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カテゴリー・ストーリー

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2021年1月の記事一覧

12小説のリフレイン

12小説のリフレイン

「ぱっさぱさするな」
「15グラム」
「ここはプロテインのカテゴリじゃないか」
「強くなりたい人が多いからね」
「違う。僕はもっと色んなところに行きたい」
「だったらおでかけのカテゴリだな」
「そうじゃない。心の旅がしたいんだよ」
「ガジェットじゃないの」
「違う。小説だ!」

「小説? どうせ始まって終わるだけでしょ」
「だから?」
「何になるのかな」
「馬鹿だな。終わるからいいんじゃないか」

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【短歌】生まれつつあるカテゴリ

【短歌】生まれつつあるカテゴリ

カテゴリーガイダンスには見つからぬ
インドアと博士のひまつぶし
(折句「鏡石」短歌)



勝ち残るものは雁木か振り飛車か波瀾万丈(将棋)カテゴリ

手短にまとめてあげたコミカルをクローズアップ(日記)カテゴリ

強引に見つけ出された真実を私に添えて(エッセイ)カテゴリ

流星が願いを聞いて飛び込んだ note に光る(詩歌)カテゴリ
#将棋 #日記 #エッセイ #詩歌 #短歌
#カテゴリ  

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【短歌】先生の仮定世界

【短歌】先生の仮定世界

明らかな死を携えて踏み出した
ライブ僕らは一行の歌
(折句「アジフライ」短歌)



看板に小説ありと偽って招いた夜の政府会見

定番と話題の向こう埋もれても輝いている君の小説

答えなどみえなくていい投げかけて小説はただ仮定に終わる

リモートで原稿を書く先生の現実はある架空の国だ
#カテゴリ #仮定の話 #詩歌 #短歌
#言葉遊び #折句 #アクロスティック
#カテゴリー

【短歌】なんぼのもんじゃ

【短歌】なんぼのもんじゃ

空耳は恋しい人よカテゴリに
詩歌を探しコーヒータイム
(折句「そこかしこ」短歌)



書き急ぐショートショートに起こされて今日も成し得ぬ夢の熟成

定番がなんぼのもんじゃあれなんかお安いですね150円

コントでもマンガでもない詩のこころ言葉をごっちゃまとめ小説

リスト下にぶら下がりたい言葉系日記エッセイ作文詩歌
#カテゴリ #詩 #短歌 #詩歌
#折句 #アクロスティック
#カテゴリ

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【短歌】うらめしや

【短歌】うらめしや

寒ぶりや感無量なり身に余る
いい店なれど七時閉店
(折句「鏡石」短歌)



会食に使命を燃やす先生の頭に遠いリモートワーク

手のひらを返したことをかえりみず原稿だけに忠実な君

小人数小声も哀れ万全の対策ステイホームに消され

リピーター客も戻らぬ横丁の暖簾小さな風にさよなら
#カテゴリ #言葉遊び #折句 #短歌
#アクロスティック #カテゴリー
#詩

 

【小説】小説をどうぞ

【小説】小説をどうぞ

「小説をどうぞ」

「ありがとう」

 小説をもらうのは初めてだった。しかも私が最も待ち望んでいた瞬間にやってきたのだ。私は小説がないと生きられない人間だ。もう思い出せないくらい、ずっとずっと昔からだ。ある時、私は小説によって生まれ変わったのだと思う。どんなに現実世界が上手くいかない時にも、一度小説の中に逃げ込めば、すべてが変わる。小説の中には光がある。夢があり理解者がいて温かい人の声が聞こえる。

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【短歌】弾かれた詩歌

【短歌】弾かれた詩歌

創造と孤独の果てに加速する
詩歌が落ちた恋のカテゴリ
(折句「そこかしこ」短歌)



神々に選抜されたカテゴリに飛び込め僕の詩歌小説

手を尽くし入り込みたいカテゴリの前には自動判別の壁

恋すれば背中が痛い今さらに振り返っても消えぬカテゴリ

理由なく見過ごしている小説のカテゴリは愛よりも気まぐれ
#カテゴリ #詩歌 #短歌 #言葉遊び
#アクロスティック #折句 #カテゴリー
#詩

カテゴリー・バス

カテゴリー・バス

 あの人を嫌いになったのはあの人があの人を好きだったからだ。あの人はあの人であの人とはまるで別人のようだったけれど、あの人にもあの人に似た一面もあって、あの人もあの人もあの人も交じり合ってあの人を思わせているのかもしれない。小説を嫌いだったのもそうだ。みかんも、バームクーヘンも、ボール遊びも、海辺も、煙草も、銀杏も、雪だるまも、みんなあの人の影響を受けながら、接近したり逃げ回ったりした。あの人が好

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カテゴリ落選

カテゴリ落選

 謎の落選。またどこにもたどり着くことができなかった。失意の帰路。小さくなった肩から何度もジャケットが滑り落ちそうになる。本当にないのか。(自分だけが知らない鍵があるのかもしれない)交差点の真ん中に取り残された手袋をつつく獣の影を見た気がした。出遅れたワゴンを後ろのクラクションが押し出す。ヘッドライトが地を這って、僕の足跡を消す。

 エントランスのドアが破壊され中では枯れ葉が渦巻いていた。エレベ

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【短歌】カテゴリ・ナンセンス

【短歌】カテゴリ・ナンセンス

拾われぬ夜の向こうで小説が歌い続けた夢見る自由

君だけにわかってほしい小説はカテゴリの手をもれても平気

小説の風をなしても小説と軽く認めぬカテゴリ・センス

目に光るしずくに打たれカテゴリがごっそり拾う君のロマンス

夜に錯乱の兆しがのぞくとき小説だけがまともにみえる

うそであれ輝いている異世界はカテゴリにない僕の逃げ場所
#小説 #カテゴリ #異世界 #逃げ場所
#ナンセンス #ロマン

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【小説】ノベル・トレイン&サイエンス・カテゴリ

【小説】ノベル・トレイン&サイエンス・カテゴリ

 自信を胸に朝のホームに立った。
 この街での新しい生活が始まる。
 ホームは大勢の人でごった返していた。メロディーが流れ列車が入り込んでくる。私が乗るのはカルチャー線のノベル・トレインだ。胸にそれぞれの物語を抱え、人々が車内に呑み込まれていく。その中に今日は私もいる。
 私が好むのは左側の座席だ。ささやかな願いを満たし、私はA6の座席に着いた。すぐに列車は動き始めた。うとうととする暇はなかった。

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【短歌】つれないカテゴリのうた

【短歌】つれないカテゴリのうた

創作に今夜届かぬカテゴリー
しゃあないですわコンソメスープ
(折句「そこかしこ」短歌)

片時も忘れられないカテゴリー君の瞳に映り込めない

手探りで近づいていくカテゴリー君を操るものは誰なの

焦げついた小説熱を冷ややかに見送るカテゴリー・ディスタンス

理由なく目を伏せないで【】つけて飛ばした小説なのに
#詩歌 #カテゴリ #スープ #言葉遊び
#折句 #短歌 #アクロスティック #カテゴ

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【短歌】小説になれない

【短歌】小説になれない

ひっそりと小説あげたこの夜にカテゴリはまだ目を閉じたまま

君だけを拾い続けたカテゴリーどうか僕にもコツを教えて

小説のカテゴリ・バスを待ちながら整えているあと15分

目の赤いうさぎが投げた小説に食いつく亀の遅れたディナー

横丁に浮かれて入る旅人の呼吸にそって弾む小説

うっとりと読まれてみたい小説を書き出すまでの100億光年
#小説 #カテゴリ #短歌 #詩歌
#詩 #日記 #あとがき

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【創作note】カテゴリーの謎④ ~サッカーの詩を書いたなら

【創作note】カテゴリーの謎④ ~サッカーの詩を書いたなら

※この記事はnote内におけるカテゴリをテーマとしたコラムまたは物語です。たどり着く結論は妄想を含み、多分に真実と異なる場合もございます。また、ほとんどの謎は未解決のまま終わることをご理解ください。

・意図せず届くところ
 『カテゴリーの謎②』が、「サッカー」カテゴリにおいて人気を得たと知らされた。
(サッカー?)
 思ってもみなかったところから弾丸シュートが飛んできたような気分だ。サッカーがテ

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