記事一覧
衣|野良着を自分で縫う
4年越しに出来上がった藍染のはかま
今年になって、4年越しの藍染のはかま(ズボン)が完成した。9月から始めた畑に合わせて、新しい農作業用のユニフォームが欲しくなって、4年間も放置していた作品づくりに取り掛かったのだ。このはかまは大学を卒業して就職した最初の1年目の春に縫い始めたのだが、慣れない8時間労働の日々の中、こういう藍染の服を縫ったり着る気分になれず、ほったらかしていた。そんなこんなでコロ
フィンランドの手仕事「フェルティング」とセルフケアのお話し
ハロウィンも終わって、冬が到来する頃、クリスマスの準備のためにフェルトでできた小人の飾りを出してみた。この小人は、フィンランドに留学していた時に羊のフェルトをチクチクして自分で作ったもの。フィンランドの手仕事といえば、編み物や刺繍が有名だが、フェルティングの存在も欠かせない。小人を眺めていたら、なぜフィンランドではフェルティングという手仕事が広く愛されているのか、そんな問いが浮かんできたので、実体
もっとみる「自分どんな人間?」と、北加賀屋の街に問われる。
生まれも育ちも関東なので、いまだに大阪のまちは未知数で、私のGoogleマップ上では「行きたいスポット」のフラグが立ちまくっている。そんな大阪の中でも、中心地から離れているくせにやたらとフラグが乱立してて、異様な光を放っていたのがこの北加賀屋なのだが、この度お散歩しに行ってみたら、やっぱり思った通りとんでもないまちだった(2023年10月29日のお散歩の記録)
クリエイティブセンター大阪で自己喪
八王子の民話『猿塚』
八王子の民話を読み解くシリーズ第1話目『猿塚』
※参照『元八王子のむかしばなし』元八王子地域住民協議会広報部著
八王子の民話を絵にして読みときながら、
当時の八王子での暮らしや出来事を掘り出してみようという実験。
今回は『猿塚」のお話を取り上げてみる。
①話の流れを読み解いてみる
「無心」様というお名前のお坊様という事だけど、
「無心」という名前に、このお話の核をつくような意図がありそうな予
まずは自己紹介(更新途中)
このZINEのテーマにあたる「手仕事」と「サスティナビリティ」という
2つの関心ごとが私の中で生まれていった経緯について、まず、最初にお話しをしたい。色々な事項が人生に関連しすぎて整理しながら書いてみるも、えらく長くなってしまったのは、悪しからず。
小学生時代の織物と草木染めに関する自由研究
小学生といえば、自由研究。
類に漏れず毎年テーマを考えあぐねていた小学5年生の私が、苦し紛れに家の中を