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小さな県から見た世界

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日本で最も人口の少ない鳥取県に住みながら気づいた地方の暮らしや思い。日々つれづれに綴っています。
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#鳥取県

相互理解の装置としてのゲストハウス

相互理解の装置としてのゲストハウス

先日、日本財団まちなか拠点米子にて、鳥取県智頭町で楽之というゲストハウスを立ち上げられた竹内麻紀さんをゲストに招いた勉強会を開催した。

智頭町では、平成の大合併が行われた際に、合併に賛成する人と反対する人との間で意見が割れてしまった。それが地域住民間の分断を生み、今でもその禍根が残っているのだという。

智頭町は最終的に合併の道を選ばず、独立した道を歩むことになるのだけれど、私は個人的にその選択

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国内観光を外国人目線で見直してみる

国内観光を外国人目線で見直してみる

先日、鳥取県東京本部の方と打合せをした際に、インバウンド事業の一環で作成されたという冊子を頂いた。

TOTTORI The Land, The Lives, The Stories

私が頂いたのは紙ベースのものだが、上記の通りウェブでも閲覧が可能だ。

外国人目線で鳥取県を切り取った時に、どういった所に視点がいくのか、とても興味深く勉強になった。

まず意外性のある表紙から。

鳥取といえば

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オススメしたい紅茶

オススメしたい紅茶

これまでそんなに紅茶好きではなかったのだけれど、ここ数年コーヒーがあまり飲めなくなり(飲むとお腹を壊したりしてしまいます。。。)、最近は紅茶にはまっています。

といっても、それほどこだわりがあったわけではなくて、市販のアールグレイなどをよく飲んでいた。

ある時、妻が「”とっとり紅茶”なるものがあるらしいので、買いたい。」と言うので、買って飲んでみた。

これが、おいしい。。。

ちょっと甘みが

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今ここに在ることを感じられる時

今ここに在ることを感じられる時

昨日、今年もこれで最後になるだろうということで、家族で鳥取県内にある鹿野町、鹿野公園まで花見に出かけてきた。

コロナの影響もあって、出店などもなく、それがためにむしろ静かな花見を楽しむことができた。

これまでは、春の桜を見ると、心がワクワクと気持ちが高ぶっていくことが多かったのだけれど、昨日の花見はとても静かで落ち着いた気持ち。

そして、心はこの瞬間を捉えたいという思いに集中していた。

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いるだけで人と繋がれる気がする場所

いるだけで人と繋がれる気がする場所

昨日は、鳥取県智頭町のカフェぽすと で開催されていた”お季楽マルシェ”に行ってきた。

ここで開催されるミニライブに家内が出演するというので、私は娘の子守りで同行。

カフェポスト には以前にも行ったことがあるのだけれど、ここの空間の何だか暖かい雰囲気が気に入っていて、また行きたいなぁと思っていた。

何より楽しみにしていたのはランチ。

全て智頭町内で採れたもので作られているのだそうで、それぞれ

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