凛々椿

基本的に、酒を飲んで書きます。

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記事一覧

酔って思ったことを連綿と書き残す49「ドス君がドスーン」

はしがき。 父が居酒屋でぶっ倒れた、彼氏のいびきがアレでドイツの耳栓を買ったなどなど、五月は話題が盛り盛りです。温水器が壊れて治りました。四年ぶりに風呂場の電気…

凛々椿
3日前
2

酔って思ったことを連綿と書き残す48「文筆と恋火」

はしがき。 『シン・死の媛』第二章の冒頭部分ができました。 相当悩みながら書き始め、つっかえつっかえ、どうにも進まず、苛々とした私は「いったん、男と遊ぼう!」と…

凛々椿
10日前
3

酔って思ったことを連綿と書き残す47「一章完結です」

はしがき。 「シン・死の媛」一章のラスト、先生と死の媛です。これで第一章はおしまいです。 この「酔って思ったこと(略)」42から47にかけて、一章を載せておりますの…

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3週間前
1

酔って思ったことを連綿と書き残す46「闇市です」

はしがき。 『シン・死の媛』一章の続き、闇市と先生です。 名曲、ラプソディー・イン・ブルーを引用させていただきました。 子どもの頃、私はクラリネット吹きでした。 …

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4週間前
4

酔って思ったことを連綿と書き残す45「蔤荒佳教と申します」

はしがき。 拙作「シン・死の媛」一章の、前回の続きです。 前回では、絢ちゃんと先生がたくさんえっちをしました。 今回は庭師とのおしゃべりです。 タイトルの「蔤荒佳…

凛々椿
1か月前
2

酔って思ったことを連綿と書き残す44「満開です」

はしがき。 今住んでるところが、半径数キロメートルの主要道路を全部桜にしてらっしゃるんです。 今日明日あたりが見頃となって居ります。 玄関を開けると、桜! 佳いも…

凛々椿
1か月前
5

酔って思ったことを連綿と書き残す43「連休です」

はしがき。 小説の落書きを、ポイっとします。「シン・死の媛」の、序章と一章の半分ぐらいです。 あくまで、落書きです。 書き終わるまでに、これからだいぶ変えていくと…

凛々椿
1か月前
5

酔って思ったことを連綿と書き残す42「最終章だけ、出来上がりました」

はしがき。 先週、上京いたしまして、神奈川近代文学館の文ストコラボに、行ってまいりました! どうにも見たくてたまらなかった、D先生の、4m超級の「芥川賞ロング嘆願書…

凛々椿
1か月前
3

酔って思ったことを連綿と書き残す41「月に乞う/雨に乞う」(改の改)

はしがき。 ふつう、小説って「出来上がったもの」を読むじゃないですか。 でも、できあがる過程、推敲前と後を比べるのは、非常に面白いと、個人的には思います。 D先生…

凛々椿
2か月前
4

酔って思ったことを連綿と書き残す40「カルピスです」

昨日から本日にかけて。 職場に、大谷翔平さんと同い年の未婚の方が何人かいるのですが、「大谷に負けた」と、みなさま、思いの外、凹んでいらっしゃいました。 言われてみ…

凛々椿
2か月前
3

酔って思ったことを連綿と書き残す39「ラストシーンの落書き」

クドクドと、酔って、拙作「シン・死の媛」の落書きをやっております。 プロットは徐々に(落書きの甲斐もあって)出来つつあるけど、ものすごいハードルの高いシーンがあ…

凛々椿
2か月前
3

酔って思ったことを連綿と書き残す38「シン・死の媛の、落書き」

シン・死の媛の、死の媛の章のラストを、酔って落書きしました。 ドクトルと死の媛は、毎朝チェスで賭け事をしています。 引き分けだとドクトルは死の媛のわがままを聞く、…

凛々椿
2か月前

酔って思ったことを連綿と書き残す37「フェチ」

この絵、めっちゃええなあ。 こないだ、死の媛を書き直すぞ、ドクトルが、あらわれた!なんてことを言っていたと、思う。 小説書き始めてから数ヶ月ぐらいだけど、この物…

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2か月前
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酔って思ったことを連綿と書き残す36「現実逃避はつづくよどこまでも」

はしがき 例の続きです。 酔って自分の作品をネチネチするやつ。 今回は、シン・死の媛の、死の媛パートの一部です。 残虐表現が含まれますので、嫌いな人はそっと閉じて…

凛々椿
2か月前
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酔って思ったことを連綿と書き残す35「恥さらしも意外と楽しいものだよ」

昨今、よく見かける16パーソナリティーズのタイプが、INFP-A(仲介者)です。 もう、なんとも言えない。 そう言われてみれば、そうかもしれないし、人助けが天命など、思…

凛々椿
3か月前
1

酔って思ったことを連綿と書き残す34「月に乞う/雨に乞う」

 はしがき。  むしろ、あとがき?  酔って過去の作品をぶっ壊すシリーズ(もはや、シリーズ、なのか?)の続きです。 「死の媛」という、昨秋に初めて書いた小説の外伝…

凛々椿
3か月前
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酔って思ったことを連綿と書き残す49「ドス君がドスーン」

酔って思ったことを連綿と書き残す49「ドス君がドスーン」

はしがき。

父が居酒屋でぶっ倒れた、彼氏のいびきがアレでドイツの耳栓を買ったなどなど、五月は話題が盛り盛りです。温水器が壊れて治りました。四年ぶりに風呂場の電気がつきました(ずっと壊れてました)。

「ドス君がドスーン」は、文豪ストレイドッグスの最新話のお話です。リボーン。鮮やかなテレポーテーション!
どうやったらこんなシナリオ思いつくんでしょう。
そして、太宰さんはどうする気でしょう? 太宰さ

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酔って思ったことを連綿と書き残す48「文筆と恋火」

酔って思ったことを連綿と書き残す48「文筆と恋火」

はしがき。

『シン・死の媛』第二章の冒頭部分ができました。
相当悩みながら書き始め、つっかえつっかえ、どうにも進まず、苛々とした私は「いったん、男と遊ぼう!」と、生来の遊び人の本性を丸出しに、マッチングアプリを開きました。
そして、翌日のお昼に見知らぬ男性と待ち合わせ、昼間から酒を大いに呑みました。
本人にも言いましたが、全身黒づくめ、マスクも黒、眼鏡も黒だったので、「ひたすらに黒いな」と思いま

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酔って思ったことを連綿と書き残す47「一章完結です」

酔って思ったことを連綿と書き残す47「一章完結です」

はしがき。

「シン・死の媛」一章のラスト、先生と死の媛です。これで第一章はおしまいです。
この「酔って思ったこと(略)」42から47にかけて、一章を載せておりますので、よろしければお付き合いください。
とはいっても、続きを書きながらちょっとずつ訂正したりしているので、ここのは必ずしも完全版ではありませんが、今のところ、内容自体はいじっていません。漢字を変えたり、言葉を置き換えたり、行を詰めたり、

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酔って思ったことを連綿と書き残す46「闇市です」

酔って思ったことを連綿と書き残す46「闇市です」

はしがき。

『シン・死の媛』一章の続き、闇市と先生です。
名曲、ラプソディー・イン・ブルーを引用させていただきました。

子どもの頃、私はクラリネット吹きでした。
絶対にこの曲の冒頭、難しいと思います。えっぐい名曲。

元の『死の媛』を、異世界ファンタジーから1938年の架空の国に置き換えるにあたって、この曲をどこかで使いたかったんです。
プロット上では、チョコレイト・ボーイさんは、それほどご活

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酔って思ったことを連綿と書き残す45「蔤荒佳教と申します」

酔って思ったことを連綿と書き残す45「蔤荒佳教と申します」

はしがき。

拙作「シン・死の媛」一章の、前回の続きです。
前回では、絢ちゃんと先生がたくさんえっちをしました。
今回は庭師とのおしゃべりです。

タイトルの「蔤荒佳教」は、宗教名ではありません。「酔って思った(略)」42で最終章を落書きし、43で第一章の冒頭を落書きして、よくよく考えたら、先生の本名がえっちの如く、出尽くしていることに思い至りました。
「みつらけかきょう」と申します。長いね。

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酔って思ったことを連綿と書き残す44「満開です」

酔って思ったことを連綿と書き残す44「満開です」

はしがき。

今住んでるところが、半径数キロメートルの主要道路を全部桜にしてらっしゃるんです。
今日明日あたりが見頃となって居ります。
玄関を開けると、桜!
佳いものです。
ただ、いかんせん、駅の目の前に家がありまして、見られるのは信号待ちの数十秒。信号も、やたらに短いのです。
なので、さほど、堪能していません。

以下は、前回の「シン・死の媛」一章の続きです。雨ちゃんパート。
このあとは、植木屋

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酔って思ったことを連綿と書き残す43「連休です」

酔って思ったことを連綿と書き残す43「連休です」

はしがき。

小説の落書きを、ポイっとします。「シン・死の媛」の、序章と一章の半分ぐらいです。
あくまで、落書きです。
書き終わるまでに、これからだいぶ変えていくと思います。
この時点で、もう40ページほどあるんですよね。
で、こないだ投下した最終章の五章の落書きが90ページほどなので、まさかの長編小説行きです。それも、酒を嗜みながらやりきろうとしているんです。
おっそろしいことこの上ない。
書い

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酔って思ったことを連綿と書き残す42「最終章だけ、出来上がりました」

酔って思ったことを連綿と書き残す42「最終章だけ、出来上がりました」

はしがき。

先週、上京いたしまして、神奈川近代文学館の文ストコラボに、行ってまいりました!
どうにも見たくてたまらなかった、D先生の、4m超級の「芥川賞ロング嘆願書」も、見てきましたよ。
30分ほど、涎を垂らして見てきました。
たいそう、危ない巻物でした。
楽しかった。
おもしろかった!

ばか!
ばかだあ、って、大笑いしてきました。
ばかだなあ。D先生。

なのに、そうして、数時間ほど文学館を

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酔って思ったことを連綿と書き残す41「月に乞う/雨に乞う」(改の改)

酔って思ったことを連綿と書き残す41「月に乞う/雨に乞う」(改の改)

はしがき。

ふつう、小説って「出来上がったもの」を読むじゃないですか。

でも、できあがる過程、推敲前と後を比べるのは、非常に面白いと、個人的には思います。
D先生で言えば、「右大臣実朝」のセリフをカタカナに統一したのとか、「新ハムレット」の各章の出だしの表現とか、どのあたりで閃いたんだろう? と思ってしまう。
絶対、途中で閃いているような気がしてて。

数年前、コロナ禍の時に、東京ドームの「る

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酔って思ったことを連綿と書き残す40「カルピスです」

酔って思ったことを連綿と書き残す40「カルピスです」

昨日から本日にかけて。
職場に、大谷翔平さんと同い年の未婚の方が何人かいるのですが、「大谷に負けた」と、みなさま、思いの外、凹んでいらっしゃいました。
言われてみれば、確かに、そこだけはオオタニサンに勝てる要素、あったよね。

お悔やみ申し上げます。

「閏日を狙うとは、オオタニサン、浮かれてんなあ」
内心を胸に秘めつつ、前に書いた小説をファンタジーから近代世界に置き換えるにあたって、近代のあれこ

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酔って思ったことを連綿と書き残す39「ラストシーンの落書き」

酔って思ったことを連綿と書き残す39「ラストシーンの落書き」

クドクドと、酔って、拙作「シン・死の媛」の落書きをやっております。
プロットは徐々に(落書きの甲斐もあって)出来つつあるけど、ものすごいハードルの高いシーンがあって。
現世に例えるなら、ヒットラーの演説シーンの再現です。
文ストで言うなら、福地さんの「人類軍!」みたいな、アレです。
見てる方は「ふーん」って見ますけど。
いざ、作るとなると、途方に暮れるものなのですね。
扇動させないといけないわけで

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酔って思ったことを連綿と書き残す38「シン・死の媛の、落書き」

酔って思ったことを連綿と書き残す38「シン・死の媛の、落書き」

シン・死の媛の、死の媛の章のラストを、酔って落書きしました。
ドクトルと死の媛は、毎朝チェスで賭け事をしています。
引き分けだとドクトルは死の媛のわがままを聞く、というルールです。
ちなみに、千日以上、ステイルメイトが続いています。
ドクトル可哀想。

****

「それは、」

 ドクトル・ディアベリは、先ほどから大事そうに抱えている幼女を、しかと抱きしめ直した。
 ステイルメイト。
 今日は、

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酔って思ったことを連綿と書き残す37「フェチ」

酔って思ったことを連綿と書き残す37「フェチ」

この絵、めっちゃええなあ。

こないだ、死の媛を書き直すぞ、ドクトルが、あらわれた!なんてことを言っていたと、思う。

小説書き始めてから数ヶ月ぐらいだけど、この物語書きたいなあ、で始めたから、キャラ立ち、というものを軽視していて。
やりましょ、と、思い至って、とりあえず主人公から始めて、今、ドクトルをやってるところなのだけど、思いついた時から「この人は、性的倒錯者」と認定してたので、ウィキさまに

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酔って思ったことを連綿と書き残す36「現実逃避はつづくよどこまでも」

酔って思ったことを連綿と書き残す36「現実逃避はつづくよどこまでも」

はしがき

例の続きです。
酔って自分の作品をネチネチするやつ。
今回は、シン・死の媛の、死の媛パートの一部です。
残虐表現が含まれますので、嫌いな人はそっと閉じてくださいね。

前回も書いたけど、シン・死の媛のプロットは、まだ全然できてないです。
ただ、こないだぺらっと出した、未完成の先生パートを見てて、章ごとにメイン人物を分けてしまえ、と思いました。
なので、一章目を先生パート。二章目に死の媛

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酔って思ったことを連綿と書き残す35「恥さらしも意外と楽しいものだよ」

酔って思ったことを連綿と書き残す35「恥さらしも意外と楽しいものだよ」

昨今、よく見かける16パーソナリティーズのタイプが、INFP-A(仲介者)です。

もう、なんとも言えない。
そう言われてみれば、そうかもしれないし、人助けが天命など、思ったこともまるでない。基本、蹴落とします。
ただ、不倫=人助け、だとすれば、そうね、って感じ。
ひとクラス分以上の人の指を集めないと、救った不倫願望者の命の数は、数えられません。
もう、田舎にすっこんで4年経ちますが、いまだに、方

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酔って思ったことを連綿と書き残す34「月に乞う/雨に乞う」

酔って思ったことを連綿と書き残す34「月に乞う/雨に乞う」

 はしがき。
 むしろ、あとがき?

 酔って過去の作品をぶっ壊すシリーズ(もはや、シリーズ、なのか?)の続きです。
「死の媛」という、昨秋に初めて書いた小説の外伝を、酔った勢いで、一週間に渡りぶっ壊しました。

「死の媛」そのものも、今見ると相当に拙く(あれはもう、ただのプロットだわ)、めちゃくちゃにぶっ壊したいんだけど、やり直す前に勉強したいことも多いし、そもそも、今書きかけの小説をなんとかし

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