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地元で過ごす最後の日

6時半ごろ目が覚める。しばらくだらりと布団のなかでスマートフォンを見ながらがじゅまるのこと(がじゅまるは室内に置いたら風水的にだめなことをネットで知り、驚いた。よくおしゃれインスタグラマーさんがネットでうちのがじゅまる子は~なんて載せているのを見て自分も部屋に置くのに憧れていたけど、風水的にだめならやめておこうか、という気にさえなった。)と今日一日のことを考えて過ごし、7時過ぎにのそのそと起きだす。

今日は朝から心療内科と産婦人科の通院日だ。おまけに買い出しもある。忙しくなりそうな一日にしゃんと気合を入れる。鏡の前で、髪の毛をとかす。ヘアアイロンで、髪の毛をセットする。

少しの麦茶を飲み干し、AラインワンピースとJWandersonのスポーツサンダルを履き、少し足早に出かける。今日は予報で雨となっていたので、心療内科までは電車で出かけた。改札内では椅子を3つくらい使って寝ている男性やホームでパンを頬張りながら電車を待っている青年がいたり、大胆だなあ〜。診察時間に少し遅れて、9時10分発の電車に乗り込む。

学生の青春の匂いとおじさんの匂いが充満する車内でぼう、と過ごしたらすぐ心療内科近隣の駅だ。考え事をしていたので乗り過ごしそうになったが、無事に目的地の駅で下車する。

コロナの影響でアルコールをつけたり、間隔をあけて座ったり、いまだに慣れなくて、看護婦さんに説明を受けてしまった。ぎこちなく待合室に座る。10分後に自分の名前が呼ばれた。

診察では痩せた?と言われ、食事の件でしっかり食べるよう指摘された。それから適度な運動。そういえばここ最近、運動するのを忘れていたしおまけにあまり食欲がない。夏が近づくにつれ、食欲も運動活動力も低下するらしい。毎年言われるお決まりの会話。運動と食事。食べるときはちゃんと食べてるし、運動するときはしてるんだけどなあ。次の診察は7/22の9時15分に決まった。

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心療内科帰りにガストでモーニング。パンとスクランブルエッグセットを選んだ。スクランブルエッグの味はまあまあ。サラダはドレッシングがしっかりかかっていて、スープは優しい味がして美味しかった。

食後にバニララテを飲みながら今日の買い出しの計画を練り練り。どんなパターンで動こうか。考え出したら楽しくなってきりがない。そこにイラストも添えちゃったりなんかして。
雨が本降りになる前に用事をすませちゃいましょう、と自分に言い聞かせ11時頃に店を出る。

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GUで用事を済ませ次の用事のため駅に向かう途中、サルスベリと出逢った。ほのかなピンク色でかわいらしい花だ。花言葉を調べてみると、「雄弁」「愛嬌」「不用意」と書かれてあった。

そういえば夏目漱石が「愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ」と本で言っていたのを思い出した。私も明日から一緒に住む新しい家族に対して、愛嬌を忘れずに過ごしたいなとふと思った。不器用だけど、かわいがられる人になろう。そんな風に思った。

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産婦人科はいつも通りじつに機械的な診察を受け、4週間分薬をもらった。相変わらず淡々と不愛想な先生だな。そして買い出しへ。あえて地元の慣れ親しんだお店でお茶したりお買い物したりした。隣市にももちろん同じお店はあるが、一旦通わなくなるから記念に・・・見えない分もあるけど買い出し、今日の分は一旦終了。 必要なものを一気に買い揃えたのでカンタンに樋口一葉さんが居なくなった。笑 そこで、今日の買い出しはもう営業終了!ということにした。そんな日もある、ある。

帰宅後は4箱分の段ボールに春・夏物の服や小物、本などを詰めた。若干足りなかったが入る分だけ入れることにして、一件落着〜。改めて最後なんだなとおもうと寂しくなるが次のステップに進むのが楽しみだから大丈夫(なにが笑)いままでありがとう地元!と感謝して、ガムテープで梱包した。


これからよろしく、新しい街。

poconyan.





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