#映画レビュー
やっぱり松田聖子しか思い浮かばないよね~「青い珊瑚礁」
昔の歌謡曲で映画のタイトルを拝借していていて当時の人からはバレバレなのだけど、今となっては曲だけが記憶に残っているというものも少なくないようだ。松田聖子がスターダムに駆け上がることになったきっかけが「青い珊瑚礁」なのだが、これも元ネタとなった映画があった。1980年公開「青い珊瑚礁」
若い男女が無人島に流れ着いて、そこでたくましく成長していくというお話。最後は無事に助けられるのだが、10年以上も
ゲンキ爆発!でも邦画は袋小路か~「河内のオッサンの唄」
「河内のオッサンの唄」を知っているだろうか。
ミス花子という男性シンガーの曲である。1976年発表ということで、時代を映す知る人ぞ知る曲で、一度聴いたら忘れられない。
この映像はおじさんだが、発表当時は20代前半だったようだ。
ミス花子という名前にしたは、女性アイドルに間違われてレコードを買ってくれるかもしれない、という動機だったようなことを聞いたことがあるが、曲名が「河内のオッサンの唄」じゃあ
セクシーさよりも天真爛漫さ~「紳士は金髪がお好き」
ハワード・ホークスのコメディ作品の決定版と言えばこの作品だろう。
1953年公開「紳士は金髪がお好き」
ホークスコメディの最高傑作であり、マリリン・モンロー主演の一番の作品だと思う。
彼女はこういう「ブロンドで美人で少しおつむが足りない女性」像は好まないかもしれないが、良くも悪くも本作のモンローが彼女のイメージを作り出していることは否定しがたい。
彼女を観ていて、実に飽きない。テンポがいいし、
みんな違って、みんないい~「グッドモーニング、ベトナム」
人類はまたしても戦争を選択してしまった。
そんな折に観た映画を紹介したい。1987年公開「グッドモーニング、ベトナム」
戦争映画ではあるが、主人公は銃後の任務ということもあり、凄惨な戦闘シーンはほとんどない。
現地のベトナム人にも溶け込み、兵士からも人気がある主人公・クロンナウア。きっと彼は、彼なりにこの戦争の大義というものを信じ、一人ひとりの目線を失わずに任務を全うしている・できている、と思
主題歌によって歴史に残る~「ネバーエンディング・ストーリー」
ハリーポッター、ロードオブザリングなどのファンタジー枠の先駆けとも言える作品。40才前後ならその主題歌を聞くだけでワクワクする映画なのだが、いまいちストーリーに覚えがないのも事実。
1984年の「ネバーエンディング・ストーリー」
CGもない当時としては、がんばっているのではないだろうか。
やはりファルコンの印象が強いのだが、全身もふもふではなくて背中にウロコがあったというのは新たな発見であった。
”男の子って少し悪い方がいい”という時代~「グリース」
「ラ・ブーム」は1980年頃のフランスの学校生活を描いていたが、今度はアメリカの高校生活をテーマにしたミュージカル映画を。
これが一般的だったかどうかはわからないけれども。1978年公開の「グリース」。
ジョン・トラボルタは前作「サタデーナイト・フィーバー」で大ヒットを記録。続く本作ではダンスのみならず歌も披露し、その勢い変わらずといったところだったのだろう。
迎えるヒロインは、オリヴィア・ニュ