まったくコンピュテーショナルなバックグラウンドがない機械音痴の医学部生が、生物情報とシステム生物学で博士号を取りたいと思って頑張るお話。
ケンブリッジ大学医学部の研究者養成コー…
- 運営しているクリエイター
記事一覧
オーストラリアで学んだIELTS勉強法
イギリスやオーストラリアでは、英語力の証明としてIELTSという試験が設けられています。日本ではTOEFLやTOEIC、英検などの方が有名ですが、イギリスや旧イギリス領で留学するならIELTSを求められることがあります。IELTSの試験はGeneralとAcademicに分かれていますが、進学などには大抵Academicの方が求められますので、間違わないようにしましょう。
IELTSには他の英語
ほんとうに研究者になっていいのかという葛藤と、自分に合った研究分野を見つけるまで(2)
(1)はこちらです。
ラボに所属させてもらえることになった私はものすごくうれしくて、学べる事をすべて学ぼうと貪欲に様々な実験手法を教えてもらいました。サルの行動学の実験は面白くて、リアルな人の被り物をしてケージの前に立ちサルの怯え具合を見たり、マシュマロを与えたときの興奮具合を心拍数や行動の変化から計測したりします。私の熱心さは教授も認めるところだったようで、よく褒めてもらいました。そもそもの発
ほんとうに研究者になっていいのかという葛藤と、自分に合った研究分野を見つけるまで(1)
私は昔から研究がしたいと思い続けてきたものの、どの分野の研究がしたいかなど全くわかりませんでした。現在いわゆる遺伝学の解析の博士号をしているわけですが、やっとやりたい分野が見つかったという気がしています。今回はここに行きつくまでの経緯を書いてみたいと思います。
私は高校のころからずっと研究にあこがれていて、でも具体的に何の研究といわれるとわかりませんでした。どれも面白いけれど、どれが特に面白いか