見出し画像

効果絶大なEAT理論〜研修講師必見モデル〜

私は職業柄週に5回以上はマンツーマンもしくは
数名、数十名に向けて研修を行います。

そんな研修講師なども行う身でありますが、
我々も日々社内で育成指導を受けます。

その中で、以前受けた研修モデルを1つご紹介
します。


『EAT理論』


これは研修を効率的に行う構成方法です。

食べるEATじゃないですよ。

どういうモデルかというと、下記の順番で研修を
組み立てることで、受講者に効率よく理解をして
もらえるというものです。

順番は以下の通り。

Experience(経験)

Awareness(気づき)

Theory(理論)


まず初めに、事例の共有を通しての経験や、
実際にロールプレイングなどを通しての経験
など、受講者自身に研修のゴールを体感して
もらうことです。

次に、その事例共有やロールプレイングなどを
通して気づきや発見を得ることでその必要性を
認識することができます。

最後に、必要な知識や理論を学んでいくという
流れです。

例えば、

新商品の化粧品をご提案するとしましょう。

まずは、「経験」です。
商品を実際に使ってみてもらいます。

次に、「気づき」です。
相手はその化粧品を使うことによって、
何かしら自身の中で気づきや感想が生まれる
と思います。

そこで、「理論」です。
その気づきが生まれた背景にはこのような
成分があったりと、必要な知識を落とし込んで
いきます。

本来であれば、EATではなく、TEAの流れで
理論を学び試してみて気づくという場合が
多いです。

しかし、それをEATで行うことで、理解度の
向上だけでなく、受講者の納得感を得られたり、
主体的な受講態度を促進させたりと効果が
得やすいと言われています。

ぜひ研修などを行う機会がある方は、このEAT
の順番で研修組み立てを行ってみてください。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?