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sasakitory ライフスタイル

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sasaki + (labora)tory = sasakitory「ささき研究室」マガジンでは、研究にも趣味にも分類しづらいライフスタイル全体に関わる内容を発信します。
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#エッセイ部門

Flow into time 〜時の燈台へ〜 スピンオフ編 #2 : 少しだけ種明かし✨

Flow into time 〜時の燈台へ〜 スピンオフ編 #2 : 少しだけ種明かし✨

【物語は無事完結!】
 先月十日の「時の記念日」にスタートした小説『Flow into time 〜時の燈台へ〜』をお読みいただき、本当にありがとうございました。
 高校時代以来30年以上ぶりの小説チャレンジということで、最初は暗中模索でした。しかし途中からは、アキにユーリ、リンにナミ、そして七会と探夏が自分で動き出してくれて、僕はその後をついて回って記録すれば物語が自然に完成した感じでした。本当

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#147 二人旅、二つの景色 〜無伴奏独奏フルートが開く世界〜

#147 二人旅、二つの景色 〜無伴奏独奏フルートが開く世界〜

僕は、「英語教師」「音楽愛好家」「AI 研究者」の3つの顔を持っています。6月最終週にはフランス、パリで開催された国際学会へ出張し、1つ目と3つ目に関係する「語学教育 × AI」分野の研究に多く触れてきました。
 学会はだいたい朝の9時から夕方の6時まで、午前に2つ、午後に3つ程度のプログラムがあります。そんな盛りだくさんな一日を終えてパリの街を歩く時に思い出したのは、音楽愛好家としての自分の感覚

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Flow into time 〜時の燈台へ〜 スピンオフ編 #1

Flow into time 〜時の燈台へ〜 スピンオフ編 #1

【今日は番外編】
 物語も盛り上がってきたところで、今日は番外編です。というのも、先週の日曜日から一昨日の土曜日までの一週間、フランス・パリで開催された国際学会に参加して、物語との接点が少しあったからです。日本の里山を舞台とする小説『Flow into time 〜時の燈台へ〜』とパリは、どんな関係があるのでしょうか?
(この記事は6月29日にパリで執筆しました)

パリで物語のアキになりきってみ

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#146 誕生日によせて in Paris 🇫🇷 〜エッフェル塔が見える部屋で〜

#146 誕生日によせて in Paris 🇫🇷 〜エッフェル塔が見える部屋で〜

今日、51歳の誕生日を迎えました。ドイツとオランダでは、自分の誕生日には自分でケーキを用意して、それを仲間や同僚に配って回る文化があります。先日大学でも、「今日誕生日の〇〇さんから、ケーキが届きました! みなさん事務室前から取って、〇〇さんをお祝いしましょう🎊」というメールが回ってきました。
 その伝統に則って、今日は自分の誕生日に寄せた記事を書こうと思います。ヘッダ写真は、以前日本で妻がお祝い

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#144 Fuck-you Money より、 Fuck-you Skill を、 上司の罵声には論理を✨

#144 Fuck-you Money より、 Fuck-you Skill を、 上司の罵声には論理を✨

note の街は日本にあるので、このタイトルは許されると思っています。もし note 事務局からご注意を受けたら、全箇所を上品な表現に変更します(笑)3部作エッセイの3本目は、来週月曜日から新天地での生活を始める大切$${^{100}}$$な友人へ送るメッセージです。

Fuck-you Money って何だ?

みなさんはこの表現を聞いたことがあるでしょうか?難しいことではなく、主に職場で上司と

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#143 『赤毛のアン』 はなぜ日本と韓国で特別に人気があるのか?

#143 『赤毛のアン』 はなぜ日本と韓国で特別に人気があるのか?

最近 note の街でまた嬉しい出会いがありました。昔から大好きな『赤毛のアン』シリーズの話題を通して新たな友人ができたのです。今日は3部作エッセイの2本目として、久々にアンについて書きます。そしてこの内容は、以前別の note 友達と「いつか必ず書きます」と約束した内容でもあります。

『赤毛のアン』 とプリンス・エドワード島

『赤毛のアン』シリーズがなぜ世界でも特に日本と韓国で人気があるのか

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#142 留学生よ、 眠り姫になるな!

#142 留学生よ、 眠り姫になるな!

今日から3回シリーズで、関連した内容の連作エッセイを書きたいと思います。3本目が終わったら、ちょっと企んでいることがあるので、これまで書いてきたような内容のエッセイはしばらくお休みして、少し毛色の異なるシリーズを書きます。それでは3本シリーズの初回は、「留学生よ、眠り姫になるな!」です。note の街には留学中の学生や、留学を終えて仕事を始める方がたくさんいますね。そんなみなさんへのメッセージにし

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#141 しあわせカフェで朝食を

#141 しあわせカフェで朝食を

前回の記事で、「ガイドブックに載ってない」オランダの素顔のうち、「自転車」と「雨」についてご紹介しました。今日は、生活にとって欠かせない「食事」に注目して、オランダの素顔をのぞいてみようと思います☕️

素敵な朝食カフェ

オランダ全体がそうなのかどうかは分かりませんが、今住んでいるアイントホーフェンには、素敵な朝食カフェがたくさんあります。週末や祝日の朝少し遅めに行って、ブランチを楽しむようなカ

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#140 オランダの雨上がりは5分刻み?

#140 オランダの雨上がりは5分刻み?

今回と次回で、本格的に始まったオランダでの暮らしについて、旅行ガイドブックには書いていないようなことをご紹介しようかと思います。今日は、オランダには欠かせない自転車と、そして「雨上がり」の話です。ヘッダ写真は、近くの花屋さんで売っていた「梅雨のプレゼント」の紫陽花です✨

オランダは自転車大国!

「オランダといえば?」と色々な人に聞いてみたいです。どんな答えが返ってくるでしょうか? おそらく、「

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#139 「みんなちがって、みんないい」 〜 キューケンホフ公園で気づいた大切なこと

#139 「みんなちがって、みんないい」 〜 キューケンホフ公園で気づいた大切なこと

先週の土曜日、チューリップで有名なアムステルダム郊外のキューケンホフ公園へ行ってきました。チューリップの季節のみ開園している公園で、今シーズンは昨日5月12日が最終日でした。先週も、今年のチューリップを一目見ようと、公園はものすごい数の人で溢れていました。今日は写真をメインにオランダのチューリップをお見せしたいと思います🌷

まずは絵葉書的に美しい景色を

キューケンホフ公園へは、アムステルダム

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