凛々椿

基本的に、酒を飲んで書きます。

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最近の記事

酔って思ったことを連綿と書き残す47「一章完結です」

はしがき。 「シン・死の媛」一章のラスト、先生と死の媛です。これで第一章はおしまいです。 この「酔って思ったこと(略)」42から47にかけて、一章を載せておりますので、よろしければお付き合いください。 とはいっても、続きを書きながらちょっとずつ訂正したりしているので、ここのは必ずしも完全版ではありませんが、今のところ、内容自体はいじっていません。漢字を変えたり、言葉を置き換えたり、行を詰めたり、改行したり。 全部書き終えたら、ちゃんとnoteに載せますね。 これで、一章と最

    • 酔って思ったことを連綿と書き残す46「闇市です」

      はしがき。 『シン・死の媛』一章の続き、闇市と先生です。 名曲、ラプソディー・イン・ブルーを引用させていただきました。 子どもの頃、私はクラリネット吹きでした。 絶対にこの曲の冒頭、難しいと思います。えっぐい名曲。 元の『死の媛』を、異世界ファンタジーから1938年の架空の国に置き換えるにあたって、この曲をどこかで使いたかったんです。 プロット上では、チョコレイト・ボーイさんは、それほどご活躍する予定ではありませんでしたが、彼の大暴走のおかげで、無事に採用。 代用チョコ

      • 酔って思ったことを連綿と書き残す45「蔤荒佳教と申します」

        はしがき。 拙作「シン・死の媛」一章の、前回の続きです。 前回では、絢ちゃんと先生がたくさんえっちをしました。 今回は庭師とのおしゃべりです。 タイトルの「蔤荒佳教」は、宗教名ではありません。「酔って思った(略)」42で最終章を落書きし、43で第一章の冒頭を落書きして、よくよく考えたら、先生の本名がえっちの如く、出尽くしていることに思い至りました。 「みつらけかきょう」と申します。長いね。 本編ではこれ以上触れる必要もないし、某有名アニメ「鬼滅の刃」の「大正こそこそ裏話

        • 酔って思ったことを連綿と書き残す44「満開です」

          はしがき。 今住んでるところが、半径数キロメートルの主要道路を全部桜にしてらっしゃるんです。 今日明日あたりが見頃となって居ります。 玄関を開けると、桜! 佳いものです。 ただ、いかんせん、駅の目の前に家がありまして、見られるのは信号待ちの数十秒。信号も、やたらに短いのです。 なので、さほど、堪能していません。 以下は、前回の「シン・死の媛」一章の続きです。雨ちゃんパート。 このあとは、植木屋さんと先生の予定です。 意外と大事。 *****  絢ちゃんと、幾度となくひ

        酔って思ったことを連綿と書き残す47「一章完結です」

          酔って思ったことを連綿と書き残す43「連休です」

          はしがき。 小説の落書きを、ポイっとします。「シン・死の媛」の、序章と一章の半分ぐらいです。 あくまで、落書きです。 書き終わるまでに、これからだいぶ変えていくと思います。 この時点で、もう40ページほどあるんですよね。 で、こないだ投下した最終章の五章の落書きが90ページほどなので、まさかの長編小説行きです。それも、酒を嗜みながらやりきろうとしているんです。 おっそろしいことこの上ない。 書いてる間は夢中ですからいいですけど、終わった頃には、長編小説を書き上げたD先生のよ

          酔って思ったことを連綿と書き残す43「連休です」

          酔って思ったことを連綿と書き残す42「最終章だけ、出来上がりました」

          はしがき。 先週、上京いたしまして、神奈川近代文学館の文ストコラボに、行ってまいりました! どうにも見たくてたまらなかった、D先生の、4m超級の「芥川賞ロング嘆願書」も、見てきましたよ。 30分ほど、涎を垂らして見てきました。 たいそう、危ない巻物でした。 楽しかった。 おもしろかった! ばか! ばかだあ、って、大笑いしてきました。 ばかだなあ。D先生。 なのに、そうして、数時間ほど文学館をやたらと堪能したのに、肝心の、カフカ先生のコメントボードはすっかりと見落として、

          酔って思ったことを連綿と書き残す42「最終章だけ、出来上がりました」

          酔って思ったことを連綿と書き残す41「月に乞う/雨に乞う」(改の改)

          はしがき。 ふつう、小説って「出来上がったもの」を読むじゃないですか。 でも、できあがる過程、推敲前と後を比べるのは、非常に面白いと、個人的には思います。 D先生で言えば、「右大臣実朝」のセリフをカタカナに統一したのとか、「新ハムレット」の各章の出だしの表現とか、どのあたりで閃いたんだろう? と思ってしまう。 絶対、途中で閃いているような気がしてて。 数年前、コロナ禍の時に、東京ドームの「るろうに剣心展」を見に行って、和月先生の生原稿を浴びるように見ましたけど、「こんな

          酔って思ったことを連綿と書き残す41「月に乞う/雨に乞う」(改の改)

          酔って思ったことを連綿と書き残す40「カルピスです」

          昨日から本日にかけて。 職場に、大谷翔平さんと同い年の未婚の方が何人かいるのですが、「大谷に負けた」と、みなさま、思いの外、凹んでいらっしゃいました。 言われてみれば、確かに、そこだけはオオタニサンに勝てる要素、あったよね。 お悔やみ申し上げます。 「閏日を狙うとは、オオタニサン、浮かれてんなあ」 内心を胸に秘めつつ、前に書いた小説をファンタジーから近代世界に置き換えるにあたって、近代のあれこれを仕事合間にせわしなくググっていたのですが、そこでご登場あそばされましたるが、

          酔って思ったことを連綿と書き残す40「カルピスです」

          酔って思ったことを連綿と書き残す39「ラストシーンの落書き」

          クドクドと、酔って、拙作「シン・死の媛」の落書きをやっております。 プロットは徐々に(落書きの甲斐もあって)出来つつあるけど、ものすごいハードルの高いシーンがあって。 現世に例えるなら、ヒットラーの演説シーンの再現です。 文ストで言うなら、福地さんの「人類軍!」みたいな、アレです。 見てる方は「ふーん」って見ますけど。 いざ、作るとなると、途方に暮れるものなのですね。 扇動させないといけないわけでしょ? 難儀よ。 というわけで、現実逃避して、昨日、酔ってラストシーンを落書き

          酔って思ったことを連綿と書き残す39「ラストシーンの落書き」

          酔って思ったことを連綿と書き残す38「シン・死の媛の、落書き」

          シン・死の媛の、死の媛の章のラストを、酔って落書きしました。 ドクトルと死の媛は、毎朝チェスで賭け事をしています。 引き分けだとドクトルは死の媛のわがままを聞く、というルールです。 ちなみに、千日以上、ステイルメイトが続いています。 ドクトル可哀想。 **** 「それは、」  ドクトル・ディアベリは、先ほどから大事そうに抱えている幼女を、しかと抱きしめ直した。  ステイルメイト。  今日は、混戦だった。 「絶対、許さへん」  ドクトルは、醜悪である。  顔をしかめ、こち

          酔って思ったことを連綿と書き残す38「シン・死の媛の、落書き」

          酔って思ったことを連綿と書き残す37「フェチ」

          この絵、めっちゃええなあ。 こないだ、死の媛を書き直すぞ、ドクトルが、あらわれた!なんてことを言っていたと、思う。 小説書き始めてから数ヶ月ぐらいだけど、この物語書きたいなあ、で始めたから、キャラ立ち、というものを軽視していて。 やりましょ、と、思い至って、とりあえず主人公から始めて、今、ドクトルをやってるところなのだけど、思いついた時から「この人は、性的倒錯者」と認定してたので、ウィキさまにご登場願いました。 いろんな倒錯があるもんだね。 感心して、眺めていたら、ある

          酔って思ったことを連綿と書き残す37「フェチ」

          酔って思ったことを連綿と書き残す36「現実逃避はつづくよどこまでも」

          はしがき 例の続きです。 酔って自分の作品をネチネチするやつ。 今回は、シン・死の媛の、死の媛パートの一部です。 残虐表現が含まれますので、嫌いな人はそっと閉じてくださいね。 前回も書いたけど、シン・死の媛のプロットは、まだ全然できてないです。 ただ、こないだぺらっと出した、未完成の先生パートを見てて、章ごとにメイン人物を分けてしまえ、と思いました。 なので、一章目を先生パート。二章目に死の媛(雨)と燦国総統閣下。三が、嘉国女王陛下かな。四と五は、分けられなさそうなので、

          酔って思ったことを連綿と書き残す36「現実逃避はつづくよどこまでも」

          酔って思ったことを連綿と書き残す35「恥さらしも意外と楽しいものだよ」

          昨今、よく見かける16パーソナリティーズのタイプが、INFP-A(仲介者)です。 もう、なんとも言えない。 そう言われてみれば、そうかもしれないし、人助けが天命など、思ったこともまるでない。基本、蹴落とします。 ただ、不倫=人助け、だとすれば、そうね、って感じ。 ひとクラス分以上の人の指を集めないと、救った不倫願望者の命の数は、数えられません。 もう、田舎にすっこんで4年経ちますが、いまだに、方々からオナニーメールがやってきます。 あれは、根深いぜ。 連日、酔っ払い全開で

          酔って思ったことを連綿と書き残す35「恥さらしも意外と楽しいものだよ」

          酔って思ったことを連綿と書き残す34「月に乞う/雨に乞う」

           はしがき。  むしろ、あとがき?  酔って過去の作品をぶっ壊すシリーズ(もはや、シリーズ、なのか?)の続きです。 「死の媛」という、昨秋に初めて書いた小説の外伝を、酔った勢いで、一週間に渡りぶっ壊しました。 「死の媛」そのものも、今見ると相当に拙く(あれはもう、ただのプロットだわ)、めちゃくちゃにぶっ壊したいんだけど、やり直す前に勉強したいことも多いし、そもそも、今書きかけの小説をなんとかしろよ、ということなので、ぶっ壊すのは、年中にはやりたいかな。次は、スコーク77の

          酔って思ったことを連綿と書き残す34「月に乞う/雨に乞う」

          酔って思ったことを連綿と書き残す33「123」

          はしがき。 みなさん、「新ハムレット」をご存知でしょうか。 敬愛なるD先生が、ハムレットを改変した作品です。1941年7月の刊行。太平洋戦争勃発、数ヶ月前です。 私はもちろん、戦争を体験してないし、いつから文学統制が行われていたのか、なんてことも知らないけど、D先生は真珠湾攻撃の日のことを作品にもしています。太平洋戦争が始まる前から、戦争の演習はあったようなのです。 となると、いわゆるお上からの「発禁処分」というのは、ちゃんとしたことは知らないけど、大戦以前にもあったのでし

          酔って思ったことを連綿と書き残す33「123」

          酔って思ったことを連綿と書き残す32「水色の猫」

          はしがき。 去年の9月から小説を書き始めた、という言い訳を、まずはしたい。 書きつつも、プロの作品を読んでいる。そして、自分のを読み返す。ああ、酷い。ああ、切ない! 今すぐにでも電ライナーに乗って、2023年9月に戻りたい! ウラタロスが大好きだ! 小説を書くということは恥をかくことである、と、あの天稟爛漫なD先生もおっしゃっていて、天才のお前がいうな、と思いながら、とはいえ、所詮、私のものは、インターネット上でわあわあ言っただけの素人の代物ですから、やり直せばいいんじゃ

          酔って思ったことを連綿と書き残す32「水色の猫」