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#天理教

I'm back!「理の親」再び  

I'm back!「理の親」再び  

立教153年度(平成2年・1990年)の『かなめ会報』を読んでいて、とても気になるお話がありました。

上の画像は教祖100年祭から4年後、当時の表統領である故深谷善和氏が「かなめ会」で語った言葉です。
読者に分かりやすいよう、以下に黄線枠内を抜粋してみました。
※深谷善和氏は元表統領室長、深谷善太郎氏(河原町大教会長)の父

深谷元表統領は「かなめ会の席上でも何度か私共に、お預かりしている理の子

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播州のおやさま「井出クニ」について

播州のおやさま「井出クニ」について

 天理教の歴史について調べていると出てくる人物に「井出クニ」が挙げられる。この人のことを調べはじめると驚かされることも多い。天理教では公式に名前が出ているのは高野友治の『天理教史参考年表』で、天理教事典でも巻末の年表の教祖30年祭の頃に“井出クニ謀反”と出ているくらいである。天理教の会長や信者の間ではあまり知られていないようにも思う。仮に名前くらいは聞いたことがあると言っても「異端」だとか「謀反」

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私の教祖

私の教祖

ある朝まだき「教えの真実を詳らかにせよ」との天啓を受け(た気がして)、お道の過去の文献や古老からの聞き書きや学術論文、あるいは逸話や口伝などを片っ端から読みあさってきたわけですが、現時点で思うのは「何がホンマかよー分からんなあ」ということです。
まず資料の信憑性についての判断がとても難しい。特に著者が教外の方である場合には天理教に対する好悪の感情からバイアスがかかっていることもあるので注意が必要で

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5.身体が動かなくても、ベットで寝たきりでも、人を助けることが出来る

身体が動かなくても、ベットで寝たきりでも、人を助けることが出来る人間は、互いに助け合う為にこの世に存在しています。
そして、人助けを行うことが、人生における最上の目的の一つであり、真に幸せを手に入れる方法だと思っています。
詳細は過去記事にて

あの孫正義氏も
「情報革命で人々を幸せにすること」
という志を持って、仕事に挑んでいます。

しかし、
「自分で歩くことが出来ない程身体の弱った老人」

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本部や各教会が月次祭を縮小することについて『おさしづ』をもとに考える

明治三十二年十一月二十三日ペスト病予防のため秋季大祭延期の事を、警察より忠告により御許し願
さあ/\尋ねる処/\、どうもこれもう世界中という。皆道理に攻められて居る。道理に絡まれて居る。今日の日というは、人々改めて、延期や/\と言う。この間は結構や/\。どんな事してもはい/\と言うは、結構や。どうでも通れん日がある。大祭々々延ばすよかろ/\。これは成程の理。延ばそうと言うても延ばさらせんが理。なれ

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天理教の組織が絶対に変わる、たった一つの理由

①導入

さて、またまたセンセーショナルなタイトルで、皆さんをここにお呼びしてしまいました。

しかし、今からお話しするのは、衝撃的ではありますが、紛れもない真実です。

これから、天理教の組織は必ず変わります。

その確率は100%です。

なぜそんなことを言えるのか?

お話します。

本当はホワイトボードなどを使って図解しながら話した方が分かりやすい話なので、このnoteだけでは少し分かりに

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一四六 ご苦労さん

一四六 ご苦労さん

今回は僕の妄想9割の悟りを。

稿本天理教教祖伝逸話篇から(…教祖の日常のお言葉や面影から教祖という人物を偲ぶ書物。信者の残した話を持ち寄って二〇〇話綴られている。)

一四六 御苦労さん

 明治十七年春、佐治登喜治良は、当時二十三才であったが、大阪鎮台の歩兵第九連隊第一隊第三中隊に入隊中、大和地方へ行軍して、奈良市今御門町の桝屋という旅館に宿営した。
 この時、宿の離れに人の出入りがあり、宿の

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128.おふでさき概説 正冊と外冊 定義と立ち位置

128.おふでさき概説 正冊と外冊 定義と立ち位置


はじめに

熱心に信仰する上に、教義勉強が好きな人は「おふでさき概説」を読む機会があるかもしれません。

しかし、本書を読む機会がなく一生を終える信仰者の方が圧倒的に多いと思います。

そこで、僕も気軽に「おふでさき概説」を復習できるものが欲しいと思いましたので、要所をシリーズにしてまとめたいと思います。

まさにnoteっぽい使い方ですね。

ちなみに前回の記事はこちら

正冊と外冊

二代真

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88.使途を明確にしたら、「お供え」は集まる

はじめに

お供えの集め方と言うと、拒否反応を起こす人や、タブーのように、触れてはいけないことのように思っている方は大勢いると思います。

なんなら僕もお供えの集め方なんて話しは、絶対に反感を買うと思うし、批判コメントでも来ようものならメンタル的にもしんどいので、こんな記事は書かない方が良いと思ってます。

しかし、実際に僕の所属する大教会が、使途を明確にすることで、お供えを集めることに成功してい

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143.教祖が悪口を言われた時の対処法を教えられた話し

はじめに高野友治氏が執筆された、「教組余話」には、稿本天理教教組伝や稿本天理教教組伝逸話篇にも出てこないような、教組の御話しがたくさん載っています。
その中で僕が面白いなーと感じた御話しをピックアップして紹介したいと思います。

悪口を言われたときの対処法

奥野通三郎から話を聞いた河内の柏原の山本利三郎のことは、私は何べんも書いていますから、私の書きものにたびたび出てくる人です。この山本利三郎の

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【私案】コロナウイルスと肺炎

【私案】コロナウイルスと肺炎

コアLv▶▶▷▷▷

こんにちわ、福之助福太郎です。
今日はこの度のコロナウイルスの世界的蔓延と症状としての肺炎について個人的な考えを一例として書きたいと思いますが、初めての方はまずこちらをご覧ください。

絶対解としての主張や普遍的な分析ではなく、起きてきた出来事に対する個人的な考えの一端、僕自身が活用する意味合いの強いものという事をご理解いただければと思います。

基準コロナウイルスに関連

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新型コロナウィルスに対する神意を『おふでさき』から悟る試み

※本noteは天理教の信者向けに書かれた記事です。

ですので教信者にしか分からないような教語が多く使われており、またその解説も行っておりません。

その点、ご注意ください。

はじめに

新型コロナウィルスの感染が拡大し、世界は戦々恐々としていますね。

天理教教会本部においても、3月3日の正午、早期収束と罹患された方の助かりを願うお願いづとめがつとめられました。

さて、こういう時に必ず考えら

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