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「かしこくて勇気あるこども」を願うことは自然なことなのか親のエゴなのか
生まれてくる子どもに望むこととして、元気で健康を、は当たり前として、こんなことも願うかもしれません。
「かしこくて勇気ある子ども」になって欲しいと。
親にとってのそんな願いが、あるきっかけで不安の種となり、日々のなかで、大きく膨らみ、苦しいほど心を締めつけていく。
「かしこくて勇気ある子ども」は、子を持つことへのためらいを描いたマンガです。
主人公夫婦は、妊娠がわかった日から児童書や子育て
戦後を記録し続けた報道写真家。小手鞠るい「アップソング」の力強さに震える
新宿駅西口での反戦集会、あさま山荘事件、三菱重工爆破事件、御巣鷹山日航機墜落事故、ベルリンの壁崩壊、チェチェン戦争、9.11同時多発テロなど、戦後から21世紀にかけて起きた、これらすべての「現場」を記録した日本人女性がいた。
偶然居合わせた場合もあれば、自らの意思で現場へと足を運んだ場合もある。
そのどんな時も、彼女の手には一台のカメラがあった。
報道写真家の最低必要条件は、その場所に、そのタ
「虎に翼」第18週のあとに、「マルモイことばあつめ」を。
今週の「虎に翼」の時代設定は、昭和27年(1952年)。
朝鮮語の誤訳、という問題に絡めて、諦めざるを得ない存在がいる、ということに触れています。
知識を持って正しく「言葉」を理解できることの重要性を描いていました。
舞台となった1952年のずっと前の日本統治下の朝鮮では、朝鮮語を使うことが規制され、日常の言葉も名前も日本語(式)に変えざるを得ませんでした。そんななか、このままでは朝鮮語が消えて
代わりに読んでくれて、ありがとうございます。
「虎に翼」には登場人物がさりげなく本を読む姿がよく出てくる。
書名がはっきりと映し出されることはないけれど、
貴族のお付きの玉ちゃんは、「アンクル・トムの小屋」
後に教師となる寅子の弟・直明は、アドラー「問題児の心理」
書記官の高瀬は、ツルゲーネフなんかを読んでいる。
その人がその本を選ぶ理由は必ずあるはずで、しかもどのタイミングでその本と接しているかで、その人が抱えている問題や意識を想像する
おじさんを震わせるハニの「青い珊瑚礁」
大好きで大切だったいくつかをクッキーの空き缶に詰め込んで
校庭の隅っこに埋めたんだけど、いったいなに入れたんだっけ、
と忘れちゃっていて、
でもある日、
どこかの誰かが親切にも掘り起こしてくれて、
でもって、目の前に突然現れて、
ほら、
と蓋を開けて差し出された気分でございます。
そして今、好きなものを好きと素直に言えずに山で遭難した「あいつ」のために、「青い珊瑚礁」を歌う、「ラブ
「マルホランド・ドライブ」制作日誌
*月*日
第一回メインスタッフ・キャスト合同打ち合わせ。
予想通り中味について多くの疑問質問が飛び交う。 特に今回始めてキャスティングしたナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングからが多かった。
私たちは二役なんですか、それとも全くの別人な んですか。
前半の世界と後半の世界はリンクして いるんですか等々。
予想通りである。
しかし私はその種の疑問質問に対しては次のように応えるようにし
聴くものを読み。観るものを聴く。「蜜蜂と遠雷」から聴こえてくるもの
役者の天才とその演技を文章で表現した「チョコレートコスモス」、そしてこの、天才たちの演奏を文章で描き分けた「蜂蜜と遠雷」
恩田陸という人は天才を描く天才ですね。
この小説、ただ数日間のコンクールに出場する数名の演奏者とその演奏を書いただけのシンプルなストーリー。
実はまだ読み終わっておらず途中なので、もしかして違うかもしれませんが、おそらくライバルの戦い、恋愛への発展、とんでもない謎、なんても
厚く生きる、と書いて厚生年金とよむ2024年6月19日
会社員でなくなってまもなく30年。てことはフリーランスになって30年。
いま会社ってどんな仕組みで動いているんだ。
あの頃と比べて
自由になっているのか
窮屈になっているのか
便利になっているのか
快適になっているのか
働きやすくなっているのか
人間関係の煩わしさから離れてホッとしている反面、ひとつだけ、手放して後悔しているものは、なんといっても厚生年金。
会社員の唯一といってもいいメリットは