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「達成欲」という資質

昨日書いたストレングスファインダー
とても奥が深く、頭の中を整理したい
動機もあるので、ちょくちょく折に触れ
書いていきたいと思う。

テストを受けることで、34もの資質に
順番が付けられ、どの資質がよく自分に
当てはまるのかが分かるのだが、
自分の結果の中で1位となったのが
「達成欲」という資質であった。
今日はその話を少しばかりしたい。

34ある資質のうち、世界で最も出現
率が高いのが、この資質だ。
ということは、グローバルスタンダード
に当てはめると、私はかなり平均的だと
言えることになる。
しかしながら、日本では出現率で
15番目にとどまるそうで、私は異端
とまでは言わないが、平均的ではない
ということらしい。

この資質、名前の通りで、
「何かを成し遂げたい、達成したい」
という恒常的な欲求を持っている、
ということだ。
勤勉で、体力があり、暇よりも忙しい
状態を好む、とある。
生産的であることに大きな満足感を
覚える、ともある。

小さい頃から勤勉さには定評があった、
と自分では思っている。
体力も然りで、短距離は大して速く
なかった(むしろ遅かった)が、
長距離はいつも上位の方に食い込んで
いた。
どうせやるからには、ちゃんと成し遂げ
たい、達成したいという欲は、自分に
どうして備わっているかと言われると、
理由までは説明できないが、自分が
歩んできた道を振り返れば、なるほど
確かに納得である。

この資質が高い人は、ワーカホリックに
なりやすいのだという。
今どきは「昭和な働き方」と言えば
通りが良いだろうか。
「セブンイレブン」という有り難く
ないあだ名を付けられそうになった
こともある私にとっては、これまた
腑に落ちる話だ。

とにかく、この資質が高いということ
は、エネルギーに溢れているという
ことなのだ。
下手すると暑苦しい奴なわけだが、
上手に使えばガンガン前に進んで
いってくれる「頼もしい存在」。

いわゆる「外資系」に勤める人、
結果責任を強調するカルチャーの
会社に勤める人は、この「達成欲」
資質が高いと重宝するだろう。
セールスや、私のようなマーケターに
のように、売上や市場シェアなどの
数値目標に向けて自分を駆り立てて
行くことが求められる職種では、
この資質を存分に活かすことが
できそうだ。

注意すべきは、自分が数字の達成に
意欲を燃やしていて、ガンガン前に
進みたいからといって、周囲に目も
くれずに突き進んでいると、足元を
すくわれかねない点。
自分を客観的に見ることのできる
資質を発揮して、あるいは他人との
調和を重視する資質を発揮して、
周囲とあつれきを生じないように
よくよく注意しなければならない
ということを、今回の結果は示唆
してくれている。

というような具合に、自分の資質を
しっかりと見定めて、その良い点、
悪い点をうまいことコントロール
することができるよう、
「強み活用の達人」
への道を邁進したい。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。