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『物語のある鉱物図鑑』の裏側
3月下旬に『物語のある鉱物図鑑』という文庫サイズの本を出しました。
こんな感じで、鉱物にまつわる歴史、由来、偉人の物語を紹介しています。
で。
こういうきれいな写真を使った本をつくる時は、テスト印刷で特に色を気をつけてチェックします。
その時、ふと思うことがあるのです。
これって人生と同じだな、と。
たとえばこの目次ページ。
これはテスト印刷なのですが、白抜きの文字がちょっと読みにく
もしもサッカーの試合前におしっこしたくなったら
日曜日の14時。
男は困っていた。
サッカーの試合前におしっこがしたくなったからだ。
サッカーといっても、小学校の校庭を借りて知り合いと楽しむ草サッカー。
カラーコーンを四隅に置いただけのミニコートだ。
今日は12人来ているので6対6。
「そろそろ試合やりまーす」
リーダー格の声かけを聞きながら、男はまだ悩んでいた。
「おしっこしたい」
ただ、学校のトイレを借りるのも一苦労しそうだし
もしもマジメな新人と適当な課長が「成長」について議論したら
田中:マジメな新入社員
中村:適当な課長
田中:課長、プレゼンおつかれさまでした!
中村:あぁおつかれおつかれ。
田中:初めてプレゼンに同行して驚きの連続でした。
中村:そうかそうか。
田中:1つ質問なんですけど、
中村:なんだ?
田中:プレゼン後にクライアントが言ったこと覚えてます?
中村:なんか言ってたっけ?
田中:「NFTの施策もやりたい」って。
中村:あぁ言ってた言って
君たちはどうイキるか
イキる。
これは「粋(いき)がる」が語源といわれています。
○粋がる
自ら粋(いき)だと思って誇る。
強がる。
虚勢を張る。
(参考:『広辞苑第七版』)
生きていると必ずイキる瞬間があります。
この世にイキったことのない大人などおそらくいません。
「イキる」には、いくつかパターンがあると思います。
1組織でイキる
「○○大学出身だ」
「大手企業で働いてる」
など、所属する(した)組織
もしも「大人は一生変われない」と気づかされたら
源田さん:入社8年目の先輩(ゲンゴロウと呼ばれている)
丸井くん:入社1年目の後輩
源田:オレも新人時代はさ、いろいろグチってたんだ。
丸井:何をすか?
源田:その前に1つ聞いていい。
丸井:?
源田:オマエいま、仕事に不満ある?
丸井:ありまくりですよ。
源田:例えば?
丸井:給料安い、会社の出勤制度がダルい、先輩がウザい。
源田:オレも新人の頃、似たようなことを同期にグチって
もしも先輩と後輩がお互いにあだ名をつけたら
源田さん:入社8年目の先輩(後輩たちに陰で「ゲンゴロウ」と呼ばれてる)
丸井くん:入社1年目の後輩
源田:オマエさぁ、いつも正論っぽいこと言うだろ?
丸井:「正論っぽい」じゃなくて「正論」ですけどね。
源田:そういうとこ。
丸井:何がすか?
源田:そういう理屈っぽい指摘がウザいの。
丸井:ゲンゴロウさんだけですよ、そう感じてるのは。
源田:いやいや、オマエ、うちらの間でさ・・・
丸