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風まかせ、心のまま、Let It Be.

■ベトナムで観る日本のアニメ映画。
・最近のニュース、「ベトナム映画館で現時点興行収入5.9億円『名探偵コナン/100万ドルの五稜星』も、8.6億円『ドラえもん/のび太と空の理想郷』の壁は暑い」。
・現在、ベトナムの映画館では「『名探偵コナン』が上映されており、他作品を圧倒し今週末まで首位を守る見通しであり、『レスパティ』、『トラップ』、『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』、『ハンサムガイズ』、『ブラックピンク・ワールド・ツアー』等の新作も名探偵コナンの人気に太刀打ちできない状況が続いている」。

■映画ドラえもんは圧倒的な人気を誇る。
・『The Box Office Vietnam』の統計より「『名探偵コナン』は先週末に8555万円を売上げ公開から10日余り(プレミア上映の2日間を含む)で累計興行収入が5億8600万円に達した」。これにより「前作の5億5770万円を超える成績を収めた」。
・しかし「週末のチケット販売数は15万9921枚に留まり、当初の勢いと比較して他作品との競争力がやや落ちている状況。2024年5月に公開された『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』の興行収入8億6142万円以上の記録を破るのは難しい」と言われる。

■映画館で寝落ちする。
・余談、私は比較的観客が少ない時間帯や映画館にふらりと出向きその時の気分、風まかせ、心のまま、観たい映画チケットを購入する。これは、ベトナムの暮らしの中で私の楽しみのひとつになっている。
・ベトナムに限らず東南アジアの人々は、午前中や日中太陽が燦燦と降り注ぐ時間帯は外出せず、夕暮れ陽射しも落着き少し気温が下がった頃に動き出す傾向にある。私は太陽を浴びて、ジリジリと肌が焼けつく感覚が好きで、週末でも午前中から始動し散歩がてら近所の何時訪れても観客が少ない映画館まで歩いていく。
・涼しく、リラックスし、あまりにも心地良く観賞中に寝落ちする事もある(汗)。私がまだ小学生だった頃父は「今度家族皆で映画を観に行こうか」と提案した。すると母は「あなたと映画に行くのはイヤよ」と返す。その理由は「いつの間にか映画館で鼾をかいて寝てしまい、観賞後お互い映画の感想について話し合えないんだから」との事。
・また父は私と私の同級生と共に『E.T.』を観に連れて行ってくれた事もあった。映画館のグッズ売場で父に買ってもらった、月明りに照らされて空を自転車で漕ぎ上がっていく様子が描かれた『E.T.バッジ』は今でも実家の宝箱に大切に保管している。ちなみにこの時、父も私も眠らず『E.T.』を楽しんだ。

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