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僕は心から佳代を愛していた。 ~ショートショート~
それは突然に、テレビから圭くんと眞子様の婚約会見が放映された。
「まさか圭くんが眞子様と。。。」
嬉しかった。
圭くんは立派になった。
そして、まさか眞子様と婚約をされるなんて。。。
僕は心から佳代を愛していた。
婚姻こそなくとも僕らは夫婦だと思っていた。
だから圭くんも当然、僕の息子だと思っていた。
だから二人の生活費も圭くんの学費も、支援する事に躊躇はなかった。
そりゃそうだよ。
婚姻こそな
【詩】ラーメン評論家
小一時間待ったラーメンをすすると
思っていたより醤油っ辛くて
旨いと言えば旨いけど
そうでもないと言えばそうでもない
ラーメン評論をなんて
饒舌になれないバカ舌を
詩にもできないバカ舌を
なんだかとても誇りに思う味だね
車に戻ったら
ラーメン味のキスをしよう
僕はチャーシュー
君はワンタン
ラーメン味のキスをして
ラーメン評論なんかそれからだ