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#プロダクトマネジメント

ロードマップに機能を書くべからず

ロードマップに機能を書くべからず

機能を書くならバックログにまず機能だけが書かれたロードマップから見ていきましょう。時系列に沿って、どんな機能を追加するのか並んでいます。

残念ながら、多くの場合、機能開発が遅延したり、差し込み案件が発生したりして、以下のようになってしまいます。

こうなると、もうこのロードマップは信頼できません。過去の実装がここまで遅延していると、次に取り掛かる機能がいつリリースされるのか分からず、どれの優先度

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失敗したプロダクトマネジメント、成功したプロダクトマネジメント

失敗したプロダクトマネジメント、成功したプロダクトマネジメント

あけましておめでとうございます、Anyflowの坂本です。
気がついたらnoteを書くのが2年ぶりとかになってしまいました、時間が立つのは早いですね。。

noteをサボっていた2年の間もAnyflowの代表とプロダクトマネージャーを兼任しており、「これは失敗したなあ」というのと、「これはうまくいったかも」というプロダクトマネジメントの考え方や失敗をシェアしようと思います。

このnoteは、この

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TimeTreeプレミアムLPのCVRを改善した話

TimeTreeプレミアムLPのCVRを改善した話

こんにちは、TimeTreeでプロダクトマネージャーをしているMark(@shu_516)です。

2018年にTimeTreeへ入社。これまでに様々なプロジェクトに携わってきました。プロダクトマネージャーとして数年間の経験を通して自分の中で企画を推進する時に大切にしたいことが見えてきたので、自分のようにプロダクトマネージャーとしてエンジニアやデザイナーと一緒にプロダクトの開発を推進している方の参

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しくじりプロダクトグロース

しくじりプロダクトグロース

はじめにプロダクトグロースについては、わかりやすく体系化された記事も多いですが、その一方で、Product-Market Fit(PMF)以降「グロースするぞ!」という段階になって、そのあと大きな成長ができず伸び悩む……といった状況を、何度か見てきました。

この記事では「しくじり」の名の通り、そんな失敗や反省をもとにした学びを中心にまとめています。

よくある失敗PMF以降、LTV > CAC

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いまこそ「良い仕様書」がチームの生産性の鍵となる。ので、仕様書に含めたい 14 のポイントについてまとめました。

いまこそ「良い仕様書」がチームの生産性の鍵となる。ので、仕様書に含めたい 14 のポイントについてまとめました。

こんにちは、フリッツ です。今回はプロダクトマネージャーの日課とも言える「仕様書」について。自分にとっては PM 業の施策実行フェーズにおいて最も重要な仕事のひとつであり、最も心躍り、最も興奮する瞬間です。

PM になってかなりの時間が経ちましたが、「仕様書」への力の入れようは減るどころか、「もっと気合を入れなければ。」と感じる一方。在宅勤務が(たぶん) IT 業界のニュースタンダードとなってい

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プロダクトの成功に必要な 3 つのステージと 20 のタスクについて:現場の動き方をまとめました

プロダクトの成功に必要な 3 つのステージと 20 のタスクについて:現場の動き方をまとめました

こんにちは、フリッツ です。プロダクトマネージャー(以下 PM)になってから相当の年月が経ち、特に、現職の US メルカリにおいては「 UIUX 強化型 PM 」として認知されるようになりました(ありがたい)。

ただ、最近は自分があまりにもいま持っているスキル・経験に立脚しすぎているなぁ、と感じており、強みの分野を広げようとお勉強中。

ということで、旅の序盤として、本記事では「プロダクトの成功

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突破するプロダクトマネジメント - クラシル開発チームで実践した事まとめ

突破するプロダクトマネジメント - クラシル開発チームで実践した事まとめ

こんにちは、坪田です。
dely Advent Calendar 3日目の記事です。

昨日は、エンジニアのmochizukiが NetflixのFast JSON APIを使ってみた を書きました!

僕は、クラシルを運営するdelyでクラシルユーザー体験と、開発部門のマネジメントに責任を持っており、そのプロダクトマネジメントのスタイルを書いてみます。

よく、CXOって何をするのか聞かれますが

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プロダクトの強い軸を作るプロダクトマネジメントフレームワーク #pmconfjp

プロダクトの強い軸を作るプロダクトマネジメントフレームワーク #pmconfjp

こんにちは、Tably の小城(@ozyozyo) です。

2019年11月13日にプロダクトマネージャーカンファレンスにて”プロダクトの強い軸を作るプロダクトマネジメントフレームワーク”というタイトルで、一気通貫した軸の通ったプロダクトを作るための方針についてお話してきました。
お伝えしたい内容が時間以上にかなり多く、濃縮された発表になってしまったので、急遽補足記事を公開することにしました。

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