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木彫刻をする時に必要な道具
木彫について教えてほしいと言う声があったので記事にしました。
『木彫の職人を目指したいのですが道具は何から集めればいいのか』
実際に現場で働く職人として紹介したいと思います。
基本的に機械は使わない方向で書いていきます。
用意する物
・木材
・ノコギリ
・鉋
・鋼尺
・たたき鑿 玄能
・仕上げ用の彫刻刀
・砥石
・スコヤ
・ノギス
・トースカン
・クランプ・端金
・万力(あれば便利)
・最
Vol7職人を目指す人へ 全員が100点をとれるわけではない
完璧主義な人や真面目な人は最初から100点を目指したがる。
でも皆が100点を取れるわけではない。
そういう人は総合80点を目指していきましょうという話し。
試験のテスト勉強で言うと80点取るのに全体の2割の時間。
残りの20点を取るのに8割の時間が必要と言われている。4倍ですね。
つまり80点と100点では費やす時間が全然違うという事です。
ものづくりの世界で説明すると得意分野を伸ば
Vol6 上手くいっている時こそ謙虚さを大事にして欲しい
上手くいっているなって思う時は何でも出来ると勘違いしてしまう。特に若い時。
少し評価されると自分は凄いと思ってしまう。
ものづくりの業界では良くある事で僕も20代前半で独立して運良く仕事が来ていたので、そういう時があった。天狗ですね。
そう言う時こそ自分を叱ってくれる人を大切にしてほしいです。
少し話しは変わりますが、当工房には学生が働きに来る。
その中で10代、20代を見ていると叱られ
vol3 成長のスピードは人によって違う!なかなか上手くならなくても諦めないで!
仏師の坂上です。 石川県金沢市で仏像をつくる仕事をしています。
今回の話は技術の成長スピードは人によって違うという事です。
なんで努力しているのに自分は他の人より、出来ないのだろうかと悩んでいる人は多いと思います。自分もそうでした。悲観的になるのではなく、自分がどういう成長スピードのタイプなのか知った上で努力していく事が大事だよと伝えたいです。
弟子をもち、教える側になって教える人がどういう
Vol1職人を目指す人へ事業計画書? 未来に残したい風景
事業計画書について質問があったので記事にしておこうと思います。
当工房の弟子育成スタイルは全国的に珍しいインキュベーション型の工房です。(弟子期間に独立支援を行う。)
彫刻技術だけでなく弟子の理想とする将来の職人像になれるようにアドバイスしていく。
職人の業界では全国的に珍しい育成スタイルなので取材を受ける事が多いです。給与を出しながら将来のライバルをつくるわけですから、珍しいですよね。。。
仏像の光背 参考資料
今回は仏像の光背です。こちらは彫り方は載せていないのですが色々な角度から見た動画を載せていきます。 ちなみに真ん中で光っているのは当工房のオリジナル技法ですのでそこは気にしないで参考にしてください。唐草光背になります。
次は観音様でよく見る光背です。
次は不動明王の火炎光背になります。
光背は繊細な仕事が要求されますが頑張って見てください。
道具や木材などが欲しい方はウェブサイトからどうぞ
仏像の台座 八角框の描き方
仏像の台座が八角形の場合、フリーハンドで正確な幅の八角形を描くのは難しいので描き方を動画でまとめました。
仏像彫刻についてホームページでまとめていますので、こちらもご覧ください。https://www.butuzou.store
仏師がYouTubeで教える仏像彫刻教室入門
仏像を彫りたいが何から始めて良いか分からない。近くに教室が無い。そんな人の為に2011年からYouTubeで仏像の彫り方の動画を配信しています。おかげさまで100万回超えしました。ありがとうございます。
誰でも始められるように市販の彫刻刀5本セットで彫っています。この動画が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
キットや道具、木材の販売もして欲しいという声から当工房は、こちらの販売も始めました。よ