記事一覧
紙片「短歌にして詠む」3.
短歌。気持ちと語の調子。三歌。
「その色は 憂いに射し込む 朱色の陽 夜と混じって 惑いの緋」
「忌むまいと ずいぶん昔に 決めたけど 人の心が それを許さず」
「顔を上げ 雲を眺めて 暮れ見遣る 足元の猫は 私を見つめる」
-オワリ- 文・写真/スカーラ主人
欄外の紙片「本を積む」1.
本を読んでいると、自分のなかに浮かぶ考え事の言葉が、本に書かれている言葉に置き換えられていって、だんだんと違った気分へ誘導されていくような、そんな感覚があります。
「ミラノの太陽、シチリアの月」。作家は、内田洋子さん。
「男性論」。作家は、ヤマザキマリさん。
「月の部屋で会いましょう」。作家は、レイ・ヴクサヴィッチさん。
「ネコヅメのよる」。作家は、町田尚子さん。
「あもくん」。作家は、