見出し画像

もしも『もしも虫と話せたら』が重版したら

音楽家・坂本龍一さんは、かつてこんな言葉を残しています。

ホモ・サピエンスという種はたかだか二〇万年ぐらいしか経っていない、種としては幼稚なものだと思うんですよね。生物学的な時間で見れば、ついこの前まで狩猟採集をしていて、産業革命からはせいぜい二〇〇年くらいしか経っていません。僕は生物学は素人ですけれども、生物の種というのは平均一〇〇万年くらい生きるんじゃないかと思っていて、そうすると人類はまだほんの赤ん坊で知恵も浅い生き物なんですよね。
『音楽と生命』(著:坂本龍一・福岡伸一)



10月に『もしも虫と話せたら』が重版となりました。
トップ画像の右側が2刷、帯が変わってます。
発売から3年、すごくうれしいです。

『もしも虫と話せたら』は、「人から学ぶな。虫から学べ。」をテーマに、人が虫と話しながら生き方を考える会話形式の本です。
約5億年前から地球で暮らしている昆虫は、地球上の生物として人間の大先輩。そんな彼らから何か学べるかもしれない・・・あっ、いま真面目ぶって書いてますが、実際の本の内容は

かなりダジャレ多めです。



制作時のラフを見返してみたのですが、


私の描いたヘラクレスオオカブトのラフ


じゅえき太郎さんの描いたヘラクレスオオカブト



私の描いたミツバチのラフ


じゅえき太郎さんの描いたミツバチ



私のラフ、ひっでーな。



「カブトムシは実は暑いの苦手」というのを表現するために、


うちわであおぐカブトムシ(のつもり)のラフ


私はこんなラフを渡したんですが、じゅえき太郎さんは



こんな感じで仕上げてきました。
ホントさすがだよなぁと思いました。


『もしも虫と話せたら』
本屋さんで見かけたら、チェックしてもらえるとうれしいです。
(まだ初版が置かれてるとこが多いと思います)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?