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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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2020年5月の記事一覧

「達成欲」という資質

「達成欲」という資質

昨日書いたストレングスファインダー、
とても奥が深く、頭の中を整理したい
動機もあるので、ちょくちょく折に触れ
書いていきたいと思う。

テストを受けることで、34もの資質に
順番が付けられ、どの資質がよく自分に
当てはまるのかが分かるのだが、
自分の結果の中で1位となったのが
「達成欲」という資質であった。
今日はその話を少しばかりしたい。

34ある資質のうち、世界で最も出現
率が高いのが、こ

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負荷をかけてこそ伸びる

負荷をかけてこそ伸びる

GWの走り納め、雨が降って来る前に
と思い、朝一でハーフの距離を走って
きた。
最近は、ランナーもマスクをするのが
「常識」という世間の空気が作られて
きているため、気が進まないながらも
マスクを付けて走る。

体調は悪くないし、気温もちょっと
肌寒い位でランにはもってこい。
しかしながら調子が上がらない。
明らかにマスクが原因だ。

「スッスッ、ハッハッ」
昨年のNHK大河ドラマ『いだてん』

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「避密の花園」に思う

「避密の花園」に思う

「三密を避ける」がキーワードとなり、
人々の頭の中に意思決定基準の一部と
して、あるいは行動基準として、
すっかり根付いてしまった感がある。
コロナ騒動が落ち着いたとしても、
この基準は定着したまま、元には
戻らないのだろうな、と思う。

密を避ける、なので、これって
「避密(ひみつ)」
だなぁ、と言葉遊び。
きっと既にこの言葉を使っている
人もいるに違いない、そう思って
ググってみると、昨日の東

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強み、強み、強み、強み、強み

強み、強み、強み、強み、強み

お経のように、いや念仏のように、
「強み、強み、強み、、、」
と唱えてみる。
あるいは、タイトルにあるように
ひたすら書き綴ってみる。

ふと、「強み」という言葉自体が
何を意味しているのか分からなく
なり、不安が押し寄せる。

すぐに呼吸を整えて、落ち着いて
字面を見る。
もう一度、念仏のように唱える。

そして、その「強み」をこそ、
自分の人生に生かすのだ!と
心に刻み込む。

「強み」という

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タイムマネジメント

タイムマネジメント

若手からベテランまで、
ビジネスパーソンであれば
誰でも必要とされるスキルの
一つに、タイムマネジメントが
挙げられるだろう。

日本語に訳すと「時間管理」。
しかし、この言葉は非常に
ミスリーディングだ。

時間を管理する。
そのままの訳に見える。
何がいけないのか、さっぱり
手掛かりがない、と思われる
かもしれない。

しかしながら、
「時間を管理する」
という言葉からは、
何のために管理する

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身の回りをきれいに保つことの効用

身の回りをきれいに保つことの効用

鍵山秀三郎さんといえば、
イエローハットの創業者であり、
掃除の達人。
今や、「掃除の人」としての方が
有名かもしれない。
私が唯一サブスクリプションで購読を
している雑誌、『致知』においても、
度々取り上げられるし、
それ以外の雑誌やWeb上の記事、
その他様々なメディアに取り上げ
られているので、知らない人の方が
少ないくらいだろう。

著書も多数あって、基本的に「掃除」の
ことしか語っていな

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変わらないために変わる

変わらないために変わる

「変わらない」と「変わる」は
当然ながら正反対の意味。
だから、
「変わらないために変わる」
と言われても、一瞬キョトンとなる
のが普通だ。
明らかに「矛盾」だと感じる向きも
多いかもしれない。

しかし、「変わらない」と「変わる」
それぞれの主語や目的語次第で、
十分意味を成り立たせることは可能。

日本語の場合、主語や目的語を
文脈次第で大幅にカットしても、
何となく意味が通じているような

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正しい数字を把握する

正しい数字を把握する

5月最後の週末。
暑すぎない、程よい気候に恵まれ、
正に絶好のラン日和。
2週間前にふくらはぎを痛めたため、
痛みが出ない程度のペースでだまし
だましのランは今日が3回目。
前2回は、普段よりもキロあたり
30秒~1分ほどペースを落として
走っており、今日はもう少し上げ目
で行こうかな、などと考えながら
走り始めた。

ところが、1㎞地点の随分手前で、
アプリが「1㎞到達」を告げ、
「ペース 1㎞

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「三方よし」より「四方よし」

「三方よし」より「四方よし」

3日前に、伊那食品工業の最高顧問
である、塚越寛さんの著書を簡単に
紹介した。

Facebookの方にこの noteの記事をシェア
しているのだが、そこで若き友人から
付いたコメントが、
「四方よしがとても心に残っている」
という内容。
私自身、全くの同感である。
先般紹介した際は、中身の紹介をあえて
さらっと済ませてしまい、この
「四方よし」も端折ってしまったので、
もう少し詳しく書いておこう

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