の影響や生態系の変化などをデ

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私は『シン・ニホン』をどう読んだか

私は『シン・ニホン』をどう読んだか

こんにちは。レタススタッフの三宅です。
レタスが行っているニュータイプの相談援助職のための読書会で、8月は2回『シン・ニホン』を取り上げています。スタッフ2人とも公式アンバサダー養成講座に参加したことで、それぞれが「残すに値する未来」について、今まで以上に考えるようなっています。
今回は、6~7月の養成講座に参加した三宅が『シン・ニホン』を読んでどう感じたか、臨床心理士である自分がこれからどうして

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AI時代に人間らしく提供できる価値は何か?

AI時代に人間らしく提供できる価値は何か?

株式会社UNCOVER TRUTHというスタートアップ企業でCFO(Chief Financial Officer)をしている渡邊祐也です。CFOという名の通り、財務・資金調達・経営管理などの仕事をしています。

みなさんは、ヤフーCSO安宅さんの著書『シン・ニホン』という本をご存知でしょうか?
このたび、シン・ニホンのアンバサダー養成講座を修了し、晴れて5期アンバサダーに就任したことをご報告しま

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チャームが潰される世界ではいけない

チャームが潰される世界ではいけない

このたび養成講座(全8回各2時間、時には有志で深夜まで議論を通しつつ!)を終了し、第5期シン・ニホンアンバサダーに就任しました。私に行動のきっかけと勇気を与えてくれた、『シン・ニホン』についてどう読んだかを書きました。

ー日本を変えたい。その思いは、明るい日本の未来を作りたい、という希望に満ち溢れた思いからではなかった。私は日本に怒っていた。「日本」という対象はよくわからないけど、何かよくわから

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【番外編】シン・ニホンアンバサダー

【番外編】シン・ニホンアンバサダー

むらじおパーソナリティのコーキー(仮)です。
むらじお内でもたまにお伝えしている通り、私はつい先日まで「シン・ニホン公式アンバサダー養成講座」というオンライン講座に通っておりました。
そして先日、無事に講座を修了し、晴れてシン・ニホン公式アンバサダーとして活動する運びとなりました。
シン・ニホン公式アンバサダーとしての活動のメインは、シン・ニホンを通じた読書会を開催し、「残すに値する未来」のために

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シンニホン感想文:この本にはイワカンの栞を挟んでおこう

シンニホン感想文:この本にはイワカンの栞を挟んでおこう

ぼくが「シン・ニホン公式アンバサダー」に応募した理由
『シン・ニホン』。壮大なスケールと哲学で書かれた国家論だ。
ぼくは現在、岩手県陸前高田市で市議会議員を務めている。
生まれ育ちは東京だが、震災をきっかけに、NPOの活動で陸前高田に出会い、通い続けた。
大学院の修了後に移住し、昨年当選させていただいた。
ぼくが現在27歳で、次に若い方が50歳。平均年齢は58歳の本市議会。
先輩議員の方々に学ぶも

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【読書録1】AI x データ時代も変わらない人間の本質とこれからの私~『シン・ニホン』私はこう読んだ~

【読書録1】AI x データ時代も変わらない人間の本質とこれからの私~『シン・ニホン』私はこう読んだ~

 読み終えた時の衝撃は今も忘れない。時代の全体観のとらえ方や、その中で、どのようにイシューを設定し、解を出し行動していくか、またAIxデータ時代の人間に求められる役割は何か?
 これまで何度も何度も読み返し影響を受けてきた大好きな本の一つ『イシューからはじめよ』の著者である安宅和人さんが書いた、『シン・ニホン』である。
 印象的な表紙のデザインにも惹かれ、新型コロナウイルスの影響が日本でも出始めた

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地方の起業家が『シン・ニホン』を読んだら明るい未来が見えてきた
〜シン・ニホン読書感想〜

地方の起業家が『シン・ニホン』を読んだら明るい未来が見えてきた 〜シン・ニホン読書感想〜

『シン・ニホン』との出会いはじめまして、遠藤孝行(えんどうたかゆき)と申します。私は福島県会津地方に位置する猪苗代町という人口14,000人弱(2020年7月現在)の町で株式会社アウレという小さな会社を営んでおります。(WEB制作、ゲストハウス運営、飲食店運営、子どもたちのサードプレイス運営など)

私は、福島県福島市の出身で、進学を機に上京し、大学卒業後は東京のITベンチャーにてシステムエンジニ

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生きる意志。未来の唄。シン・ニホン。

生きる意志。未来の唄。シン・ニホン。

真鍋徹也です。

日本文化のお話をしたり、和太鼓を打ったり教えたりしています。

シン・ニホンという本に感動したので、一人の文化人の小さな一息が何になるかはわからないですが、徒然なるままに書き残してみようと思います。

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新型コロナウイルスが日本にやってくる前から、激動の時代だったと思う。

VUCAの時代、人類の進化の時、人間の解放……など、時代の激

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仕掛けていく勇気ー『シン・二ホン』から私が受け取ったギフト

仕掛けていく勇気ー『シン・二ホン』から私が受け取ったギフト

はじめまして、北村早紀と申します。

「社会になくてはならない、と自分が信じれることにコミットしたい」

「自分と関わる人が、明日を前向きに過ごせるような”ドライバー”を作動させる役割を担いたい」

このような志を持ち、今は「人と社会を健康に」というミッションを掲げる企業の一員として、自治体の保健事業支援に取り組んでいます。

自治体で保健事業に取り組むみなさんは、「住民の方々が健康であり続けるた

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「シン・ニホン」から考える

「シン・ニホン」から考える

以下は、「シン・ニホン」読了に際した備忘録だ。
。。。訂正。。。
備忘録というのは嘘ではないが、なんというか、気恥ずかしいが、個人的な決意表明文である。もし、暇を持て余していたら読んで見てもいいかも。

______

「シン・ニホン」を淡白に一言で表せと言われれば「日本の人材育成・運用について課題の指摘から提言までまとめた本」ということになるだろう。本書の副題に「AI×データ時代における日本の再

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『シン・ニホン』を私はこう読んだ

『シン・ニホン』を私はこう読んだ

『シン・ニホン』との出会い私は世の中のほとんどのことはどうでもいいと思って生きてきた。しかし、これでも若い頃は、「よりよい世界を作りたい」などと真剣に考えNPOで働いていた。自分が学生時代に不登校になり世の中を生きづらい場所と感じていた経験からも、皆んなが自分らしくいられる世界をつくることに貢献したかった。そのNPOがある日突然、活動停止を発表し私は職を失った。「財政難のため」と説明されたが、調べ

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「文系AI人材になる」の著者が『シン・ニホン』を
読んだら「AI総合職」の未来が見えてきた 〜シン・ニホン読書感想〜

「文系AI人材になる」の著者が『シン・ニホン』を 読んだら「AI総合職」の未来が見えてきた 〜シン・ニホン読書感想〜

のぐりゅう(野口竜司)
ZOZOテクノロジーズ VP of AI driven business

『シン・ニホン』との出会いはじめまして。野口竜司と申します。のぐりゅうと呼んでもらえると嬉しいです。私はZOZOテクノロジーズでAIをビジネス活用する責任者をやりながら、中高生にAI教育を広めるような活動をしています。(参考:中学・高校へのAI本の無料配布活動)

私は、『文系AI人材になる』(東洋

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