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山遊び日記

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僕が行った関東近郊での日帰り登山記事をまとめます。
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#日記

高尾山2022/04/17〜定番を変えるのは難しい

高尾山2022/04/17〜定番を変えるのは難しい

畑仕事に行くために軽自動車を購入。仕事用だけど山に行くのにも使うわなぁ。すると電車とバスで行ってた筑波山がぐっと便利になる。
これまでだと電車乗り継いで行くの高尾山が時間も交通費も一番お得で、だからこそ、この山が「定番」だった。
その条件が変わった。

筑波山にはさっそく行った。車でのアクセスは抜群で、新定番の予感を感じさせるものだった。だがそれでは、長らく我が家の定番に君臨し続けた高尾山に礼を欠

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オーバーザトップオブツインスターズ&アイシクルポンド!

オーバーザトップオブツインスターズ&アイシクルポンド!

あけましておめでとうございます。久々の更新ですが無事生きてます。
新年早々、緊急事態宣言なんやかんや不穏な世の中ですが、このなまった身体をなんとかせねばと、冬のくじゅう連山へ。

牧の戸峠に着いて、この写真とともに「雪山突入!」と仕事仲間のLINEスレッドに書き込むと。

「こちらはお仕事突入♪」
だって。嫌味か〜い!コメントセンスないなぁ。フツーに「気をつけなはれや」で良くない?
雪山を前にテン

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扇山2020/11/23〜寝坊のあとに山登りと温泉

扇山2020/11/23〜寝坊のあとに山登りと温泉

礼記の大学には「修身斉家治国平天下」という有名な一文がある。修身が斉家に繋がることはなんとなく理解できるが、治国平天下までとなると、ビミョーなところだ。
歴史家を紐解けば、人格破綻者が国をうまくまとめた例は多い。むしろ少々問題ある人の方がリーダーに向くのかもしれない。
それに、みんながみんな人格者だったら、かなり閉塞的な組織になると思うので、僕は仕事を一緒にやる相手の「人となり」に多くを求めたくな

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彦岳2020/11/22〜山やって海

彦岳2020/11/22〜山やって海

ニッコロ・マキャベリは「君主論」の中で、愛される君主より恐れられる君主であるべきだ。ということを書いている。
しかし、それは興亡激しい中世ヨーロッパという環境下で記されたもので、それをまんま、現代社会や企業統治、あるいはリーダーシップ論に当てはめようとするのは無理がある。
恐怖による支配は、組織の創造性を損ね、形式主義を招きがちだ。
とはいえ「アメとムチ」というのが、組織を動かすド定番だろうから、

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西ノ湖と中禅寺湖2020/8/6「不自由がいっぱい」

西ノ湖と中禅寺湖2020/8/6「不自由がいっぱい」

お金持ちになると自由な生活があると考える人は多いだろうし、自由を満喫しているように見えるお金持ちもいるから、それに対して「自由はお金では買えません」と貧乏人の僻みのようなお小言を言うのも気がひけるけど、安易にお金で解決することに慣れてしまったり、虚栄に走ったりすると、お金がなきゃなんにも出来ない人になりがちだから「お金は自由ももたらすし、不自由ももたらす」くらいは言っても良いんじゃなかろうか。

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湯元光徳線歩道 2020/8/5 「チャンスは最大限に生かすそれが私の主義だ」

湯元光徳線歩道 2020/8/5 「チャンスは最大限に生かすそれが私の主義だ」

久しぶりのnoteになりました。最近は書くよりも読む方が忙しくて、オマケにGOTOキャンペーンというお得なチャンスができたため、これを生かすべく日銭稼ぎに明け暮れていたのです。
「足るを知る」ことが現在の僕の生活指針で、必要な分を必要な時にだけ稼ぎ、できるだけのんびり過ごすようにはしているのですが、役所の思惑にまんまと引っかかり、持病の「フラフラ症候群」が発症してしまったわけです。

政府発表のあ

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子仏城山2020/07/12 GOTO TAKAO

子仏城山2020/07/12 GOTO TAKAO

GOTOキャンペーンは、東京発着旅行と都民は対象外になった模様。埼玉県民で良かった(笑)まあ使う機会は当面ないけど。
「翔んで埼玉」では虐げられし立場だったが、まさか都民が差別的な境遇に陥るとは喜劇的でもある。

危機的状況にある観光産業にとってのGOTOキャンペーンの必要性や、キャンペーン開始時期の是非、キャンペーン内容ややり方の問題点などは、多くの人が議論しているので、僕が語るまでもない。

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南高尾山稜暑かった〜2020/6/10

南高尾山稜暑かった〜2020/6/10

なんだか高尾山ばかり登っていますけど、高尾山域はコースバリエーションが多彩なんです。頂上同じでもコースが違えばまるで別の山。
人生みたいなもん。誰しもゴールは「死」

見よ!この登山道!
因みに赤線はメジャールートで、この他破線ルートなどもあって、とにかく飽きない。
そして安心。八王子の街並みとか人工物が程よい遠さに見えるくらいが、なんだかホッとする。
奥多摩とか九州の山ん中のネイチャー感。いいん

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久々の飯能〜2020/5/17天覧山・多峯主山・吾妻峡

久々の飯能〜2020/5/17天覧山・多峯主山・吾妻峡

自粛もあって、安全性重視で高尾山ばかり行っていたけど、暑くなってきたから水遊びもしたくなりまして、ということは、移動時間考慮するば飯能一択。

着きました。ウチからだと高尾山口よりちょっとだけ近い。

アニメ「ヤマノススメ」で、あおいちゃんがバイトしてた「すすき」のモデル。ほぼまんま。

いつもの観音寺。

いつもの「象の像」

いつもだったらうどん売ってるけど自粛対応中。

いつものアトム。

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猫様にご飯を献上するための登山〜2020/5/4高尾山

猫様にご飯を献上するための登山〜2020/5/4高尾山

「またか!」と思われるかもしれないけど、本日は再三の高尾山。
僕は過度の自粛には反対だし、医療崩壊もリソース配分の不具合が起こっているだけ、と考えている立場で、そもそもコビットちゃんがヤバイ疾病と思っていないから、気兼ねなく好きな所でアウトドア楽しめば良いのだろうけど、残念ながら肝が小さい人間で、多少世間は気にするし、山で滑落や遭難して辱めを受けるのも嫌だ。

ということもあって、現状最も安全と思

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自粛の裏をかく自粛〜景信山での昭和の日

自粛の裏をかく自粛〜景信山での昭和の日

昭和2年は金融恐慌が勃発。社会不安が人々を捉えた。芥川龍之介が「ぼんやりとした不安」という言葉を残して自死したのもこの年だ。
かたや令和2年。シンクロする何かを感じるのはオカルト好きだからかもね。

さて、自粛なのか他粛なのか、わからないご時世だし「自粛の自粛」とか「反自粛」とか、もはや自粛って何だろね?って感じで、じゃあ単純にステイホームということになってるけども、働く人がいなければ世の中回らな

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山ばむ幸せ。2020/03/08高崎山。幻の北登山口

山ばむ幸せ。2020/03/08高崎山。幻の北登山口

演劇とか、テレビとかイベントやってる人なら「バミる」は立ち位置とか決めてマーキングすることなんだけど、古き良き時代のバンコクカオサンロードで、1日中ボーッと「若さの無駄使い」をしていたことがある者にとって、そこで「バミる」と言えば「バミーナン」というタイのラーメンを食べに行くことで、20バーツ握って屋台に行ってたなぁ。

そっちの「バミ」の方ではなくて、黄ばむとか汗ばむとかの「ばむ」という言葉が好

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山火事ではないのです。2020/03/07由布岳

山火事ではないのです。2020/03/07由布岳

昨日夜中まで釣りをしてて、朝起きるには起きたけど、睡眠不足で運動するのはこのご時世では避けたいから、二度寝して、しっかり食べてから、家を出ました。目指すは由布岳。車で40〜50分で登山口に着くのです。中間地点くらいに別府があるので、温泉入って帰るのも楽。風呂上がりに1時間以上運転するのもキツいですからね。

遅く出て良いこともあるようで途中「野焼き」に遭遇。山火事ではないです。こうやって、山の中に

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コメントセンス磨くと人間関係も変わる。たぶん。2020/03/01Re:傾山

コメントセンス磨くと人間関係も変わる。たぶん。2020/03/01Re:傾山

登山に行く前に、友人から「気を付けてな、僕にはお前の骨を拾いに行ってやる脚がないから」くらい言われると「あ〜いい友達だなぁ」「分かってんなぁ」と感心する。
登山している僕が言うとしたら、逆に「骨は拾ってやる」では、ちょっと辛気臭すぎるし「いっぱい死んで来い」とか「山に遊んでもらってきな」ってコメントするかなぁ。そういう友達がいないので妄想ですが。

これが大分の友人だと「登山保険入っとけ。ガハハ」

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