見出し画像

クリスマスのあれこれ

クリスマスが近づき、本屋さんにたくさん絵本が並ぶようになった。
サンタクロースの本、冬の本、プレゼントに喜ばれそうな子供向けの本を見るのが好きである。

小さい頃から、12月はワクワクする特別な月だ。
大人になってからもそれは変わらない。
日本人だからだとか、無宗教だからだとか、そんなことは関係なく、クリスマスが楽しみだし好きである。ワクワクする。

先日、本屋さんで見つけた一冊の本が、クリスマスをさらに楽しみにさせてくれた。

小さな手のひら事典 クリスマス
ドミニク・フゥフェル

完璧な一冊

小さな手のひら事典というシリーズのクリスマス編なのだが、この本、表紙がふっくらしていて小口(本の断面)が金箔押しされているのである。

本自体がめちゃくちゃ可愛い!!

そして可愛い見た目とは裏腹に、中身は結構大人向けである。
右側のページは全て、おしゃれで可愛らしい外国のポストカードのようなイラスト。左側に、クリスマスにまつわる豆知識が書かれている。

一ページにつき一つのテーマなので、どこからでも読める。
おしゃれなイラスト集でもあり、クリスマス事典でもあり、そのまま飾っても可愛いインテリアにもなる。

もう、最高で完璧な一冊である。

あれ?これ、習ったっけ?

ミッションスクールに通っていたのだが、私自身は無宗教である。
過去のnoteでも書いているが、私自身は宗教を哲学の一つだと思っているので、授業で習ったことも含め「そういう考えのものである」と受け止めている。

そういうわけでキリスト教については学校の授業で散々学んだはずなのだが、こんなこと習ってないような気がする、という内容がてんこ盛りであった。

知らされていなかった真実、ということだろうか。
忘れ去られてしまっていた真実、という可能性もあるかもしれない。

お馴染みの「サンタクロースの起源はセント・ニコラウスである」という話から、なぜクリスマスにはツリーを飾るのか、ツリーに飾る丸いオーナメントがどうして今の形になったのか、ヨーロッパの国々それぞれのクリスマスの過ごし方の違いなども書かれていて、大変興味深い一冊であった。

我が家は猫がいるのでツリーは飾らないのだが(絶対大変なことになるし、ミニマルな生活をしているためでもある)、この本を見えるところに飾っておくだけで、かなりクリスマスの雰囲気が出る。

ミニマリスト的にも、なんだか嬉しい一冊である。

クリスマスまでカウントダウンをしながら、毎日数ページずつ読み進める。
まるでアドベントカレンダーを開くように、ワクワクしながら可愛いイラストをめくる(もちろん、アドベントカレンダーについても詳しく書かれている)。

大人にも子供にもおすすめしたい一冊。


クリスマスの三つのおくりもの
林明子

この絵本は子供の頃から家にあって、大好きで何度も読んだ。
何度読んでも飽きないし、大人になった今読んでも「好きだなぁ」と思う。

この記事が参加している募集

おすすめギフト

励みになります。