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おばちゃんの海外生活日記

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2020年6月の記事一覧

美術館好き親子から「対話型鑑賞」が強奪されようとしてる今、私たちができることは何だろう。

美術館好き親子から「対話型鑑賞」が強奪されようとしてる今、私たちができることは何だろう。

気がついたら今年も半分終わってしまう。もうすぐ、夏休みだというのに全くもって心が盛り上がらない。全然心がワクワクしない。理由はわかっている。

それは「美術館に気持ちよく行けない」からだ。

このnoteは対話型鑑賞を積極的に展開している臼井 隆志さんの呟きを読んだことをきっかけに描いてみた。

「長年対話型鑑賞を行ってきた親子の親として自分は何を感じてきた、そして今何を感じているんだろう」と改め

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あら、こんな近くにいたなんて。炊飯器式弁当箱は既に近くで私を待っていた件。

あら、こんな近くにいたなんて。炊飯器式弁当箱は既に近くで私を待っていた件。

先日、炊飯器弁当料理を研究する!と高らかに宣言しました。

勢いで炊飯器弁当をAmazonジャパンで注文してしまったのですが。そこで思いつきました。

「こんなガジェットオタクがワクワクするもの、他の国でもあるんじゃね?」

そこでこちらの通販を探してみることにしました。東南アジアの通販といえばこちら「Lazada」。

このサイト、雰囲気としては「とりあえず攻めろ」系。正直いつ届くかわからんとい

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炊飯器弁当料理研究所を始めます。

炊飯器弁当料理研究所を始めます。

突然ですが、「炊飯器弁当料理研究所」を始めようと思います。

なんだそれ?と思う方。炊飯器弁当料理研究所とは「炊飯器弁当を使って料理を研究する研究所」です。そのまんまやないかーい。

なぜこんなことを言い出し始めたのか。それは新型肺炎の影響です。なんでも新型肺炎のせいにするんじゃねえ的な声が聞こえてきますが。ちょっと聞いてください。ガチです。

新型肺炎との共存の世界に生きなくてはいけなくなった昨

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「日本の美術館で「踊る阿呆」になれないから作品に代わりに踊ってもらうことを思いついた」ので一緒に踊ってみようと思う。

「日本の美術館で「踊る阿呆」になれないから作品に代わりに踊ってもらうことを思いついた」ので一緒に踊ってみようと思う。

ほら、やっぱりそのまま終わってしまいそうじゃないか。私がずっと気にしていた「美術館女子問題」。

美術館にAKBのメンバーが出向き、彼女が「自身が作品」と宣言しながら展示作品を背後に取られた「企画」。なんだかなあと思いながら見守っていたら案の定炎上。自分なりに検証をしてみた。

そして具体的なネクストステージも考えてみた。

何かこの繰り返される炎上を経て大きなムーブメントが起きるのかな?と少しだ

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コロナ大仏の話を聞こうと思ったら「宗教と芸術と日常とは」を自己検証することになった話。

コロナ大仏の話を聞こうと思ったら「宗教と芸術と日常とは」を自己検証することになった話。

「大仏建てればええやん」

しんどい、辛い状況になった時私はよくこう言っていた。大仏は正義。いや、仏は正義。それは自分の経験でもある。私自身、五百羅漢図に救われた経験があるのだ。

この新型肺炎をめぐる世界で私は日々混乱、動揺している。だから救われたい。大仏カモン。そこで今回私は芸術動画の番組をチケットを購入して拝聴することにした。

宗教と芸術の関係性にはすごく興味がある。そして私はそこにもう1

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「スルーする」と「なかったことにする」は違う。

「スルーする」と「なかったことにする」は違う。

浦島太郎は日常に戻った後、どんな風に生きたんだろうか。混乱しっぱなしじゃなかったろうか。

アジアでは新型肺炎の感染状況が落ち着き、日常が戻ってきたという。しかし私はいまだに混乱している。私の住むマレーシアは少し前まで厳しめの行動制限をかましていた。外に出るのも怖かった。その時の状況はこちらに記録してるのでよかったどうぞ。

しかし、怖がってるだけではダメだった。状況はジェットコースターのように変

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#Nサロン の岸田ゼミが終わってしまってわかったこと

#Nサロン の岸田ゼミが終わってしまってわかったこと

やっぱ、好きなことを好きに書いていこう。

日本を出て6年以上が経過した。6年は長い。小学生が中学生になる。ランドセルが役目を終えるくらい、長い。

数年前から「ちょと書けない」時期があった。自分の好きなことを真っ向から否定された経験が重なり、ものすごい恐怖感に浸っていた時期があった。そして日々の忙しさ、猛烈な変化に追われてその恐怖感が当たり前になってしまった。

日々の生活の変化にやっと乗ったと

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美術館オタクおばさんは美術館女子をもう泣かしたくない。だから根本的理由と対策案を考えてみた。

美術館オタクおばさんは美術館女子をもう泣かしたくない。だから根本的理由と対策案を考えてみた。

美術館女子案件がネットの一部で話題です。

いやあ燃えるだろうなこれって思ったら案の定燃えましたね。私も思うことあってnote書きました。

その後、色々な批評が出てきました。

でも、私個人的にはなんかこの落ち着き方にしっくりこなかったんです。批判や批評だけが出てきて、そこで終わってしまえば同じことが繰り返されるのではないかと非常部不安になっています。

実際この手の企画、3年前にこんな企画があ

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ユニクロのエアリズムマスクにエアリズムマスクを作りまくった私が期待すること

ユニクロのエアリズムマスクにエアリズムマスクを作りまくった私が期待すること

皆様が待ち焦がれてるモノが来ましたね!。ユニクロ、エアリズムマスク販売。

おかしいな。柳井さんから連絡ないんだけどな。まあいいや。予想に反して立体型でした。

私、エアリズムマスク作りまくってましてね。詳しくはこちらのnoteをどうぞ!

1:肌に触れる部分のみがエアリズム
2:表素材は異素材
3:布地が柔らかいので折り畳み型の方があらゆる顔にフィットしやすい
4:立体型の場合はゴムの調整が必須

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日本で「美術館女子系企画」が無くならない理由、そして具体的解決方法

日本で「美術館女子系企画」が無くならない理由、そして具体的解決方法

日本を離れて6年、日本の美術館界隈を外から眺めている私は確信しています。このままでは「日本では「美術館女子系企画」は無くならない」だろうと。

それにしても炎上しましたね。

ちなみにMOTの地下のレストランはガチで美味しいので絶対行ってください。ご家族づれでも安心していけます!

それにしても、私、すごく不思議だったんです。この手の「アート+女子」企画は以前から結構あったんです。例えばこれ。

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「日本では当たり前」を変えるために今、個々が自分を変えることから始よう。

「日本では当たり前」を変えるために今、個々が自分を変えることから始よう。

昨日まで「当たり前だと思っていたことが急に変わったらどうなるか」。体験者は語る。マジしんどい。

私の住むマレーシアでは本日6月10日から「回復期行動制限」に入った。最初のロックダウンからすると色々なことが出来るようになった。このように政府から色々な指示があるとその度にその時の「当たり前」が変わる。なぜならその期においての「当たり前」が常に変化していくからだ。

この「当たり前がその都度変わる」は

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#日経読み合わせ に参加する際私が今、一番気をつけたいこと

#日経読み合わせ に参加する際私が今、一番気をつけたいこと

今日でマレーシアのセミロックダウン(部分的行動制限)が終了。これから「RMCO」という回復に向けた行動制限に移行する。なのでドキドキしながら今日もNサロンの #日経読み合わせ ワークに参加した。

今回は2回目ということで、少しだけ慣れた感じ。前の参加を記したnoteはこんな感じだった。

日経新聞読み合わせは「他者の視点×いつもと違う視点」を入れることで新聞というメディアを多面的に見るというワー

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Semi Lock Down  84日目(6月9日)

Semi Lock Down  84日目(6月9日)

いよいよこの日がやってきた。それにしても、この活動制限というのは「始まりが派手だが終わりはグダグダ」である。非常に不満だ。しかし、このようなものなんだと受け入れるしかない。

とにかく。84日間も基本在宅で過ごすというのは予想外の体験だった。そしてこれからも今までとは違う生活になるのだろう。

もう、今までの常識は通用しない。簡単に旅ができるような概念はしばらくは戻ってこない。旅先で熱を出したら今

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Semi Lock Down  83日目(6月8日)

Semi Lock Down  83日目(6月8日)

いよいよ明日でCMCOと言われる活動制限が終わる。そして10日から色々なものが少しずつ動き出し始める。

しかし、その動き方、動かし方は人によって、地域によって本当に違う。私は今はこの滞在させてもらってる国で揉め事を起こしたくない。なので基本は大きな移動はしないように気をつけたいと思っている。

今、どこの国もとても繊細に保守の気持ちが渦巻いている。国内旅行は推奨されているけど「もし何かトラブルが

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