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「虎に翼」第18週のあとに、「マルモイことばあつめ」を。

今週の「虎に翼」の時代設定は、昭和27年(1952年)。
朝鮮語の誤訳、という問題に絡めて、諦めざるを得ない存在がいる、ということに触れています。
知識を持って正しく「言葉」を理解できることの重要性を描いていました。

舞台となった1952年のずっと前の日本統治下の朝鮮では、朝鮮語を使うことが規制され、日常の言葉も名前も日本語(式)に変えざるを得ませんでした。そんななか、このままでは朝鮮語が消えてしまうと、朝鮮語の辞典を作成しようという運動が密かに行われていました。

そんな運動を映画化したのが「マルモイ ことばあつめ」(アマプラで配信中)

直接には今週の「虎に翼」とは関連しあってはいませんが、沈殿した沼のような諦めのもとには、この映画で描かれた抑圧のようなものが関わり合っているのかもしれません。


「虎に翼」きっかけで文化としての言葉に関心と興味を抱いたなら、「マルモイ ことばあつめ」ご覧ください。けっして堅苦しくなく、笑いの要素を入っていますのでご安心を。

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